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Jazz and Far Beyond

トニー・ウイリアムス

From the Editor’s Desk 稲岡邦彌No. 298

From the Editor’s Desk #11 「ケイコ・ジョーンズという生き方」

エルヴィンの死を信じられないけい子さんはエルヴィン亡き後も二人分の食事を作り続けていたという。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説R.I.P. ジョージ・ムラーツNo. 283

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #72 George Mraz『Nardis』

ピアノ・トリオの魔術師、ジョージ・ムラーツが亡くなってしまった。実に色々なグループで楽しませてくれたベーシストだ。追従を許さなかった彼の特殊なスタイルや、ジャズに於けるベーシストの役割を超越していた彼の音楽を、リッチー・バイラークとのインタープレイを引き合いに出して解説。

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”稀代の興行師” 鯉沼利成の世界No. 279

”稀代の興行師” 鯉沼利成さんの軌跡 #6「Live Under The Sky 1977 VSOP]

1976年7月、アメリカ建国200年の”ニューポート・ジャズ・フェスティバル ・イン・NY  ’76” のスペシャル・ライブとして組まれていたこのVSOPバンドは、当初は何と! マイルス・デイビス(tp)が出演するプログラムであった。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説R.I.P. チック・コリアNo. 273

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #62 Chick Corea <Matrix>

前回のWesに続き、今回も筆者のジャズ初心者の頃に戻ってみた。まだマイルスを知らない頃の話だ。『Three Quartets』でチック・コリアに魅了され、次に何度も何度も聴いた<Matrix>の分析と、当時マイルスのバンドのフリージャズのスタイルに多大な貢献を残したチックの解説を試みてみた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 251

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #40 Wayne Shorter <The Three Marias>

ウェイン・ショーターの『Emanon』がグラミーを受賞した。2000年に結成した「Footprints Quartet」での4度目の受賞になる。「ユニークで実現困難なアイデアを実現させることにチャレンジする」ことを目指していると受賞式で語ったショーターの、言葉で言い表せない凄さを解説することを試みてみた。彼の天才的な作曲力はもちろん、彼の追従を許さないタイム感に焦点を置いてみた。

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音の見える風景 望月由美No. 241

音の見える風景 Chapter55 「トニー・ウイリアムス」 

これだけは間違いなく言える。彼のような奴は、後にも先にも、一人もいない。本当にただただすごかった…

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 235

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #24 Grady Tate <Satin Doll>

今月8日に他界したグラディ・テイト、歌手としてグラミーにノミネートされるほどの成功を納めたが、ドラマーとして歴史に重要な痕跡を残したテイト。地味なようだが恐ろしくたくさんのセッションで名作に貢献している。彼の才能を正当に評価する他のミュージシャンたちに請われて多忙だった彼の特異なキャリア。なぜクインシー・ジョーンズやクリード・テイラーがそれほど彼を必要としたか。テイトの唯一無二のドラミング・スタイルを解説。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 232R.I.P. ジェリ・アレン

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #21 ジェリ・アレン<RTG>

1トラック目から聴き始め、ぶっ飛びまくった。カーターとウイリアムスのグルーヴはマイルス時代よりさらに進化しているのに加え、ジェリは抜群のタイムの位置でグルーヴしまくりだ。

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InterviewsNo. 227

#152 川崎 燎 Ryo Kawasaki (Part 1)

今の僕のバンド LEVEL 8 のミュージシャン は全員 30 代。僕がエストニアに来た 17 年前には彼らはティーンエイジャーでまだまだミュー ジシャンとしては存在していなかったことになる。

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