#1330 Jazz Town through the lens of Chuck Stewart 星野正治
『Love Supreme』のコルトレーンでしられる黒人写真家チャック・スチュアートの回顧展とライヴ。
続きを読むJazz and Far Beyond
『Love Supreme』のコルトレーンでしられる黒人写真家チャック・スチュアートの回顧展とライヴ。
続きを読む今日本をツアー中のHiromiの新しいバンド、「Hiromi‘s Sonicwonder」の新譜が届いた。このバンドはすごい。特にフランス人ベーシストのHadrien Féraud (アドリアン・フェホー) に思いっきり顎落ち状態になってしまった。収録曲も全て素晴らしい。彼女のユーモアのセンスも充分楽しませてくれた。今回彼女の曲を分析してみて、今まで気が付かなかった彼女の細かい作曲技法を知った。
続きを読むマイルスの甥っ子で、80年代前半のマイルス・バンドに参加していたVince Wilburn Jr.と、19歳の時に『Bitches Brew』に参加したLenny Whiteというドラマー二人によってプロデュースされたこのマイルス絡みのアルバムはともかくすごい。マイルス愛を満載しマイルスのスピリッツを継承しながら新しいサウンドを追求している。レニー・ホワイトの素晴らしい作曲と鍵盤演奏に感銘。ヴィンスに聞いた色々な話を交えて分析を試みた。
続きを読む大好きな画家、Rudy Gutierrezのジャケット画に魅せられて手に入れたケニー・ギャレットの新譜、最初の1曲目から新しいアイデアに吸い寄せられた。アート・ブレイキーに捧げられた曲、<For Art’s Sake>に表れるギャレットのアウトの美学の解明を試みてみた。
続きを読むアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズで親しんだカーティス・フラーが86歳で他界し、ひとつの時代が幕を閉じた感だ。温和な性格と反対にすごいテクニックで攻撃的な演奏を世に残したカーティスは、キャッチーでグルーヴする名曲も数多く残した。その中から、ジャズに非常に不適格な童謡をアレンジした彼の手法を解説。そのアレンジ上でのウェイン・ショーターのソロの解説も試みた。
続きを読むこの頃、明るい太陽とカモメがチックのシンボル的存在だったのだ。
続きを読むあのチック・コリアが逝ってしまった。みんな驚いた。誰もチックが死ぬなんて思ってもみなかったと思う。だってつい最近まで自宅から元気そうにライブ発信していたじゃないか。改めて自分に対するチックの音楽の影響力を見直してみた。ジャズを勉強始めた頃に何度も何度も聴いた<Hairy Canary>という曲を取り上げてみた。
続きを読む近接サウンドの輪郭が音像の表面を構成。サウンドを浴びる感触がたまらない。
続きを読むグルーヴ系の曲やスキャットなので著名なベイリーにしては、この曲はかなり斬新なクリエイティビティーを秘めている。ベイリーは同収録の<Countdown>で示したようにトラディションを重んじる。彼のインプロのラインを見ると教科書に書いてあるようなフレーズが多い。そんな中この曲は聴いた途端におっ!と思わせるコード進行とメロディーラインなのである。
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