[配信] 5/23-24 TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAM 〜 オンライン音楽フェスティバル
東京JAZZ 2019 ダイジェストビデオ
Text by Hideo Kanno 神野秀雄
「TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAM」は、5月23日(土)・24日(日)とも20時から、東京JAZZ 公式YouTubeチャンネルで無料配信される。当初より出演を予定していた上原ひろみ、小曽根真、平原綾香、ディマシュ・クダイベルゲン、ジョシュア・レッドマンをはじめ、日本、アジア、アメリカ、ヨーロッパからのパフォーマンスが届く。上原ひろみとジョシュア・レッドマン、TRI4THとチャイナ・モーゼスなどのコラボも。チック・コリアなど東京JAZZに縁が深いアーティストも出演し、メッセージやこれまでの演奏を届ける。23日午後には2017〜19年をNHK-FMでプレイバック、23日夜には「東京JAZZ 2019」をNHK-BSPで放映する。(なお、小曽根 真の定例ミニコンサート配信「Welcome to Our Living Room」は、23日は19時より開催。) 最新情報は公式Twitterも参照されたい。
TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAM
2020年5月23日(土) 20:00〜22:00
2020年5月24日(日) 20:00〜22:00
東京JAZZ 公式YouTubeチャンネルで無料配信
●出演予定アーティスト
※五十音順。リンクは公式アーティストウェブサイトへ。
2020年5月23日(土)
小曽根 真 featuring No Name Horses Makoto Ozone featuring No Name Horses
チック・コリア Chick Corea
マンハッタン・トランスファー Manhattan Transfer
スティル・ドリーミング with ジョシュア・レッドマン、ロン・マイルス、スコット・コリー & デイヴ・キング
上原ひろみ Hiromi
上原ひろみ & ジョシュア・レッドマン Hiromi & Joshua Redman
ラリー・カールトン Larry Carlton
デヴィッド・サンボーン David Sanborn
ティグラン・ハマシアン Tygran Hamasyan
ミシェル・カミロ Michel Camilo
H ZETTRIO
ボブ・ジェームス Bob James
リー・リトナー Lee Ritenour
挾間美帆 m_unit featuring リオーネル・ルエケ
Miho Hazama m_unit featuring Lionel Loueke
2020年5月24日(日)
平原綾香 Ayaka Hirahara
fox capture plan
ミシェル・ンデゲオチェロ Meshell Ndegeocello
日野皓正 Terumasa Hino
Ovall × Ruri Matsumura
Ovall × Gotch
TRI4TH with チャイナ・モーゼス TRI4TH with China Moses
やのとあがつま (矢野顕子&上妻宏光) Yano et Agatsuma (Akiko Yano & Hiromitsu Agatsuma)
マイケル・リーグ from スナーキー・パピー Michael League from Snarky Puppie
小田朋美 × 中山晃子 Tomomi Oda × Akiko Nakayama
バルトロメイ・ビットマン BartolomeyBittmann
川口千里 Senri Kawaguchi
ロベルト・フォンセカ featuring ダナイ・スアレス Roberto Fonseca featuring Danay Suárez
ゴー・ゴー・ペンギン GoGo Penguin
ディマシュ・クダイベルゲン Dimash Kudaibergen
MC ハリー杉山 Harry Sugiyama
MC セレイナ・アン Celeina Ann
●コラボレーション・プロジェクト
上原ひろみ & ジョシュア・レッドマン Hiromi & Joshua Redman
Ovall × Gotch
TRI4TH featuring チャイナ・モーゼス TRI4TH featuring China Moses
小田朋美 × 中山晃子 Tomomi Oda × Akiko Nakayama
●「TOKYO JAZZ +plus」ライブ出演予定だったアーティストにフォーカス
小曽根真 Makoto Ozone featuring No Name Horses
小曽根真は、自身のビッグバンド No Name Horses 15周年を記念し、20歳のギタリスト山岸竜之介を迎えてロックに挑む『Until We Vanish 15×15』をリリースした。小曽根はオスカー・ピータソンから多大な影響を受けたことは知られているが、他方、ピアノよりもハモンドオルガンが出発点であり。高校生の頃、エマーソン・レイク&パーマー『展覧会の絵』をはじめ、プログレッシヴ・ロックに傾倒し、演奏もしていたという点にもあらためて注目したい。またメンバーのロック分野での経験も豊富であり、その積み重ねから生まれたときに重厚で自由な演奏を楽しみたい。なお、4月9日以降欠かさず、毎晩21時より自宅からのミニコンサート配信「Welcome to Our Living Room」を続けていて、毎晩7,000人以上が集う(23日は19時より開催)。小曽根 真からのメッセージはこちら。(悠雅彦によるアルバムレビュー)
小曽根 真 (piano) エリック・ミヤシロ Eric Miyashiro(tp、flh)、木幡光邦(tp, flh)、奥村晶(tp, flh)、岡崎好朗(tp, flh)、
中川英二郎(tb)、マーシャル・ギルクス Marshall Gilkes(tb)、山城純子(b-tb)、
近藤和彦(as, ss, fl)、池田篤(as, fl)、三木俊雄(ts)、岡崎正典(ts, cl)、岩持芳宏(bs, bcl)、
中村健吾(b)、高橋信之介(ds)
小曽根真 featuring No Name Horses 『Until We Vanish 15×15』
上原ひろみ Hiromi
上原ひろみは、スピード感と繊細さ躍動感に溢れたプレイで観客を魅了し、日本でもジャズファンに留まらず老若男女の幅広く層に愛されて東京国際フォーラムホールA(5,000人)をときに3日以上満席にし、ブルーノート・ニューヨークでの1週間公演を満席にする。ザ・トリオ・プロジェクトがアンソニー・ジャクソンの健康状態のため休止となったのは残念だが、最新アルバム『Spectrum』が大好評を得ながら、世界中をライブで駆け巡っている。今回はジョシュア・レッドマンとのコラボレーションも行う。
Hiromi – Spectrum (Live)
挾間美帆 Miho Hazama m_unit
ニューヨークを拠点に急速に世界中へ活躍の場を広げるジャズ作曲家・指揮者の挾間美帆は、自身のラージアンサンブル「m_unit」で音楽の冒険を続け、最新作『Dancer in Nowhere』がグラミー賞ノミネートとなった。2017年にデンマーク・ラジオ・ビッグ・バンド(DRBB)とともに初出場だったが、今ではDRBBの首席指揮者に迎えられている。2019年7月、ノースシー・ジャズ・フェスティバルの看板公演となる、名門メトロポール・オーケストラを指揮する大任を果たすなど、アメリカでヨーロッパでアジアで快進撃が止まらない。
挾間美帆からのメッセージ「ハービー・ハンコックの80歳によせて」
挾間美帆(cond)、土井徳浩(as)、庵原良司(ts)、竹村直哉(bs)、Jonathan Powell(tp)、林育弘(French horn)、
金子飛鳥(vn)、沖増菜摘(vn)、吉田篤貴(va)、島津由美(vc)、
香取良彦(vib)、佐藤浩一(p)、Sam Anning(b)、Jake Goldbas(ds)、Lionel Loueke(g)
挾間美帆 Dacer in Nowhere
スティル・ドリーミング with ジョシュア・レッドマン、ロン・マイルス、スコット・コリー & デイヴ・キング
Still Dreaming with Joshua Redman, Ron Miles, Scott Colley & Dave King
ジョシュア・レッドマンは、父デューイ・レッドマン、ドン・チェリー、チャーリー・ヘイデン、エド・ブラックウェルによる『Old and New Dreams』(ECM1154, 1979)へのトリビュートである『Still Dreaming』プロジェクト。ドラマーはブライアン・ブレードに代わり、バッド・プラスのデイヴ・キングが加わる。オーネット・コールマンやキース・ジャレットのファンにも気になるサウンドになりそうだ。マフレート・アイヒャーがECM創設当時に深く関心を持っていたサウンドにも近い。また、上原ひろみとのコラボレーションも楽しみだ。
(参考メンバー) Joshua Redman(sax), Ron Miles(tp), Scott Colley(b), Dave King(ds)
Still Dreaming with Joshua Redman, Ron Miles, Scott Colley & Brian Blade
Old and New Dreams
平原綾香 Ayaka Hirahara Premium Session ~Jazz Odyssey~
平原綾香は、ホルスト<惑星>から<木星>に日本語詞をつけた<ジュピター>でブレイクして以来、シンガーとして活躍し、クラシック曲、ジャズスタンダード、さらにミュージカルまで幅広く活躍してきた。もともとは洗足学園音楽大学ジャズ科でサックスを専攻していた。父の平原まことや仲間たちも迎えて「ジャズ・オデッセイ」と題したプレミアム・セッションも行ってきた。
(参考メンバー) 平原綾香 (vo), 平原まこと (sax), 則竹裕之 (ds), 岡田治郎 (b), 扇谷研人 (p)
平原綾香 My Favorite Things
ディマシュ・クダイベルゲン Dimash Kudaibergen
1994年、カザフスタン生まれの天才歌手ディマシュ・クダイベルゲンは、6オクターブに及ぶ驚異の音域と美声を日本の聴衆に披露する。(Instagram)
Dimash Kudaibergen (vo), Roman Alekseev (ds), Alexey Polubabkin (g)
Boris Akhmetov (g), Ilya Pokrovskiy (perc), Marsel Khakimov (bass)
Viacheslav Bystrov (keyb), Khamit Shangaliyev (back vo),
Arakelova Dzhordan (back vo), Zarina Bozhakova (back vo)
Dimash Kudaibergen