Jazz and Far Beyond
ジャズもインターミッション無しの長めのワンセット構成はいかがなものか?
ニルス・ヴォグラム「MUSE」が昨年発表したアルバム『Nils Wogram MUSE』(Nwog Records)がドイツジャズ賞 Deutscher Jazzpreisesインストゥルメンタル・アルバム部門で受賞した。ちょうどいい機会なので「MUSE」を含む彼の最近の活動について尋ねてみることにした。
ビレッジ・バンガードと並んで人気のあったクラブ「ビレッジ・ゲート」
大好きなTheo Crokerの新譜が発表された。前作に続く3部作の2作目だ。今回も最高の出来だが、前作とかなり違う。謎のアルバムタイトルの意味や、「ジャズは死んだ」と繰り返すそれぞれの曲の解説を、本人のコメントを交えて解説。
ビリー・ホリデイの数あるドレスの中に、胸に巨大なボウがついたドレスがある。
Blu-Rayの高画質、高音質を映画館でも反映すべきだろう。
春の訪れと共に晴れやかな心持ちで従前軌道への本格復調を見せ始める
今月号では、本年卯月に巡った充実の現場5本をご紹介。
即興であるにも拘らず、演奏に方向性を定めてその場で音楽を形作っていく…、この即興の方法論はその後ボクの音楽の作り方になっていった。
室館彩の声が気に入り、ドイツへ連れて行き翌年CDを地底レコードでリリースした。
阿部薫が尺八サックスを手にしていたのは1年そこそこだが、その尺八二本が50年ぶりに初めて公開される。
そもそも、(カーラ・ブレイに)妖気など初めからなかったのだ。
渋谷毅は教えてくれる。
わたしは、シャツ一枚を着てピアノを弾く姿、そしてそんな音楽を奏でる「渋谷さんが大好き」だ。
このトリオはテザード・ムーンよりも意志の力で抑制されており、それでいてテザード・ムーンに匹敵する音の強靭さを保っている。
彼らが吐き出す三つの音の蜘蛛の糸の絡み合いが、雑踏時代の人類と音楽の関係を再定義する兆しになれば是幸いである。
ブノワ・デルベックはボードレールや、パウル・ツェラン、ボリス・ヴィアンを愛していた、音楽よりも先に文学を好んだらしい。音楽でいうと、セロニアス・モンク、ポール・ブレイ、つまりは古典であると同時に前衛的なものに接し自身の「声たるものを」発見していく、…
『Swallow Tales』から2年を経てCOVID-19下で自宅録音した初ギターソロアルバム。ルーパーをシンプルに使い、セルフデュオ的で程よいエフェクトを組み合わせたような感覚の心地良いサウンドを創り上げた。
事前にライヴ収録を告げられたこともあってか初めての師弟共演は和やかな中にも常に緊張感を孕んだ演奏が展開された
来春にHibyとBroetzmannのツアーを予定しており、ぜひ皆さんのご協力をお願いしたい。
そこにはシューベルトの音楽がもつ稚気が降臨している。あるのはただ、人間による後付けの解釈などものともしない「永遠の実在」へのリスペクトだ。
犬の吠え声や野鳥の鳴き声が演奏・歌唱と共存し、芸術と自然がひとつになれる理想的な環境である。
僕はレコーディングを写真と同じように考えている。写真のように、その日その時のスタジオのムードとかを、鮮やかに切り取りたいんだ。
サックス・レジェンド展、高木元輝展、阿部薫展の3大写真展が7/8から1ヶ月にわたって開催、鈴木良雄The Blendが館内コンサートを行う。