Jazz and Far Beyond

偉大なチーム・プレイヤーに徹し、バンドリーダーとしての野心を持たなかったクリステンセンにもECMに1作だけ自身の名前を冠したアルバムがある。
ヨンはその演奏が必要としているものを瞬時に直感し、瞬時に対応できる極めて稀な魔法のような能力を持っていた。
そこから僕の音楽の方向性は変わり、「ドラム」という概念を捨て去ることができた。
北欧の共演者が多かったが、Keith Jarrettのヨーロピアン・カルテットの一員として、替えの効かない存在感を示した。
ヨン・クリステンセンが空の彼方へ旅立った。一つ年上のヤン・エリック・コングスハウクが旅立った 3ヶ月後に、というのはいくら神の思し召しとしてもいささか出来すぎていやしないか?と思う。
貴方がいなかったら今のジャズの形はないと思います。
北欧の巨匠が、世界中のドラマーに身をもって示した新たなアプローチと哲学。
Jon Christensen from early years (1974~1978)
キース・ジャレット、ヤン・ガルバレクをはじめ多くのミュージシャンと共演し、ECM50年間を通じて最重要ドラマーであったヨン・クリステンセンがオスロで亡くなった。