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Jazz and Far Beyond

ウエス・モンゴメリー

CD/DVD DisksNo. 311

#2301『ウェス・モンゴメリー&ザ・ウィントン・ケリー・トリオ/未発表1965ハーフノート・レコーディングス』
『Wes Montgomery & The Wynton Kelly Trio / Maximum Swing: The Unissued 1965 Half Note Recordings』

ウェス・モンゴメリーというジャズギター界の巨人の圧倒的な存在感を示すライヴ・パフォーマンスが、今日このような完全な形で全貌を聴くことができるのは奇跡的だろう

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 309

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #98 Charlie Ballantine<Strange Idea>

今回は、偶然YouTubeで見つけたCharlie Ballantine(チャーリー・バレンタイン)という若手ギタリストを取り上げてみた。恐らく日本では全く知られていないと思う。インプロビゼーションでのフレージング、ギターのサウンド、エフェクターの使い方、曲のアイデアなど全てが新鮮な彼の音楽は不思議な魅力で聴くものを惹きつける。ほとんどネットに資料が存在しない彼を掘り下げてみた。

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Jazz à la Mode 竹村洋子No. 281

ジャズ・ア・ラ・モード #48 水玉模様とお月さま: Polka Dots and Moonbeams

ジャズのスタンダードナンバー<ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス:Polka Dots and Moonbeams>からファッションの話を一つ。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 272

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #61 Wes Montgomery <Days Of Wine And Roses>

筆者のアイドル、ウェス・モンゴメリーの解説を試みた。たった1年で習得したギターをもって、意図せず生まれたグルーヴ満載の特殊奏法と、卓越したライン構成から歴史に大きな刻印を残したウェス。モーツァルト同様シンプルに聞こえるのに技術的な難易度が高い部分とグルーヴ重視のボイシングを解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 252

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #41 Miles Davis <’Round Midnight>

1,500回近く録音されて、最も多く録音されているというこの曲、タイトルもコード進行も、メロディでさえモンクのオリジナルと異なるバージョンが普及している謎を取り上げて見た。そして筆者がタブーとしているマイルスのインプロの崇高なラインの解説も試みる。

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ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報Jazz Right NowInterviewsNo. 246

連載第33回 ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報
ジェシカ・アッカリー・インタビュー

ジェシカ・アッカリーは、現代ブルックリンにおける同世代のインプロヴァイザー・エキスぺリメンタリストの中でも傑出したギタリストである。注目すべきインタビューはメアリー・ハルヴァーソンから#MeTooにまで及ぶ。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 235

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #24 Grady Tate <Satin Doll>

今月8日に他界したグラディ・テイト、歌手としてグラミーにノミネートされるほどの成功を納めたが、ドラマーとして歴史に重要な痕跡を残したテイト。地味なようだが恐ろしくたくさんのセッションで名作に貢献している。彼の才能を正当に評価する他のミュージシャンたちに請われて多忙だった彼の特異なキャリア。なぜクインシー・ジョーンズやクリード・テイラーがそれほど彼を必要としたか。テイトの唯一無二のドラミング・スタイルを解説。

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