風巻 隆 「風を歩く」から Vol.30 ブッチ・モリス ~「Nuyorican Poets Cafe」
プエルトリコ出身の詩人、ミゲール・アルガリンを中心に1975年頃から詩のムーヴメントが起こった.
続きを読むJazz and Far Beyond
プエルトリコ出身の詩人、ミゲール・アルガリンを中心に1975年頃から詩のムーヴメントが起こった.
続きを読むあまりにも多くのことが展開した70年代、間章の死を契機に彼のもとに集まっていた個々の者たちは、80年代に入り独自の道を歩みだしていた。
続きを読む2003年3月、崔善培(チェ・ソンベ)が再来日した。韓国フリージャズの創始者のひとりである。
続きを読む昨年から今年にかけて、高木元輝のCDが国内外のレーベルから数多くリリースされた。彼の奇跡を辿るよい機会だろう。奇しくも今年は没後20年に当たる。
続きを読む高木のサックスの音色の美しさは特筆ものだ。吉沢が加わることで演奏の空間をぐっと広げ、演奏の密度を一気に濃密にしている。
続きを読む生きることでも、音楽においてでも、根源とは何かということを常に探し求めることです。探究心がなくなれば全てが停止してしまいます。そのためにはやはり旅が必要になってきます。
続きを読む2年にわたるパンデミックに苦しむ音楽業界の中、生き残りを図るミュージシャンの中からいくつかの術を追う。
続きを読む過酷な人生を濾過した果ての無垢な有り様。あるいは愛する女性(ひと)との至上のひととき。
続きを読むこの時期の高木さんには「歌・メロディーへの回帰」が見られ、このCDでも「アリラン」、「小さな花」、「家路」、「不屈の民」、「バラ色の人生」等々が聴ける。
続きを読む生きる伝説的ドラマー・豊住芳三郎へのインタビュー第2弾。おもに1970年代までの音楽活動を中心とした初回に続き、欧米やアジアのインプロヴァイザーたちとの共演などに焦点を当てた。
続きを読むE.E.U.は、こうして、今、グループとしての活動を終える時期に来た、と僕は思う。
続きを読む高木元輝 吉沢元治 近藤等則
続きを読む共に東京生まれのふたりの異能のジャズ・ミュージシャン、高柳昌行(g)と富樫雅彦(ds) の共演の記録はいくつか残されている。
続きを読むNew Jazz Hallは、副島輝人の
続きを読む日本フリージャズの勃興時から活躍したドラマー/パーカッショニスト、豊住芳三郎(通称サブ)。その活動領域は日本にとどまらない。若き日から世界を旅し、シカゴではAACMと行動を共にし、またヨーロッパ即興シーンの猛者たちと国内外で共演を積み重ねてきている。2019年7月20日、埼玉県の山猫軒において照内央晴(ピアノ)、庄子勝治(アルトサックス)との演奏を行う前に、豊住にインタビューを行った。
続きを読むお互いの干渉する音が音場を作り、そのマジックに身震いする。
続きを読む彼らは何も声高に「これが俺のジャズだ」とは主張しなかった。彼らの存在自体がジャズの現在形だった。彼らはことさらにフリーであることを主張しなかった。
続きを読む二度とこの演奏には出会えない。この録音以外では。つまりこのライブが企画され、録音されていたことが、そしてこのように届けられたことが僥倖である。
続きを読むエフェクトとのバランスも整えられて、強烈刺激にのけぞる感触はライヴでも同じか。
続きを読むちなみに、「I ❤ Vinyl 」のVinylは「ヴァイナル」と発音し、アナログレコードのこと。欧米では一般にアナログレコードの原料がビニール樹脂であることからVinyl ヴァイナルと呼ぶ。
続きを読む1970年代初頭、伝説の新宿ピットイン・ニュージャズ・ホールで若き日を過ごした阿部辰也。2018年、吉田野乃子らとともに「札幌 Free Jazz 最前線」と題したイベントに出演した彼の現在の演奏と、フリージャズへの思いをきいた。
続きを読むこの歳と身体になると、「猫達よりは長生きして、全員看取ってやらないと。」とかが夢になります。これ、冗談ではなく...。音楽では、ちゃぷちゃぷレコードを出来るだけ長く維持し、たくさんの世に眠る文化遺産としての音源を一枚でも多くリリースし、できるだけ多くの人の耳に届けたい。
続きを読むSJ: 思うに実入りはかなり良かったのでは?
DB: そうだね。帰国してから自分の車を買ったからね。そう、たしかに実入りは良かった。だけど、あの国が本来負担すべき内容からいうとそれほどでもなかったと思う。