末冨健夫『The Music Improvisation Company』
『ザ・ミュージック・インプロヴィゼイション・カンパニー』
音楽そのものを変え、オーディオの再生まで影響を及ぼすこんなレーベルは他には古今東西見当たらない。
続きを読むJazz and Far Beyond
音楽そのものを変え、オーディオの再生まで影響を及ぼすこんなレーベルは他には古今東西見当たらない。
続きを読むアドリブを記憶するほど聴き、ぼろぼろになって買いなおしたのはこれくらいです。
続きを読むベーシスト、バール・フィリップスの新作は、シンセサイザーを駆使するジェルジ・クルターグ・ジュニアとのデュオ・アルバム。溢れるシンセ音の中で、コントラバスの音の輪郭は、いつものようにくっきりと明瞭だ。そして2人は激しさと穏やかさの両極を行き交う。
続きを読むコロナと炎暑を何物ともせず精力的にリリースを続けるECMの夏の陣<ジャズ編>。
続きを読む4月にヒューマントラストシネマ渋谷でジャック・リヴェット映画祭が開催された。ここでは、特に音/音楽に比重を置き、今回のプログラムの作品を中心に、それ以外の作品にも触れつつリヴェットの映画に迫ってみたい。
続きを読む生きる伝説的ドラマー・豊住芳三郎へのインタビュー第2弾。おもに1970年代までの音楽活動を中心とした初回に続き、欧米やアジアのインプロヴァイザーたちとの共演などに焦点を当てた。
続きを読むきみの演奏は多くの人に様々な力を伝えたようだ。そして、きみのベースアンサンブルのメンバーがきみのメロディーを力いっぱいに弾いていく姿を見ると、きみのスタイルが伝わっていることが分かる。そういう演奏をするベーシストはきみ以外はいなかったからね。しかし、最後は急ぎ過ぎたかな、お疲れ様でした、徹ちゃん。
続きを読む齋藤徹の軌跡は私の記憶の中でさまざまな事象にシンクロしながら、その時々の音楽動向、即興音楽を取り巻く変遷と共に蘇ってきた。それは「音をさがして」の旅だったのではと今にして思う。
続きを読むバールと齋藤徹との明確な違いは、齋藤徹がすぐれて日本的な個有の様式美を確立していることなのだ。
続きを読むバール・フィリップスが、「サイクルの最後」に位置付けるものとして、最後のソロベース・アルバムを吹き込んだ。バール・フィリップスという人の気配が、消しようもなく、本盤全体に充満している。
続きを読むいつも気持ちはウィーウィルロックユーなのだな、そんな感じだよ、
続きを読む例えでよく言われることは、生より生々しいということ。
続きを読むECM9月新譜は、マーク・ターナー+イーサン・アイヴァーソンのデュオとバール・フィリップスのソロ。
続きを読む二度とこの演奏には出会えない。この録音以外では。つまりこのライブが企画され、録音されていたことが、そしてこのように届けられたことが僥倖である。
続きを読むエフェクトとのバランスも整えられて、強烈刺激にのけぞる感触はライヴでも同じか。
続きを読むちなみに、「I ❤ Vinyl 」のVinylは「ヴァイナル」と発音し、アナログレコードのこと。欧米では一般にアナログレコードの原料がビニール樹脂であることからVinyl ヴァイナルと呼ぶ。
続きを読む僕の音楽は絵にたとえるとクイック・スケッチのようなものだ。アウトラインははっきりしているけど、細かい部分までしっかり塗り込むタイプじゃない。
続きを読む