#2054 『Derek Bailey & Mototeru Takagi / Live at FarOut, Atsugi 1987』
『デレク・ベイリー&高木元輝/ライヴ・アット・厚木FarOut 1987』
ベイリーと高木の相性の良さを存分に味わうことのできる作品。80年代の高木のソプラノをじっくりと聴けるという意味でも、他に類を見ない、非常に貴重な記録と言えるだろう。
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ベイリーと高木の相性の良さを存分に味わうことのできる作品。80年代の高木のソプラノをじっくりと聴けるという意味でも、他に類を見ない、非常に貴重な記録と言えるだろう。
続きを読む片山広明、最後のバンドによるライブ盤。どこまでも生々しい傑作である。
続きを読むニューヨーク在住のピアニスト藤山裕子と、富山在住のベーシスト谷中秀治の共演。自由な即興演奏を心から楽しむような藤山の姿が強く印象に残った。
続きを読む加藤崇之とさがゆきのSYNAPSE。きわめて幅広い音楽性を持つ2人のユニットの最新作は、驚くほどにストレートなボサノヴァ集だ。
続きを読む加藤崇之のガットギターソロ3作目。故・津村和彦のギターを用い、八ヶ岳のふもとで録音されたバラード集。
続きを読む2019年もジェイミー・ブランチの快進撃は止まらなかった。2017年に鮮烈な印象を残した初リーダー作『FLY or DIE』の続編。
続きを読む「真夏の夜の夢」と題された、渋さ知らズの公演。渋谷毅、森山威男らレジェンドの参加に惹かれて足を運んだが、強烈に印象に残ったのはゲストの池間由布子だった。
続きを読む不定形の音楽ユニットであるテニスコーツの新作は、ベーシスト立花泰彦とのジャズスタンダード集。「ジャズとは何でしょう(What Is This Thing Called Jazz ?)」との問いに、あなたはどう答えるだろうか。
続きを読む山田光と黒澤勇人。ギターとサックスのデュオによる自由即興が、様々な「振動」の形を提示する。
続きを読むトランペットの可能性を押し広げるアクセル・ドゥナーと、ノー・インプット・ミキシングボード奏者・中村としまるのデュオ2作目。前作と併せて聴くことを強く勧めたい傑作。
続きを読むシカゴAACMの巨人2人と、即興演奏するコンピュータ・プログラム。異色のトリオによるライブ録音。
続きを読む弦。ひたすら弦の響きに飲み込まれるようにして聴く音楽だ。
続きを読むピアニスト石田幹雄の約7年ぶりのリーダー作。この1年間、事あるごとにこの盤を手に取り、そのたびに「素晴らしい…」と心の中で呟きながら聴き入ってしまった。
続きを読むNYを拠点に活動するサックス奏者トラヴィス・ラプランテと、現代ジャズ界で八面六臂の活躍を見せるジェラルド・クリーヴァーの麻薬的デュオ。
続きを読む日曜の昼下がりの公園。その場にいる人間すべてを取り込むようにしてどこまでも自由に展開した音楽は、あっという間に過ぎ去っていった。
続きを読む初来日のマタナ・ロバーツは、アルトサックス1本を抱えて満員の観客の前に登場し、実に生々しい音楽を聴かせてくれた。
続きを読むギタリスト加藤一平のリーダーバンド「鳴らした場合」の1stアルバムは、新鮮な郷愁の満ち溢れる、優しくバグった世界。
続きを読む堅いトリオは揺るがない。確固たる3人による、確固たる音楽である。だが、これは硬直してしまった古臭い音楽では決してない。
続きを読むエヴァン・パーカー、エリアーヌ・ラディーグ、サルヴァトーレ・シャリーノ、DJマグス、ウィリアム・バシンスキー、アルヴィン・ルシエ……。これらは本作の「謝辞」に掲げられた音楽家の名前である。
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