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Jazz and Far Beyond

カウント・ベイシー

Jazz à la Mode 竹村洋子No. 310

ジャズ・ア・ラ・モード #69「ファン〜ダンス〜ミュージック」(扇子と舞踊と音楽)Part 2.ファン・ダンス

前号#68で扇子について取り上げた。カウント・ベイシーの妻であったキャサリン夫人は、結婚前はショウガールであり、『ファン(扇子)ダンサーとして働いていた。』という記述があったことからだった。今回はそのアメリカに於ける『ファン・ダンス』『ファン・ダンサー』について、焦点を当ててみる。

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CD/DVD Disksヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 306

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #95 Joshua Redman<After Minneapolis>

9月15日に発表になったジョシュア・レッドマンの新譜、『where are we』がちょっとすごい。彼の初の試みである歌手の起用とコンセプト・アルバムとしての内容がなかなか面白い。だがなんと言っても1曲目で完璧にやられてしまった。今まであまり聴いていなかったジョシュアの解説を試みた。

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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説No. 288

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #77 Quincy Jones <Ironside>

耳に親しんだ音楽が実はクインシー・ジョーンズの作品だったということが多々ある。プロデュースの他にも映画やTV音楽での活躍が多岐に渡るからだ。そんな1曲を取り上げてみた。また、クインシーがプロデュースした歴史に残る大イベント、<We Are The World>にも触れてみた。

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Jazz à la Mode 竹村洋子No. 249

ジャズ・ア・ラ・モード #18 メルバ・リストンのエレガンス

メルバ・リストンは女性であることを全く媚びず、インテリジェンスをひけらかす事もなく、常に控えめなファッションに身を包み、あくまで男性陣の中に巧く溶け込み、やるべき事を完璧にこなして行った。そこに『メルバ・リストンの真のエレガンス』がある。

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カンザス・シティの人と音楽 竹村洋子No. 208

42.カンザス・シティに通い始めた頃~どうしてカンザス・シティ?

初めて訪れたのは1998年。一昔前の話だが、あれから随分時間が経った。色んな事があった・・・と、当時の事がつらつらと懐かしく思い出されてきた。「カンザス・シティの人と音楽」のコラムは2007年にスタートした。今回で42回目になる。様々な事をこのコラムで紹介して来たが、私が何故この街に通い始めたかといういきさつと、当時の事に話を戻そうと思う。

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