アーマッド・ジャマル追悼
R.I.P. Ahmad Jamal (July 2, 1930 ~ April 16, 2023)
未発表録音がこれから続々公開されるだろうが、彼自身の「次のアルバム」が出ることはない。白い鳩とセッションしているのを瞼に浮かべながら、もう一度このアルバムを聴き直したい。
続きを読むJazz and Far Beyond
未発表録音がこれから続々公開されるだろうが、彼自身の「次のアルバム」が出ることはない。白い鳩とセッションしているのを瞼に浮かべながら、もう一度このアルバムを聴き直したい。
続きを読む海外取材の思い出話に花が咲き、そろそろと思って握手をした時、初めて児山さんの涙を見ました。
続きを読むメルバ・リストンは女性であることを全く媚びず、インテリジェンスをひけらかす事もなく、常に控えめなファッションに身を包み、あくまで男性陣の中に巧く溶け込み、やるべき事を完璧にこなして行った。そこに『メルバ・リストンの真のエレガンス』がある。
続きを読む「アーティストには、自由のために闘う責任が、社会に変革を起こす責任がある。」アフリカをテーマに音楽の一生を終えたランディ・ウェストンの歩んだ道、彼が次世代の音楽家達に与える影響とは。
続きを読むランディーはコック(料理人)としても一流で、50年代にはニューヨークで日中コックとして働いていたこともある。
続きを読むランディ・ウェストンを追悼する場所として、京都のジャズ喫茶Lush Lifeほどふさわしい場所はない。マスターの哲ちゃんご夫妻は4度の招聘の中心にあったからだ。店でランディのLPを向こうの通夜の日取りでかけてもらいながら訊いた話を混ぜ、三人分の弔意を送りたい。
続きを読む筆者にあまり馴染みのなかったランディ・ウェストンが他界した。てっきりアフリカ音楽の一人者かと思っていたが、色々聴いてみると予想を反してかなりトラディショナルなジャズ・ラテンのサウンドだ。まずは彼の考えるジャズとアフリカ音楽に触れ、ジャズ・ピアニストとして彼の素晴らしさが光る1曲を取り上げて解説してみた。
続きを読む初来日のジョー・フォンダ、永田利樹、田村夏樹、早坂紗知。4人の自由人により発せられた位相の異なる音が重なり、干渉し、動かしあうバイブレーションのような音楽が、やがて店を閉じるメアリージェーンで展開された。
続きを読む世界中に優れたドラマーは沢山いる。しかし、パーカッションにも精通していて、その音楽経験を双方向に反映させている者は多くはない。ドン・モイエはそんな希有なドラマー/パーカッショニストの一人である。
続きを読む2015年3-4月。ニューヨークの強烈な磁場によって生まれる多くのギグ。
続きを読む音楽を演奏するということをスピリチュアルなイベントと捉えているというランディ・ウェストン、スピリチュアルという言葉がぴったりとくる音楽家はそんなにいるものではない。その数少ないひとりが彼なのである。
続きを読む