JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

ロバート・グラスパー・エクスペリメント

international(海外)News

9/16 『ロバート・グラスパー・エクスペリメント/アート・サイエンス』世界同時リリース

本作は初めてバンド・メンバー全員、ロバート・グラスパー(p, key) 、ケイシー・ベンジャミン(sax)、デリック・ホッジ(b) &マーク・コレンバーグ(ds) がニューオリンズのスタジオに2週間籠り、プロダクション、ソングライティングそしてヴォーカルまでシェアした意欲作。

続きを読む
Features特集『今、ロバート・グラスパー』No. 209

特集『今、ロバート・グラスパー』

2013年と2014にグラミー賞を受賞したアルバムを通じて獲得したヒップホップ/R&B系のファンに「ジャズ・トリオを紹介するために」、それもジャズの曲ではなく、「彼らがよく知っている曲を通じてジャズを好きになってもらう」ことを意図して制作されたのだ。

続きを読む
Concerts/Live Shows特集『今、ロバート・グラスパー』No. 209

#832 ロバート・グラスパー・エクスペリメント× 西本智実 シンフォニック・コンサート

今回は、企画準備等に少しずつ無理や詰めが甘い点もあって残念であったが、とにかく勢いを持って「実験=エクスペリメント」してみたら、思いのほかよく、RGEサウンドの有効な拡張を見ることができたという感がある。

続きを読む
CD/DVD Disks特集『今、ロバート・グラスパー』ヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 209

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #1 ~『ロバート・グラスパー・トリオ/カヴァード』

筆者は恥ずかしながら「ロバート・グラスパー・エクスペリメント」以外の彼の活動をまったく知らなかった。今回の新譜、『カヴァード』について解題執筆の必要があって初めてブルーノート契約時の2作はトリオだったと学んだ次第。急いで試聴してみると、当時はもっとストレートなジャズ寄りの演奏をしていたのだと知った。10年前の話だ。

続きを読む
CD/DVD Disks特集『今、ロバート・グラスパー』No. 209

# 1232 『ロバート・グラスパー・トリオ/カヴァード』

さて、本作『カヴァード』。グラスパーのピアノ、やはり上手い。ブルーノートに居るような柔らかさ。でも、揺れている。余裕が甘さにすべる。個性やアクはない。おれはピアニストとして立っているわけではないから、と、打音が言う。

続きを読む