No. 292 – JazzTokyo

Cécile McLorin Salvant（シシール・マクロリン・サルヴァント）はまさに新世代のアーティストだ。これまで出したアルバム全てでグラミーを受賞している。３月に発表になった『Ghost Song』ですっかり虜になってしまった。このアルバムを通して彼女の魅力と育った特殊な環境、そして才能とは何なのかを探ってみた。

カンザス・シティの人と音楽　竹村洋子 No. 292

カンザスシティの人と音楽 #58 チャーリー・パーカーの愛娘、プリー・パーカーの墓石が語るもの
Charlie Parker’s daughter, Pree Parker’s headstone

2022年8月6日2022年8月5日竹村洋子 0件のコメントバード、チャーリー・パーカー、チャン・リチャードソン、プリー・パーカー、マウント・ホープ・セメタリー

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UMKCのチャック・ヘディックス氏からチャーリー・パーカーの愛娘、プリー・パーカーの墓石の写真が送られてきた。

Jazz à la Mode　竹村洋子 No. 292

ジャズ・ア・ラ・モード＃58 カウント・ベイシーの『モンキーバック・スーツ』その2
Count Basie in the monkey-back suits Part 2

2022年8月6日2022年8月8日竹村洋子 0件のコメントカウント・ベイシー、デューク・エリントン、アルバート・マレイ、モンキーバック・スーツ、ピンチバック・スーツ、カウント・ベイシー・スウィンギング・ザ・ブルース

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1930年代に流行した『モンキーバック・スーツ』とカウント・ベイシーのバンドリーダーとしての装い。

小野健彦の Live after Live No. 292

小野健彦のLive after Live #236~#242

2022年8月6日2022年8月6日小野健彦 0件のコメント纐纈雅代、瀬尾高志、米木康志、橋本一子、八木美知依、TReS、早坂紗知、永田利樹、RIO、秋田慎治、元岡一英、芳垣安洋、加藤一平、小森慶子、板垣光弘、三科律子、米田裕也、Lady Jane、なってるハウス、横濱エアジン、ニカズ、治田七海、吉木稔、松井秀太郎、河野広明、Gateone、梶原まりこ、NO TRUNKS、渡辺隆雄、Uundercurrent 4、利光玲奈

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引き続き感染対策ゆめゆめ怠らず快調に進むLAL。少々時計の針を戻し、本号では遡ること皐月、黄金週間に巡った充実の現場7本をご紹介。

風巻隆「風を歩く」から No. 292

風巻隆「風を歩く」から vol.5 「Vedda Music Workshop 」

2022年8月6日2023年3月28日風巻隆 0件のコメントミルフォード・グレイヴス、竹田賢一、間章、小泉文夫、即興演奏、風巻隆、EEU、Vedda Music Workshop、霜田誠二、10ミニッツ・ソロ・インプロヴィぜーション

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「即興」というものはある種の身体感覚で、それまでの自分の殻を破ることで自分の体の内側から新しい音が現れてくる…

CD/DVD Disks No. 292

#2194 『精魂（セイコ）＝灰野敬二&沖縄電子少女彩 / 愉楽』
『Seiko = Keiji Haino & Okinawa Electric Girl Saya / Yuraku』

2022年8月6日2022年8月7日剛田武 0件のコメント灰野敬二、地下音楽、improvisation、ambient、keiji haino、electronics music、underground music、rock、沖縄電子少女彩、Okinawa Electric Girl Saya、ethnic、gospel、spiritual

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灰野も彩も、言葉や旋律のないヴォイス・パフォーマンスを得意としているからこそ、「歌」だけでなく「声」によるコラボレーションこそが精魂の個性となり得るのである。

CD/DVD Disks Jazz Right Now No. 292

#2193 『カール・ベルガー＋マックス・ジョンソン＋ビリー・ミンツ／Sketches』

2022年8月6日2022年8月5日齊藤聡 0件のコメントカール・ベルガー、マックス・ジョンソン、ビリー・ミンツ

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協和と不協和の間の緊張に身を晒し続けるカール・ベルガーの音。この巨匠の音に、ひとまわり下のビリー・ミンツが繊細さを与え、若いマックス・ジョンソンは柔らかくも太くもあるコントラバスでふたりのヴェテランの紐帯となっている。

CD/DVD Disks Jazz Right Now No. 292

#2192 『ショーン・ロヴァート／Microcosms』

2022年8月6日2022年8月5日齊藤聡 0件のコメントフリー・インプロヴィゼーション、ショーン・ロヴァート、コリン・ヒントン、パティ・キルロイ、マイケル・アティアス、ハニス・ブラウン、サンティアーゴ・レイブソン、ヴィニー・スペラッツァ

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インプロヴァイザーの演じる領域を用意したコンポジションであり、あるいは逆にコンポジションにインプロヴァイザーが自身の表現のために介入したものでもある。結果としての折衷ではなく、両者せめぎ合いの過程が音の緊張感となって刻み込まれている。

Concerts/Live Shows No. 292

#1228 角野隼斗＆エリック・ミヤシロ
〜ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ

2022年8月6日2022年8月19日神野秀雄 0件のコメントパット・メセニー、ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ、エリック・ミヤシロ、川口千里、中川英二郎、Eric Miyashiro、本田雅人、ライル・メイズ、Jazz Auditoria、川村竜、西村浩二、庵原良司、宮本貴奈、Blue Note Tokyo All-Star Jazz Orchestra、Hayato Sumino、角野隼斗、Cateen、ブルーノート東京・オールスター・ジャズ・オーケストラ、和泉宏隆、小池修

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ビッグバンド初挑戦にして、角野はピアノとビッグバンドのバランスを掴み、輝きのある歓喜のサウンドを生み出していた。角野の幅広い感性に加え、ピアノ・コンチェルトを鳴らしきる力とクラシックピアノのタッチがポジティヴに効いているように思えた。

Concerts/Live Shows No. 292

#1227 坂田明＆伊藤志宏デュオ

2022年8月6日2022年8月7日伏谷佳代 0件のコメント improvisation、坂田明、伊藤志宏、akira sakata、即興、Shikou Ito、Duo、アルトサックス、ピアノ、Cafe Beulmans、カフェ・ブールマンス、クラリネット、ヴォイス、ひまわり、ヘンリー・マンシー二

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伎倆やら経験やら天分の音楽性やらをすべてを含み込む「音色」において、坂田明と伊藤志宏ほど極めた存在は稀有なのだ。だからこそ、その邂逅を目撃したくてたまらなくなる。

Concerts/Live Shows No. 292

#1226 波多野睦美歌曲の変容シリーズ第15回　想いの届く日ふたたび～氷と熱の楽器バンドネオンと共に～

2022年8月6日2022年8月7日伏谷佳代 0件のコメント波多野睦美、北村聡、田辺和弘、Satoshi Kitamura、Kazuhiro Tanabe、Mutsumi Hatano、ピアソラ、バンドネオン、歌曲の変容、王子ホール、想いの届く日、アマポーラ、ソリチュード、アルフォンシーナと海、ラカジェ、ラミレス、ガルデル、コントラバス、ガット弦、私はマリア、ダウランドアンドカンパニー、古楽

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思えば蛇腹の抑制が生むリズミカルな律動など、三者三様の鼓動や息遣いがひとつの大きな有機体のように連なるユニットだ。余白が豊穣である。その包容力は、忘れがたい衝撃という類いのものではなく、身体に沁み込んだ記憶がさざ波のように寄せる瞬間を捉えた、静かな覚醒と充足。

Concerts/Live Shows No. 292

#1225 カール・ストーン＋吉田達也＋神田綾子 with 小林径

2022年8月6日2022年8月5日齊藤聡 0件のコメント吉田達也、カール・ストーン、フリー・インプロヴィゼーション、神田綾子、小林径

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時間の流れに沿った相互作用だけでなく時間軸を伸縮させる縦波を前提としたふるまい、三者ではなく自分自身の影をメンバーに呼び込んだ共演。それによる予期せぬ現象は三者の力量によって平衡を獲得するが、さらにそこから次の相と新たな現象・平衡へと移行する。驚くべきダイナミクスだ。

Interviews No. 292

Interview #250 イクエ・モリ

2022年8月6日2022年8月5日稲岡邦彌 0件のコメント巻上公一、田村夏樹、藤井郷子、ジョン・ゾーン、イクエ・モリ、no wave、レック、アート・リンゼイ、No NewYork、DNA

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今までお世話になったこの音楽コミュニティーの特に女性のアーティストたちを少しでもサポートできたらとは願ってます。

12/9, 11, 14 今井和雄３デイズ
マージナル・コンソート、今井和雄カルテット、今井和雄トリオ

2023年11月28日

今井和雄が活動を続けてきたコンセプトの異なる3グループの公演が「今井和雄３デイズ」と題して、12月に開催されるYPAM（横浜国際舞台芸術ミーティング）のプログラムの一環として行われる。
[配信] カーラ・ブレイ追悼特集〜大友良英のJam Jamラジオ／ジャズ・トゥナイト

2023年11月25日

2023年10月17日に87歳で亡くなったピアニストで作編曲家のカーラ・ブレイを偲んで、カーラを深く敬愛していた大友良英によるふたつのプログラムが放送された。期間限定で配信で聴くことができる。
12/02（土）Composers Showcase Tokyo @ 南青山Baroom　池本茂貴(tb), 中林薫平(b,el-b) & 秩父英里(p,kb)

2023年11月24日

気鋭の若手コンポーザー＆アレンジャーの池本茂貴(tb),中林薫平(b,el-b),秩父英里(p,kb)の3人が、一つのラージ・アンサンブルをシェアして、三者三様のオリジナル曲を聴かせてくれる、”Composers Showcase Tokyo”が、いよいよ始動。日本のラージ・ジャズ・アンサンブル・シーンに、新たな夜明けを告げるだろう。
ヨルダン・コストフ 2023年冬

2023年11月19日

マケドニア出身のヨルダン・コストフが来日し、関東でさまざまな音楽家たちと手合わせする。
謝明諺（シェ・ミンイェン／Minyen Hsieh） 2023年12月

2023年11月19日

台湾のサックス奏者・謝明諺（シェ・ミンイェン）が、今回12月のツアーにおいて日本を代表する面々との共演を行う。どれもが全く違う音楽になるであろうことは彼の音楽性の持つ柔軟性と力強さの証であろう。日本のジャズシーンに確実なフットプリンツを残していく謝明諺の演奏を、間近で観ることができる間に是非体験して欲しい。