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Jazz and Far Beyond

ミロスラフ・ヴィトウス

特集『ECM: 私の1枚』

伊東佑季
『Miroslav Vitous, Jan Garbarek / ATMOS
』
『ミロスラフ・ヴィトウス、ヤン・ガルバレク/アトモス』

管楽器とベースのデュオのあり方を覆された。
単音楽器同士とは思えぬ音の広がり、空間に紡がれる音を聞き、しがらみから解放された感覚になった。
初心に帰りたい時に聞く1枚。

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GUEST COLUMNNo. 299

Wayne Shorter Rest in Peace and Power by Oscar Deric Brown
追悼 ウェイン・ショーター by オスカー・デリック・ブラウン

ウェインのアドヴァイスは理論や構造は無視してメロディの動きに焦点を絞れ、ということだった。

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Local(国内)News

8/20 望月慎一郎、沢田穣治、福盛進也
〜Three Visions of a Secret at 神田 Lydian

『望月慎一郎/Trio 2019』の録音メンバー、望月、福盛進也に、ミロスラフ・ヴィトウスに代えて沢田穣治が参加したピアノトリオ。2月に京阪神ツアーがあり、待望の東京公演となる。

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R.I.P. ジョージ・ムラーツヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 283

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #72 George Mraz『Nardis』

ピアノ・トリオの魔術師、ジョージ・ムラーツが亡くなってしまった。実に色々なグループで楽しませてくれたベーシストだ。追従を許さなかった彼の特殊なスタイルや、ジャズに於けるベーシストの役割を超越していた彼の音楽を、リッチー・バイラークとのインタープレイを引き合いに出して解説。

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R.I.P. ジョージ・ムラーツHear, there and everywhere 稲岡邦弥No. 283

Hear,there and everywhere #32 追悼 ジョージ・ムラーツ

ジョージ・ムラーツとミロスラフ・ヴィトウス、同時代のジャズ・シーンを生きながらそれぞれが独自の道を歩んだ二人の偉大なチェコ・ジャズ・ベーシストのひとりが地上から姿を消した。

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R.I.P. チック・コリアNo. 275

CHICK COREA (1941-2021) by ECM

楽器に触れたい、作曲したい、演奏したいと思っている人たちは、そうしなさい。自分自身のためでなければ、皆んなのために。世の中が不要だと言えば、自分が楽しむためにやればいい

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R.I.P. チック・コリアNo. 275

ありがとう!チック・コリアさん by bassist 井上陽介

チック・コリアさんが急遽ベーシストの代役を探していると、小曽根真さんから連絡がありました。2016年9月のチック・コリア・トリロジーがアジアをツアーしていた時のことです。。。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説R.I.P. チック・コリアNo. 273

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #62 Chick Corea <Matrix>

前回のWesに続き、今回も筆者のジャズ初心者の頃に戻ってみた。まだマイルスを知らない頃の話だ。『Three Quartets』でチック・コリアに魅了され、次に何度も何度も聴いた<Matrix>の分析と、当時マイルスのバンドのフリージャズのスタイルに多大な貢献を残したチックの解説を試みてみた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説R.I.P. リー・コニッツNo. 265

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #54 R.I.P. Lee Konitz <Lover Man>

2年前に90歳でまだ元気にヨーロッパツアーをしていたリー・コニッツがCovid-19に倒れた。歴史にしっかりと足跡を刻み込んだコニッツ、その人気の謎を探る。楽曲解説部分ではブラッド・メルドーと触発しあってエキサイティングなインプロラインを生むその様子を掘り下げてみた。

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R.I.P. ジョージ大塚No. 264

思い出のジョージ大塚

ジョージ大塚の内外にわたる多彩な活動を思い出の写真とともにたどる

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ある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥R.I.P. ジョージ大塚No. 264

ある音楽プロデューサーの軌跡 #52「 ジョージ大塚との仕事」

ジャック(ディジョネット)のドラムはよく歌い、しなやかさが特徴だがジョージさんもまったく同じ。スケールが大きいところも共通している。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説R.I.P. チック・コリアNo. 259

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #48 Chick Corea <All Blues>

訳あってしばらく遠ざかっていたが、「Trilogy」トリオでまた聴きだしたチック・コリアだ。ボストン公演のライブ報告も含め、最新作『Trilogy 2』からマイルスの名曲、<All Blues>を取り上げてみた。多くに誤解されて演奏されているこの曲、チックの奇抜な解釈と、チック節のおしゃれなインプロラインを解説。

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No. 227R.I.P. ジョージ大塚R.I.P. 菊地雅章

Poo at ジョージ大塚「マラカイボ・コーンポーン」セッション

1978年5月、NYサウンド・アイディア・スタジオでのジョージ大塚「マラカイボ・コーンポーン」をプロデュースする菊地雅章。多くの “ECMアーチスト” が参加した。

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~No. 201ある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥

ある音楽プロデューサーの軌跡 #4 CD『シンフォニック BUCk-TICK イン・ベルリン』のベルリン録音

ベルリンの壁崩壊から半年後、壁際のスタジオでCD『シンフォニックBUCK-TICK・イン・ベルリン』をオノ・セイゲンの録音で制作した。

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