JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

スティーヴ・スワロー

R.I.P. カーラ・ブレイNo. 308

R.I.P Carla Bley by 石井 彰

僕の中ではぽっかり穴が空いてしまった。カーラの残した美しい宝物のような世界に埋もれ現実逃避して、さらに存在感が増す。しかしこの先は新しいものが生まれてくる事はない。

続きを読む
R.I.P. カーラ・ブレイNo. 308

追悼カーラ・ブレイ by 西島 芳

文筆家は言葉で、音楽家は音で世界のありようを表現する。国境も主義も宗教も超えた問答無用の生命への讃歌。それは人の心の深いところで静かにしかし凛然と響き続ける。

続きを読む
R.I.P. カーラ・ブレイNo. 308

R.I.P. Carla by 沢田穣治

美しいサウンドの中には絶妙に配合されたポイズンが彼女特有のエッセンスになり、どれだけの影響を自分に与えてくれたことか。

続きを読む
R.I.P. カーラ・ブレイNo. 308

R.I.P. Carla Bley by 芳垣安洋

カーラの70年代は、様々な音楽のエッセンスや個人の才能を取りまとめ一つの流れの中に消化していくことから生まれるものを音楽にする、実験的な工程で作っていたと思っています。

続きを読む
Local(国内)R.I.P. カーラ・ブレイNews

[配信] カーラ・ブレイ追悼特集〜大友良英のJam Jamラジオ/ジャズ・トゥナイト

2023年10月17日に87歳で亡くなったピアニストで作編曲家のカーラ・ブレイを偲んで、カーラを深く敬愛していた大友良英によるふたつのプログラムが放送された。期間限定で配信で聴くことができる。

続きを読む
特集『ECM: 私の1枚』

中西光雄『Gary Burton Quintet / Whiz Kids』
『ゲイリー・バートン・クインテット/神童』

「神童」たちが、全く遠慮のない師ゲイリー・バートンの挑発に乗って、誰も見たことのない音楽的世界を出現させるという壮大な物語。

続きを読む
特集『ECM: 私の1枚』

阿部善武『Carla Bley & Steve Swallow
 / Go Together』
『カーラ・ブレイ&スティーヴ・スワロー/ゴー・トゥゲザー』

「Go Tigether」は何というか聴いていて幸せになります。よく歌って、よくスイングし、ちょっと色っぽい2人の対話が羨ましい。

続きを読む
CD/DVD DisksNo. 272

#2039『中牟礼貞則/Detour Ahead~Solo Guitar at AIREGIN』
『中牟礼貞則/デトゥアー・アヘッド〜ソロ・ギター・ライヴ・アット・エアジン』

つつましくも往年の意欲的な演奏を聴く者の瞼に描かせる演奏には、いささか突拍子もない言い方になって恐縮だが素直に” 参りました”と軍門に下るしかあるまい。

続きを読む
international(海外)News

10/17-28 ジャズフェスティバル・エスリンゲン〜 ECM 特集

ドイツ・エスリンゲンでジャズフェスティバルが開催され、2018年はECM 50周年にフォーカスし、エグベルト・ジスモンチ、ラルフ・タウナー、カーラ・ブレイ、クリス・ポッターなどのコンサートが行われ、10月20日にはマンフレート・アイヒャーを追った映画『Sound and Silence』の上映と、マンフレートの講演が予定されている。

続きを読む
international(海外)News

10/12-14 韓国 ジャラサム・ジャズ・フェスティバル 〜 カーラ・ブレイ、ニック・ベルチェ”浪人”、コリン・ヴァロン

10/12-14に韓国で開催されるジャラサム・ジャズ・フェスティバルに、カーラ・ブレイ、スティーヴ・スワロー、アンディ・シェパードのトリオが出演。この他、ECM関連では、ニック・ベルチェ”浪人”、コリン・ヴァロン・トリオが出演する。

続きを読む
ある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥No. 234

ある音楽プロデューサーの軌跡 #38「日野皓正・元彦さんとの仕事」

元彦さんは皓正さんを「兄貴」と慕い、皓正さんは元彦さんを「トコ」と何かにつけ目をかけていた。二人はとても生真面目で真摯に音楽に立ち向かい、自らを厳しく律していた。

続きを読む
~No. 201音の見える風景 望月由美

音の見える風景 Chapter #4「カーラ・ブレイ」

カーラ・ブレイはなんとも形容しがたいほどかわいいチャーミングな女性である。そして、ファインダーでみるカーラは天真爛漫で純粋、シャイのかたまりである。

続きを読む