JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

ジョージ・ルイス

特集『ECM: 私の1枚』

島原裕司 「Bill Frisell」
「ビル・フリゼールが新鋭だった頃」

キャリアが長く、その時期その都度さまざまな表現を試みてきたビル・フリゼールだが、その出発点はECMである。

続きを読む
Local(国内)News

10/1-2 ボンクリ・フェスティヴァル 2021 東京芸術劇場
Born Creative Festival 2021 by 藤倉 大

ロンドンを拠点に活躍する作曲家 藤倉 大が贈る『ボンクリ・フェス』。5年目の今年は前夜祭が加わり、邦楽演奏者の参加も増えた。スペシャルコンサートを中心にさまざまなワークショップや無料プログラムで楽しむことができる。アイヴィン・オールセット&ヤン・バング、ニルス・ペッター・モルヴェルのライヴ映像も「ノルウェーの部屋」で無料公開される。

続きを読む
ある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥No. 226R.I.P. ムハール・リチャード・エイブラムス

#33 シカゴAACM 10周年記念フェスティバル 1975

僕のジャズ・キャリアの中でAACMとECMに出会えたことはとても幸運だった。AACMのCMは Creative MusiciansだがECMのCMはContemporary Musicだ。Creative MusiciansとContemporary Music、これ以上、何を望めばいいのだろう …)。

続きを読む
Books~No. 201

A POWER STRONGER THAN ITSELF: The AACM and American Experimental Music

本作は単なる研究書、あるいはオーラル・ヒストリーに基づく歴史本を超えた著作となった。膨大なインタビュー、資料に基づき、時代的文化的背景、60年代の実験音楽の動向等をも含め多角的に検証し、歴史的パースペクティヴのなかでAACMを位置づけている。

続きを読む