エルメート・パスコアル追悼 音響宗教家を喜びで送る by 細川周平
今や待っていた友だち連中とジャムセッションしているだろうと祈るばかりだ。「偲ぶ」の文字がにんべんに「思う」で出来ているのは絶妙だ。享年89歳、よくやった、エルメート。
続きを読むJazz and Far Beyond
今や待っていた友だち連中とジャムセッションしているだろうと祈るばかりだ。「偲ぶ」の文字がにんべんに「思う」で出来ているのは絶妙だ。享年89歳、よくやった、エルメート。
続きを読む歳を重ねて老化するよりも、少年化した、とも見え、聞こえた。
続きを読むパスコアールのマインドに共振するミュージシャンは世界中にいて、これからも果てしなく、名演が生み出されていくのだろう。
続きを読むなんとエルメートさんが、私達にわずか16分で曲を書いてくださりました。
続きを読むエルメートの音楽的遺産を受け継いだ者たちによる拡がりを受け取ること、それがいまエルメートを聴くということである。
続きを読むパスコアールのディスコグラフィーのどこに針を落としても、そこには魔法が宿っている。
続きを読む天才エルメートがとうとう亡くなってしまった。数年前に彼に頂いた曲が宝だ。エルメート作品の特徴がよく表れている作品の解説を試みた。彼の音楽に触れてからもう38年。今回この楽曲解説を書くにあたり、彼の天才性を再確認した。
続きを読む魔術師の異名を取ったブラジルの音楽の革命児エルメート・パスコアールが89歳の生涯を閉じた。
続きを読む新しい次のステップへの予感がきこえてきそうな期待に満ちた新作だ。
続きを読む白いもじゃもじゃ髭のエルメートが、助手に助けられて舞台に登場した。楽譜を描いた革の帽子をかぶっている。魔法使いの別名で知られるのはもちろんこの外見からだが、魔法はそれよりも演奏ぶりにあった。
続きを読むブラジルの鬼才マルチプレイヤー、エルメート・パスコアールが4年ぶりに来日。多様な楽器や身体を駆使し、カラフルなオーケストレーションと予測不能なインプロヴィゼーションで既視感のない世界をその場で創りあげる。
続きを読む21歳の若きウクレレ奏者RIOがギタリスト井上 銘とともに創ったアルバム『RIO』。待望のリリースライヴが、コットンクラブで行われれ、弦楽器4本という編成となったが、爽やかで鮮やかなRIOワールドを魅せた。
続きを読む第3回は渡辺貞夫を特別ゲストに迎えブラジルからエリス・レジーナやエルメート・パスコアールが参加、さらに広がりのあるイベントになった。
続きを読むメンバーの顔に浮かぶ笑みが何より彼ら自身が演奏を楽しんでいることを実証していた。
続きを読むアンサンブルが難しい2本のフルートでありながら、こんなに二人のスタイルが違うのに、なんの苦労もなく合ってしまうという相性に何か見えない力で引き合わされているという感が強いです。
続きを読むEP「Love to Brasil Project」をリリースしたヒロ・ホンシュクと城戸夕果のフルート・デュオがショート・ツアーを予定している。
続きを読むフルートという不思議な楽器を通じて、カエターノ・ヴェローゾ、エルメート・パスコアール、ジョアン・ドナート、そしてオリジナルと、ブラジル音楽への愛情が息遣いとともに愉しく伝わってくる。
続きを読むミックス&マスタリングがNYC在住の内藤克彦氏。故デイヴィッド・ベイカー氏のサウンドを受けつぐ。
続きを読むブラジルの奇才エルメート・パスコアールがそのグループとともに2018年に続いて来日。フルート、ピアノ、キーボードから、コップの水、ヤカン、豚のおもちゃまで駆使し、カラフルで美しい音楽を紡ぎ出す瞬間を見逃せない。
続きを読む雑多なものが混ざり込み、降って沸いたようなアイデアがすんなりと演奏につながっていく。
続きを読む万物の音楽の出発点は生まれ育ったブラジル北東部にあるという小さな誇りが感じられた。初めて見るエルメート・パスコアルのライブは、その場にいたことを何年先になっても思い出せるような幸福感を残した。
続きを読む15年近くも新作発表がなかったエルメート、昨年2017年に急に2作発表。その2作目『Natureza Universal』はビッグバンドもの。鬼才エルメートの凄さ満載。その一曲<Pirâmide>はエルメートのちからのショーケースとなっているばかりでなく、参加ミュージシャンの脅威的に高い水準も容易に理解できる作品。このアルバムに深く感銘をうけた筆者が楽曲解説。
続きを読むエルメートがマイルスに提供したこの恐ろしく美しい曲。正しいフォームとコード進行があまり知られていないこの曲を解説。
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