定淳志 – JazzTokyo

このパフォーマンス2019（国内編）No. 261

2020年1月4日定淳志類家心平、纐纈雅代、improvisation、吉田野乃子、anthony braxton、即興音楽、Kyoko Kitamura、坪口昌恭、千葉広樹、角銅真実、国府弘子、Tri-Centric Foundation

#05 The Music of Anthony Braxton

アンソニー・ブラクストンの音楽の方法論と本質に触れた２日間３セットは、とりもなおさず、自分の音楽に対する受容に変更を迫る「体験」であった

Concerts/Live Shows No. 252

2019年4月6日定淳志類家心平、纐纈雅代、improvisation、吉田野乃子、anthony braxton、即興音楽、Kyoko Kitamura、坪口昌恭、千葉広樹、角銅真実、国府弘子、Tri-Centric Foundation

#1072 3/9~10 The Music of Anthony Braxton ～アンソニー・ブラクストン勉強会＆ライブ

アンソニー・ブラクストン音楽の方法論と本質に触れた極上の２日間３セット。

CD/DVD Disks No. 251

2019年3月2日定淳志 free jazz、saxophone、alt sax、Free Improvisation、Tom Weeks

#1595 『Tom Weeks / Mort à crédit: Alto Saxophone Solos 2017』

サンフランシスコの新世代アルトサックス奏者による、先達の影響と同時代的感性が同居した新たな『なしくずしの死』

CD/DVD Disks No. 250

2019年2月2日定淳志 free jazz、Dave Rempis、Tashi Dorji、Tyler Damon

#1585 『Kuzu / Hiljaisuus』

シカゴの昇龍デイヴ・レンピスが、タシ・ドルジ＆タイラー・デイモンと共に生み出した“雄弁な沈黙”

このディスク2018（国内編）No. 249

2018年12月29日定淳志 free jazz、吉田野乃子、john zorn、本山禎朗、佐々木伸彦、大久保太郎、渋谷徹、electric masada

#03 『Cubic Zero / Flying Umishida』

筆者が2018年の１年間に最も多くのライブに接し、最も記憶に残る、北海道在住ミュージシャンたちによる傑作

このディスク2018（海外編）No. 249

2018年12月29日定淳志 Eric Dolphy、Prince Lasha、Sonny Simmons、Clifford Jordan、Woody Shaw、Bobby Hutcherson、Richard Davis、Eddie Kahn、J.C. Moses、Charles Moffett、Bob James

#04 『Eric Dolphy / Musical Prophet (The Expanded 1963 New York Studio Sessions)』

エリック・ドルフィーのファンにとって2018年は、現在進行形のどんなジャズよりも、この歴史的音源リリースによって記憶される年となるだろう

このパフォーマンス2018（海外編）No. 249

2018年12月29日定淳志横山祐太、Kevin Corcoran

#05 ASHITA NO OTO #2

2018年、数々体験した来日ミュージシャンのライブの中で、ひときわ鮮烈な印象を残したのはケヴィン・コーコランのパーカッションプレイだった

CD/DVD Disks 特集『ピーター・エヴァンス』No. 249

2018年12月29日定淳志 peter evans、Sunjae Lee、Minki Cho、Junyoung Song、Chris Varga

#1578『Sunjae Lee / Entropy』

ピーター・エヴァンスが、韓国のスンジェ・リー・トリオに客演した旧交温めるセッション

CD/DVD Disks No. 247

2018年11月3日定淳志 free jazz、saxophone、Free Improvisation、Edoardo Marraffa

#1563『Edoardo Marraffa / Diciotto』

イタリアのテナーサックス奏者、Edoardo Marraffa による18年ぶりの無伴奏ソロ作品。マルチフォニックを駆使しつつ、荒々しくもナイーヴで、抒情的でありながらも勇壮な音と演奏に円熟を感じる

CD/DVD Disks 特集『ピーター・エヴァンス』No. 247

2018年11月3日定淳志 free jazz、ピーター・エヴァンス、jazz right now、peter evans、フリー・ジャズ、マイク・プライド、Free Improvisation、ティム・ダール、Tim Dahl、JAZZ ART せんがわ 2018、ny即興シーン、mike pride、levy lorenzo、david byrd-marrow

#1562 ピーター・エヴァンス同時リリース４作品レビュー

待望の初来日ツアーを終えたピーター・エヴァンスが、本誌 No. 245 の来日直前インタビューで予告していた新作４枚を、彼の主宰する More is More から同時リリース。本誌でも４作品を同時レビューする。

CD/DVD Disks Jazz Right Now No. 247

2018年11月3日定淳志 free jazz、jazz right now、Ben Cohen、Eli Wallace、Dave Miller

#1561『Cataclysmic Commentary / Audience Participation』

ブルックリンを拠点に活動するトリオのデビュー作。伝統のトリオ編成に現代的感覚を備えた、個性的かつ印象的な小品集。

CD/DVD Disks No. 246

2018年10月6日定淳志 jazz right now、Jessica Ackerley、Mat Muntz、Nick Fraser、Mary Halvorson

#1552 『Jessica Ackerley Trio / Coalesce』

ポスト「メアリー・ハルヴァーソン」、ジャズギターの新星によるデビュー作。ハルヴァーソンとは異なる個性の発展を期待させる。

CD/DVD Disks No. 245

2018年9月1日定淳志 free jazz、improvisation、anthony braxton、jazz right now、Ingrid Laubrock、Kyoko Kitamura、Ken Filiano、Dayeon Seok

#1547 『Kyoko Kitamura’s Tidepool Fauna / Protean Labyrinth』

ＮＹ在住のヴォーカルインプロヴァイザー、コンポーザーの北村京子がリーダーを務めるカルテット「Tidepool Fauna」のデビューアルバム。言葉を排した北村の「声」を起点に、モノクロームの夢境を彷徨うような玄妙な美しさが作品全体を透徹する。

CD/DVD Disks 特集『ピーター・エヴァンス』No. 243

2018年6月30日定淳志 peter evans、Cory Smythe

#1534 『Cory Smythe & Peter Evans / Weatherbird』

ピーター・エヴァンスとコリー・スマイス、90年前の歴史的デュオへの“返歌”

CD/DVD Disks No. 242

2018年6月2日定淳志 free jazz、Matt Piet、Charlie Kirchen、Julian Kirshner

#1526 『Matt Piet Trio / LIVE IN CHICAGO』

シカゴのライジングスター・ピアニストによる、脳の快楽であると同時に身体に響くライブ集成

CD/DVD Disks No. 242

2018年6月2日定淳志 free jazz、improvisation、現代音楽、Anthony Pateras、Scott Tinker、Erkki Veltheim

#1525 『North Of North (S/T)』

オーストラリアの現代音楽演奏家たちによる格調高い「フリージャズ」

CD/DVD Disks No. 241

2018年5月5日定淳志 free jazz、Gerald Cleaver、Travis Laplante

#1514 『Subtle Degrees / A Dance That Empties』

気鋭のサックス奏者トラヴィス・ラプランテと、現代最高のドラマーであるジェラルド・クリーヴァーによる、聖性すら宿る「結晶」デュオ。

CD/DVD Disks No. 240

2018年4月1日定淳志 free jazz、Christian Lillinger、Achim Kaufmann、Pierre Borel、Tobias Delius、Christopher Dell、Robert Landfermann、Jonas Westergaard

#1503 『Christian Lillingers Grund / C O R』

Christian Lillinger 率いるオールスターグループの最新作にして、レーベル設立第一弾。一曲一曲が奇妙な小宇宙である全編にわたって、彼の美学とスネアドラミングが行き渡っている

CD/DVD Disks No. 239

2018年3月3日定淳志石田幹雄

#1494 『石田幹雄 / 時景』

石田幹雄の「真骨頂」をとらえた、待望のソロピアノアルバム

CD/DVD Disks No. 239

2018年3月3日定淳志 free jazz、Peter Kuhn、Dave Sewelson、Alex Cline、Dan Clucas、Scott Walton

#1492 『Alex Cline, Dan Clucas, Peter Kuhn, Dave Sewelson, Scott Walton / Dependent Origination』

復活したピーター・キューンによる、「因縁生起」という名のスペクタクルなフリージャズ。

Concerts/Live Shows Interviews No. 239

2018年3月3日定淳志 free jazz、佐藤允彦、富樫雅彦、阿部薫、副島輝人、翠川敬基、沖至、吉田野乃子、高木元輝、吉沢元治、原尞、阿部辰也、藤川義明

#1002 1971年新宿～2018年札幌。阿部辰也の過去と現在、２つの「フリージャズ最前線」をめぐって

1970年代初頭、伝説の新宿ピットイン・ニュージャズ・ホールで若き日を過ごした阿部辰也。2018年、吉田野乃子らとともに「札幌 Free Jazz 最前線」と題したイベントに出演した彼の現在の演奏と、フリージャズへの思いをきいた。

CD/DVD Disks No. 238

2018年1月31日定淳志 free jazz、evan parker、Yedo Gibson、Vasco Trilla

#1484 『Yedo Gibson – Vasco Trilla / Antenna』

アムステルダム在住ブラジル人リード奏者 Yedo Gibson と、バルセロナ在住ポルトガル人パーカッショニスト Vasco Trilla による、コスモポリタン・デュオユニットの第２作。Yedo Gibson の“あれ”に心奪われる。

CD/DVD Disks No. 238

2018年1月31日定淳志 Marc Démereau、Fabien Duscombs、Sebastien Bacquias

#1483 『Fish From Hell / Moby Dick Wanted !』

フランスのトリオによる『白鯨』をテーマとした音楽劇。人間とモビィ・ディックの描き方の対比が趣深い。

CD/DVD Disks No. 238

2018年1月31日定淳志 Alex Ward、Alex Thomas、Tim Hill

#1482 『The Noise Eating Monsters / The Noise Eating Monsters』

「ノイズを食う怪物たち」３人による、ロックやフリージャズやファンクを取り込んだ楽しき即興音楽

このディスク2017（海外編）No. 237

2018年1月1日定淳志 Charles Gayle、Giovani Barcella、Manolo Cabras、チャールズ・ゲイル

#05 『Gayle Barcella Cabras / Live in Belgium』

フリージャズ界の至宝、チャールズ・ゲイルの最新作。たった一音で魂が震えるような音は健在。

このディスク2017（国内編）No. 237

2018年1月1日定淳志スガダイロー、Mr. Lonely Blue、池澤龍作、松本崇史

#06 『スガダイロー Little Blue／Summer Lonely』

この１枚ではなく、この１曲。アルバムとしてもむろん素晴らしいが、＜Round Midnight＞の超絶解釈にとどめを刺す。

このパフォーマンス2017（海外編）No. 237

2018年1月1日定淳志 free jazz、不破大輔、クリス・ピッツイオコス、improvisation、chris pitsiokos、jazz right now、大友良英、avantgarde、ショローCLUB、芳垣安洋、Sachiko M、山崎比呂志

#06 クリス・ピッツィオコス JAPAN TOUR 2017 札幌公演

クリス・ピッツィオコスの札幌公演は、彼の驚嘆すべきテクニック、山崎比呂志の鮮烈なドラム、ショローCLUBの面々の疾走などとともに記憶に残る２日間だった。

CD/DVD Disks No. 237

2018年1月1日定淳志 free jazz、frank lowe、Gerrit Hatcher、Eli Namay、Bill Harris、Frank Wright

#1472 『Devouring the Guilt / Devouring the Guilt』

ジャケットのアイスクリームのようには甘くない。が、とびきり旨い。シカゴ新世代テナーサックス奏者によるパワフルなフリージャズ。

CD/DVD Disks No. 237

2018年1月1日定淳志 free jazz、improvisation、jazz right now、avantgarde、Rent Romus、Collette McCaslin、Philip Everett、Ray Schaeffer

#1471 『Rent Romus’ Lords of Outland / In the darkness we speak a sound brightness and life』

鬼才レント・ロムスが長年率いる「Lords of Outland」の最新作は、おもちゃ箱のように楽しいもの面白いものを詰め込んだ、10編のポップなサウンドアート

CD/DVD Disks No. 236

2017年12月1日定淳志大友良英、Hannes Buder、Andrew Lafkas、Hannes Lingens、gravity

#1466『gravity / tree』

ドイツ出身のギタリスト、即興演奏家、作曲家Hannes Buder の新プロジェクト。ここで彼はギターではなく、チェロのみを弾いている。弦の響きが時の経過とともに織りなすドラマ性、時に荘厳さすら感じさせる幽玄美の中から、うっとりするような彼特有のリリシズムが透けてくる。

Concerts/Live Shows No. 236

2017年12月1日定淳志吉田野乃子、john zorn

#989 吉田野乃子 Birthday Live 『ののこ三十路祭り』

11月11日、吉田野乃子は30歳の誕生日を迎えた。第１部は彼女が近年取り組んでいるソロ、第２部が結成されたばかりの新バンド「エレクトリック・ヨシダ（仮）」。吉田の現在を映した、記念すべきライブとなった。

Concerts/Live Shows 特集『クリス・ピッツィオコス』No. 235

2017年10月31日定淳志高柳昌行、free jazz、橋本孝之、阿部薫、地下音楽、クリス・ピッツイオコス、improvisation、巻上公一、ornette coleman、ヒカシュー、jazz art せんがわ、chris pitsiokos、jazz right now、大友良英、avantgarde、前衛音楽

#975 クリス・ピッツィオコス JAPAN TOUR 2017 札幌公演『大友良英スペシャル3days』

クリス・ピッツィオコスJAPAN TOUR、札幌での2日間（9月26、27日）は大友良英との共演であり、いくぶんスペシャル感の強い2日間となった。大友 (g)、Sachiko M (sine wave)、山崎比呂志 (ds)、不破大輔 (b) 芳垣安洋 (ds)というベテラン勢と交歓した二日間を北海道在住のゲスト・コントリビューターがたっぷりとレポート。