JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

閲覧回数 443,819 回

Local(国内)News

1/14-27 スティーヴ・ガッド・バンド 来日
4/6 ジェームス・テイラー 来日

Text by Hideo Kanno 神野秀雄

スティーヴ・ガッド・バンド JAPAN TOUR 2024
featuring マイケル・ランドウ、トラヴィス・カールトン、ジェフ・バブコ & ウォルト・ファウラー
STEVE GADD BAND JAPAN TOUR 2024
featuring MICHAEL LANDAU, TRAVIS CARLTON, JEFF BABKO & WALT FOWLER

Steve Gadd スティーヴ・ガッド: drums
Michael Landau マイケル・ランドウ: guitar
Travis Carlton トラヴィス・カールトン: bass
Jeff Babko ジェフ・バブコ: keyboards
Walt Fowler ウォルト・ファウラー: flugelhorn, trumpet

【公演日程】 詳細は会場名をクリック
1月14日(日) 16:30 19:30 ブルーノート東京
1月15日(月) 18:00 20:30 ブルーノート東京
1月17日(水)〜19日(金) 18:00 20:30 ブルーノート東京
1月12日(金) 19:00 山形テルサ遠藤商事 創業95周年記念特別協賛】
1月20日(土) 18:00 石川県立音楽堂
1月25日(木) 18:00 20:30 東京 コットンクラブ
1月27日(土) 18:00 高崎芸術劇場 スタジオシアター

【ブルーノート東京より配信】
1月14日(日) 19:30
見逃し配信: 1月14日(日) 22:00~1月16日(火) 23:59
詳細はこちら

2013年、ジェームス・テイラー・バンドを母体に活動を開始、ファーストアルバム『Gadditude ガッドの流儀』をリリースし、2013年10月にブルーノート東京で初来日公演となったスティーヴ・ガッド・バンド。『Gadditude』ではキース・ジャレット・ヨーロピアン・カルテットから<The Windup>と<Country>を収録し、前者をしばらくバンドのテーマ曲としていた。2018年の『Steve Gadd Band』は第61回グラミー賞ベスト・コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバムを獲得、2019年のブルーノート東京公演を収めたライヴ・アルバム『AT BLUE NOTE TOKYO』も第64回の同賞にノミネートされた。

その活動は11年目を迎え、さらに円熟し、確実なテクニックに裏打ちされながら、歌心に溢れ心が暖まるステージを楽しみにしたい。


●An Evening with James Taylor with His All-Star Band
2024年4月6日(土) 18:00 東京ガーデンシアター
2024年4月には、ジェームス・テイラー来日公演があり、スティーヴ・ガッドに加え、以前のスティーヴ・ガッド・バンドのメンバー、ジミー・ジョンソン、ケヴィン・ヘイズらも参加する。詳細はこちら

His All-Star Band
Jimmy Johndon ジミー・ジョンソン: bass
Deen Parks ディーン・パークス: guitar
Steve Gadd スティーヴ・ガッド: drums
Kevin Hays ケヴィン・ヘイズ: keyboards
Andrea Zonn アンドレア・ゾン: fiddle and vocals
Kate Markowitz ケイト・マルコウィッツ: vocals
Dorian Holley ドリアン・ホリー: vocals

●余談:パット・メセニー&ライル・メイズ<James>と竹内まりや<元気を出して>
なお、全くの余談だが、『Pat Metheny / Offramp』(ECM1216, 1981年録音)に収録された、パットとライル・メイズの共作による<James>は、ジェームス・テイラーにinspireされて書いた曲で、トリオレコードから邦題『愛のカフェオーレ』でリリースされた際には邦題<ジェームス・テイラー>となっていた。他方、ジェームスと離れたカーリー・サイモンを想って竹内まりやが書いた<元気を出して>(1984年 薬師丸ひろ子のアルバムでリリース)が不思議に曲風が似て心地よいのが興味深い。

Mercy On Your Soul(Jeff Babko) at Blue Note Tokyo, 2023
Steve Gadd (ds), Michael Landau(g), Travis Carlton(b), Jeff Babko(key), Walt Fowler(flh,tp)

The Windup (Keith Jarrett) at Blue Note Milano on May 5, 2017
Steve Gadd (ds), Walt Fowler (flgh) Michael Landau (g), Kevin Hays (p, keyb), Jimmy Johnson (b)

BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA by ERIC MIYASHIRO with Steve Gadd
Way Back Home

ジェイムス・テイラー、一夜限りの来日公演決定!

神野秀雄

神野秀雄 Hideo Kanno 福島県出身。東京大学理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。保原中学校吹奏楽部でサックスを始め、福島高校ジャズ研から東京大学ジャズ研へ。『キース・ジャレット/マイ・ソング』を中学で聴いて以来のECMファン。Facebookグループ「ECM Fan Group in Japan - Jazz, Classic & Beyond」を主催。ECMファンの情報交換に活用していただければ幸いだ。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください