ICPオーケストラ

アムステルダム。チェロを置いてステージの中心に歩み出てきたホンジンガーは、しゃがみ込み、飛び跳ね、オーケストラを指揮した。メンバーたちも真剣に応じ、みごとなカーニヴァルの空間を出現せしめた。トリックスターの面目躍如である。

2021年11月4日編集部ベルリン・ジャズ祭、高瀬アキ、メアリー・ハルヴァーソン、ネイト・ウーリー、Aki Takase、ハン・ベニンク、ICPオーケストラ、タイション・ソーリー、ボボ・ステンソン、ダニエル・エルドマン、アルバート・マンゲルスドルフ賞、JAPANIC、ヴィージェイ・アイヤー

[配信あり]11/04~11/07 ベルリン・ジャズ祭
11/05 高瀬アキ、アルバート・マンゲルスドルフ賞受賞記念コンサート

11月4日から7日にかけて、ベルリン・ジャズ祭が開催される。開催期間中の11月5日、プログラムの一環としてアルバート・マンゲルスドルフ賞授賞式、記念コンサートが行われる。今年の受賞者は高瀬アキ。

R.I.P. 近藤等則 No. 271

2020年10月31日稲岡邦彌近藤等則、ミルフォード・グレイヴス、デレク・ベイリー、ハン・ベニンク、ICPオーケストラ、ペーター・ブロッツマン、近藤俊則、EEU、杉山和紀、ユージン・チャドボーン、ベローズ、新体動

近藤等則自筆履歴書

海外ミュージシャンの招聘活動も積極的に行い、その数はのべ23名にも達する。特に82年には、オランダを拠点にするインターナショナルグループ「ICPオーケストラ」を招く。

R.I.P. 近藤等則 No. 271

2020年10月31日剛田武豊住芳三郎、Peter Brötzmann、近藤等則、ICPオーケストラ、ICP-10TET

我がフリージャズ体験の原点、近藤等則賛江

テン年代に何回か体験した近藤の演奏は、30年前のフリージャズ体験をアップデートする新たな衝動を与えてくれた。近藤の突然の死にあたって、自分の体験したライヴの感想をブログ記事から抜粋することで、筆者なりの追悼文とさせていただきたい。

Interviews No. 257

2019年8月31日齊藤聡齋藤徹、高柳昌行、佐藤允彦、富樫雅彦、海童道祖、豊住芳三郎、阿部薫、山下洋輔、AACM、ロスコー・ミッチェル、アート・アンサンブル・オブ・シカゴ、ミルフォード・グレイヴス、デレク・ベイリー、照内央晴、アンソニー・ブラクストン、高木元輝、吉沢元治、小杉武久、ムハル・リチャード・エイブラムス、ミシャ・メンゲルベルク、ハン・ベニンク、ICPオーケストラ、庄子勝治、ペーター・ブロッツマン、ワダダ・レオ・スミス、加古隆、スティーヴ・レイシー、ジョセフ・ジャーマン、謝明諺、李世揚、宮間利之とニューハード、スティーヴ・マッコール、宇梶昌二、鈴木いずみ、フレッド・ヴァン・ホーフ、老丹

INTERVIEW #191 豊住芳三郎

日本フリージャズの勃興時から活躍したドラマー／パーカッショニスト、豊住芳三郎（通称サブ）。その活動領域は日本にとどまらない。若き日から世界を旅し、シカゴではAACMと行動を共にし、またヨーロッパ即興シーンの猛者たちと国内外で共演を積み重ねてきている。2019年7月20日、埼玉県の山猫軒において照内央晴（ピアノ）、庄子勝治（アルトサックス）との演奏を行う前に、豊住にインタビューを行った。

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 No. 228 R.I.P. ミシャ・メンゲルベルク

2017年3月31日ヒロホンシュク ICP、デイヴ・ダグラス、Dave Douglas、john zorn、ジョン・ゾーン、ジョーイ・バロン、Joey Baron、ミシャ・メンゲルベルク、ハン・ベニンク、ICPオーケストラ、エリック・ドルフィー、Misha Mengelberg、Misja Mengelberg、Eric Dolphy、Han Bennink、No Idea、ブラッド・ジョーンズ、Brad Jones、Hypochristmutreefuzz、ヒポクリスマットゥリーファズ

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #17 『Hypochristmutreefuzz』

エリック・ドルフィーの＜Last Date＞でしかミシャ・メンゲルベルクの名を知らなかった筆者、訃報をきっかけにミシャのフリー・インプロバイザーとしての実力やICPなどでの活躍を知るが、フリー・インプロバイザーとジャズとを両立できる数少ないアーティストとして感銘を受け、ジャズ・プレーヤーとしてのミシャを解析して見た。