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Jazz and Far Beyond

バール・フィリップス

特集『ECM: 私の1枚』

末冨健夫『The Music Improvisation Company』
『ザ・ミュージック・インプロヴィゼイション・カンパニー』

音楽そのものを変え、オーディオの再生まで影響を及ぼすこんなレーベルは他には古今東西見当たらない。

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特集『ECM: 私の1枚』

金野Onnyk吉晃『Circle/Paris Concert』
『サークル/パリ・コンサート』

アドリブを記憶するほど聴き、ぼろぼろになって買いなおしたのはこれくらいです。

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CD/DVD DisksNo. 295

#2211 『Barre Phillips, György Kurtág jr. / Face à Face』
『バール・フィリップス、ジェルジ・クルターグ・ジュニア /Face à Face(ファス・ア・ファス)』

ベーシスト、バール・フィリップスの新作は、シンセサイザーを駆使するジェルジ・クルターグ・ジュニアとのデュオ・アルバム。溢れるシンセ音の中で、コントラバスの音の輪郭は、いつものようにくっきりと明瞭だ。そして2人は激しさと穏やかさの両極を行き交う。

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international(海外)News

ECM 夏の陣 トリを飾るのはキース・ジャレット・ソロ『ボルドー・コンサート』

コロナと炎暑を何物ともせず精力的にリリースを続けるECMの夏の陣<ジャズ編>。

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Concerts/Live ShowsNo. 290

#1220 ジャック・リヴェット映画祭
〜音/音楽から迫るリヴェット映画

4月にヒューマントラストシネマ渋谷でジャック・リヴェット映画祭が開催された。ここでは、特に音/音楽に比重を置き、今回のプログラムの作品を中心に、それ以外の作品にも触れつつリヴェットの映画に迫ってみたい。

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InterviewsNo. 280

Interview #225 豊住芳三郎(続編)

生きる伝説的ドラマー・豊住芳三郎へのインタビュー第2弾。おもに1970年代までの音楽活動を中心とした初回に続き、欧米やアジアのインプロヴァイザーたちとの共演などに焦点を当てた。

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GUEST COLUMNR.I.P. 齋藤徹No. 255

齋藤徹ちゃんへ  今井和雄

きみの演奏は多くの人に様々な力を伝えたようだ。そして、きみのベースアンサンブルのメンバーがきみのメロディーを力いっぱいに弾いていく姿を見ると、きみのスタイルが伝わっていることが分かる。そういう演奏をするベーシストはきみ以外はいなかったからね。しかし、最後は急ぎ過ぎたかな、お疲れ様でした、徹ちゃん。

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Reflection of Music 横井一江R.I.P. 齋藤徹No. 254

Reflection of Music Vol. 67 齋藤徹

齋藤徹の軌跡は私の記憶の中でさまざまな事象にシンクロしながら、その時々の音楽動向、即興音楽を取り巻く変遷と共に蘇ってきた。それは「音をさがして」の旅だったのではと今にして思う。

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥No. 239

Hear, there and everywhere #10 「 I ❤ Vinyl」

ちなみに、「I ❤ Vinyl 」のVinylは「ヴァイナル」と発音し、アナログレコードのこと。欧米では一般にアナログレコードの原料がビニール樹脂であることからVinyl ヴァイナルと呼ぶ。

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Interviews~No. 201

#109 ジョン・サーマン John Surman (composer/ multi-instrumentalist)

僕の音楽は絵にたとえるとクイック・スケッチのようなものだ。アウトラインははっきりしているけど、細かい部分までしっかり塗り込むタイプじゃない。

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