投稿者: 杉田誠一

特集『ECM: 私の1枚』

杉田誠一 『Dino Saluzzi,Gidon Kremer,Andrei Pushkarev/Giya Kancheli:Themes From The Songbook』
『ディノ・サルーシ、ギドン・クレーメル、アンドレイ・プシュカレフ/ギヤ・カンチェリ:ソングブックのテーマ』

ギドン・クレーメルは、殿山泰司、高柳昌行と同じく、激しく、熱情に生きる。

続きを読む
Jazz Meets 杉田誠一R.I.P. 鈴木勲No. 288

JAZZ meets 杉田誠一 #117 追悼「鈴木 勲」

日本を去るにあたってこれだけのことをいった以上、帰国した時の演奏を聴いてくれとしかいいようがない。その時どれだけ変わっているか、よくなっているか、最大限僕はやってみせる。

続きを読む
Jazz Meets 杉田誠一R.I.P. ジョージ・ウィーンNo. 282

JAZZ meets 杉田誠一 #115 追悼 ジョージ・ウィーン

ジョージ・ウィーンは、あるとき、マスコミに向かって、妻君を紹介したのである。妻君は意外にも“エボニー・クイーン”であったのだ。

続きを読む
特集『ルイ・アームストロング生誕120年・没後50年』Jazz Meets 杉田誠一No. 280

JAZZ meets 杉田誠一 #113「ルイ・アームストロングのコルネット』」

この作品は、はっきりいって、ジャズの記録映画ではなく、あまりにマブかったアメリカの夏の「夢」ではある。

続きを読む
Jazz Meets 杉田誠一No. 277

JAZZ meets 杉田誠一 #113「ルイ・アームストロング」

少年院時代に神父が、更生のためにサッチモにトランペットをプレゼントしたのがきかっけで、トランペットに夢中になる。

続きを読む
Jazz Meets 杉田誠一R.I.P. ミルフォード・グレイヴスNo. 275

Jazz meets 杉田誠一 #112「ミルフォード・グレイブス」

ミルフォードのあのシンプルなスワヒリ語が、「うたう」ことのルーツだとすれば、「間」に重きを置くミルフォードのドラミングは、「うた」そのものである。

続きを読む
InterviewsR.I.P. チック・コリアNo. 275

Interview #216(アーカイヴ)リターン・トゥ・フォーエヴァー

<リターン・トゥ・フォーエヴァー>は、グループという一つの集合体で音楽を創るというのが、一つの根本的な概念なんだ。

続きを読む
InterviewsR.I.P. チック・コリアNo. 275

Interview #215(アーカイヴ)チック・コリア

ジャズ・ファンに考えてもらいたいことは、ジャズを、黒いとか白いとか黄色いとか、黒人とか白人とか黄色人種とかによって、なぜ分類されなけれぱならないのかということです。

続きを読む
InterviewsR.I.P. マッコイ・タイナーNo. 264

Interview #204 マッコイ・タイナー(アーカイヴ)

だからといって、ジャズをブラック・ビープル以外の人間がやってはいけないという理由にはなりません。この音楽はインターナショナルなものですよ。

続きを読む
Jazz Meets 杉田誠一No. 241R.I.P. セシル・テイラー

JAZZ meets 杉田誠一 #103「セシル・テイラー」

セロニアスに似て、全く誰のようでもない「間」。デュークに似て、壮大なオーケストレイション。そして、すぐれてパーカッシヴでありながらも、誰よりもよく「うたう」のがセシル・テイラーというわけです。

続きを読む
Jazz Meets 杉田誠一ColumnNo. 235

JAZZ meets 杉田誠一 #101「庄田次郎」

出演日は必ず寝袋で、店内に寝泊まりしていく。どんなに飲んでも、ジョギングとストレッチは欠かさない。ボディビルダーとしては、毎年静岡県で5位以内を維持してきている。

続きを読む
特集『菊地雅章 77th Anniversary』No. 231R.I.P. 菊地雅章

菊地雅章 77th Anniversary 2 杉田誠一

ピアノを叩きながら無意蔵に唸るなんて、私にはとても素敵なことだと思う。耳ざわりだと感じる耳は、それだけ教育されてしまったことの証しとなる。バド・パウエルの唸り声を今さら引き合いに出してみても仕方がない。

続きを読む
Jazz Meets 杉田誠一特集 『生活向上委員会2016+ドン・モイエ』No. 220

#98 梅津和時と生活向上委員会

 あの最もエキサイティングだった70年代から遠く離れて、はたして「いま、ジャズ十月革命の予感。」なのでせうか?
 時代はさらに寒く...。フリ〜インプロバイズドの燃えさかる「いま」を直視したい。

続きを読む
Jazz Meets 杉田誠一No. 219R.I.P. ジェレミー・スタイグ

#97 追悼 ジェレミー・スタイグ

ほんの1週間前の、ヘロヘロ苦汁のエヴァンスとはまったく別人かと思わせるほどの活性化である。明白に、スタイグは、トリオを凄まじくも。扇情的にあおり続ける。ゴメスとマーティ・モレルは、ただただリズムを正確に刻んでさえいれば、用が足りた。

続きを読む
Jazz Meets 杉田誠一No. 218R.I.P. ガトー・バルビエリ

#96 追悼 ガトー・バルビエリ

と、バッタリ、ガトー・バルビエリと出会う。黒いハット、枯れ草色のコットン・ジャケットに、赤白ストライプのシャツ。 「Hi ! ガトー、たったいま『ラスト・タンゴ・イン・パリス』を観てきたよ」 ちょっと、キョトンとしていたけれども、ドン・チェリーの奥さんが、ゆっくりていねいに、伝えてくれる。

続きを読む
Jazz Meets 杉田誠一~No. 201

Vol.61 白石かずこ

「ママ」も「パパ」も懐(ふところ)が宇宙空間のように深い。両者とも気分はサン・ラの『太陽中心世界』であるはず。「ママ」はビートニクを通過し、「パパ」もフリージャズをすでに通過している。インプロヴァイズド・ポエムとインプロヴァイズド・ミュージックはフレッシュに交感しないわけはない。

続きを読む