1/20 CD『沖至・ラスト・メッセージ・ウィズ・佐藤允彦』リリース

閲覧回数 13,758 回

2020年8月25日パリで病没したトランペッター沖至の最後の録音が1月20日リリースされる。2018年10月7日、渋谷公園通りクラシックスで行われたピアニスト佐藤允彦との最初で最後のデュオ演奏を収録した『沖至・ラスト・メッセージ・ウィズ・佐藤允彦』。ふたりは1960年代末、富樫雅彦(ds)と佐藤允彦を双頭とし、高木元輝(sax)と共に沖が参加して結成された伝説のバンドESSG(実験的音響空間集団)で共演して以来の盟友。1941年生まれの同い年でもある。77分に及ぶ即興演奏はそれぞれのソロ1曲ずつと5曲のデュオ演奏からなり、佐藤が自ら録音、編集した。

「25年ぶりに聴く彼のトランペットは、公園通りクラシックスの音響空間にとてもしっくりマッチしていた。冒頭の10分ほど私は彼の気持ちを乱すのを恐れて一音も弾かず、しばらく会わない間に深まった彼の音楽に浸った。」(佐藤允彦)

「定刻、沖さんのソロで始まったが、佐藤さんは微動だもしない。5分、6分。沖さんの一人旅が続く。昔、LP『ジャズ・コレクターズ・アイテム』で、モンクがマイルスのソロにバッキングしなかったことを思い出した。7、8分を過ぎ、10分位経った所で、静かに佐藤さんが入って来た。まるで、風林火山だ。沖さんがこんなに気持良さそうに、そしてタップリとソロを吹いているのも珍しかった。佐藤さんはやがて超迫力のソロを展開する。』(カポネ副島、ライナーノートより)

『Itaru Oki/Last Message with Masahiko Satoh』
Super Fuji Discs/DiskUnion FJSP422 ¥2,500+税(2021.1.20発売予定)
沖至 (trumpet, native American flute)
佐藤允彦 (piano)
2018年10月1日 渋谷公園通りクラシックス「邂逅/佐藤允彦・沖至DUO」より
録音・編集:佐藤允彦

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。