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ECM

Local(国内)News

9/29, 10/23 <sonora do silêncio>〜沢田穣治、柳原由佳、太田 剣 at 渋谷・公演通りクラシックス & 横濱エアジン

出会ったことのなかった音楽家3人が集い、既視感のない音楽を紬ぎ出す旅を続ける「sonora do silêncio」。9月29日はホームとなって来た渋谷「公園通りクラシックス」における最終公演。「渋谷ジャンジャン」の伝統も引き継ぐハコで最高の音響を楽しみたい。

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9/23-10/1 Rindoh〜福盛進也、Sungjae Son、市野元彦、清野拓巳
Gene Young Park New Trio

ECMからのデビューを経て日本へ活動の拠点を移した福盛進也を中心に、韓国のサックス奏者のソンジェ・ソン、2名のギタリスト市野元彦、清野拓巳
が集って生まれた Rindoh。即興と構築、静寂と熱情が交錯する音の流れは、輪郭を持たぬまま心に染みわたり、聴く者を新たな旅へと誘う。​

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CD/DVD DisksNo. 329

#2384 『Keith Jarrett / New Vienna』
『キース・ジャレット/ウィーン・コンサート 2016』

2016年ヨーロッパ5都市ツアーから7月9日ウィーン楽友協会での録音。抽象的にも感じる音響的美しさの追求、心暖まる美しいメロディとハーモニー、グルーヴが絶妙に溶け合う珠玉のピアノソロで、巨匠画家の個展を楽しむような時間。2016年ツアーの中でも特にお勧めしたい。

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8/5 沢田穣治 & 神子直之デュオ at 京都さうりる
Jyoji Sawada & Naoyuki Kamiko Duo at Shauril, Kyoto

同志社大学出身、ショーロクラブをはじめ幅広く活動し、精力的に既視感のない音を追求する鬼才 沢田穣治。その沢田を敬愛し続けてきた立命館大学教授にしてピアニストの神子直之。ECMリスペクトを共有する2人の初共演が京都で遂に実現する。

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international(海外)News

『Keith Jarrett / New Vienna』『キース・ジャレット/ウィーン・コンサート 2016』
80歳を記念して2016年のピアノソロを5月30日にリリース

キース・ジャレットが5月8日に80歳を迎えたことを記念して、2016年のヨーロッパ5都市ピアノソロツアーから7月9日ウィーン楽友協会・黄金の間での録音が5月30日にリリースされる。先行トラック<Part V>を公開中。

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Local(国内)News

5/8-11 京都・大原『Ambience of ECM』

1969年、ミュンヘンでマンフレート・アイヒャーにより創設されたECMの55周年を記念したキシビション「Ambience of ECM」を京都新聞社 大原山荘で開催。映画上映や、くるり・岸田繁企画による弦楽コンサートも実施。

レコードの日本初のエキシビション「Ambience of ECM」が京都でも開催決定。期間
中、くるり・岸田繁 企画による弦楽コンサートも実施。

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international(海外)News

3/28 ブランフォード・マルサリスのブルーノート移籍第1作は『Keith Jarrett / Belonging』に取り組む

ブランフォード・マルサリスのブルーノート移籍第一弾は、ジョーイ・カルデラッツォ、エリック・レヴィス、ジャスティン・フォークナーとともに『Keith Jarrett / Belonging』全体に取り組む。<Spiral Dance>が先行配信されており、欧米ツアーも行われる。

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2/28公開 映画『ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン〜ジャズが生まれる瞬間』
『Music for Black Pigeons』〜3/8-9 ヤコブ・ブロ舞台挨拶

デンマークのギタリスト、ヤコブ・ブロの音楽の旅を14年にわたって追い、ヨン・クリステンセン、ポール・モチアン、リー・コニッツを含むECMミュージシャンたちやマンフレート・アイヒャーとの相互作用を記録し、珠玉の言葉を自然に引き出している。自然な映像と美しい音響で紡ぐ素晴らしい映画をぜひ映画館で体感していただきたい。

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CD/DVD DisksNo. 322

#2365 『Some Days Are Better: The Lost Scores』 (Kenny Wheeler Legacy)
『サム・デイズ・アー・ベター: ザ・ロスト・スコアズ』(ケニー・ホイーラー・レガシー)

ケニー・ホイーラーが1970代にBBCのために書いたスコアが発掘され、ノーマ・ウィンストンやクリス・ポッター、イングリッド・ジェンセンなども参加して録音された。50年経っても色褪せない新鮮なサウンドを魅せてくれる。

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CD/DVD DisksNo. 320

#2359 『キース・ジャレット、ゲイリー・ピーコック、ポール・モチアン/ジ・オールド・カントリー』
『Keith Jarrett, Gary Peacock & Paul Motian / The Old Country』

キースとポールが16年ぶりに共演、それはジャック・ディジョネットの代役としてだが、逆に、菊地雅章やポール・ブレイらをサポートしてきたゲイリー&ポールのコンビに、キースが参加したと視点を変えるとそのサウンドは興味深く、重要な一期一会であったことが見えてくる。

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CD/DVD DisksConcerts/Live ShowsNo. 317

#1319 映画『ECMレコード=サウンズ&サイレンス』2024年10月18日劇場上映
『 sounds and silence – Travels with Manfred Eicher』

芸術性の高い音楽と最高の録音技術が重なった時にしか味わえない、貴重な瞬間の連続。様々なシーンの描写も美しく、どこを切り取ってもECMのジャケットを彷彿させるような、創造性に満ちたものであり視覚でも楽しませてもらった。

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[ライヴ/配信] 9/25, 27 sonora do silêncio〜沢田穣治、柳原由佳、太田 剣〜at 渋谷・公園通りクラシックス&横濱エアジン

出会ったことのなかった音楽家3人が集い、既視感のない音楽を紬ぎ出した「sonora do silêncio」。5月の大阪・京都公演でさらに密度を高め、透明で自由でありながら濃密なサウンドを生み出す。横濱エアジンからは全世界へ配信も行う。

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[映画] Music for Black Pigeons 〜ECMミュージシャンやアイヒャーの音楽観を追う。ヤコブ・ブロらによるサントラ盤をリリース。

ヨン・クリステンセン、ポール・モチアン、リー・コニッツを含むECMミュージシャン、マンフレート・アイヒャーらの音楽観に迫り、14年間をかけて制作されたドキュメンタリー映画。ヤコブ・ブロによるサウンドトラックが2枚組LPでリリースされた。

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R.I.P. パレ・ダニエルソンNo. 315

心からの敬意と感謝をこめて by 酒井麻生代

Keith Jarrettのヨーロピアンカルテットなど、その高い芸術性をもって数々の名盤を支えたスウェーデン出身のベーシスト、Palle Danielsson。繊細で豊かな表現力、時にソウルフルでアバンギャルドなプレイ、その存在感はどのアルバムを聴いても絶大だ。

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6/12-14 ジョー・ロヴァーノ 「トリオ・タペストリー」feat. マリリン・クリスペル&カルメン・カスタルディ at ブルーノート東京

ジョー・ロヴァーノは、ECMからリーダートリオのアルバム『Trio Tapestry』、『Garden of Expression』『Our Daily Bread』の3枚をリリースしてきた。その「Trio Tapestry」で来日し、ブルーノート東京で公演を行う。

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Local(国内)News

[映画] 『ECMレコードーサウンズ&サイレンス』2024年10月18日 劇場上映
『sounds and silence – Travels with Manfred Eicher』

「マンフレート・アイヒャーと旅する、、音響と沈黙。」ECMに心を掴まれたファンには自らの人生を重ねるようなタイトル。2008年前後の旅と現場を追ったドキュメンタリーが、ECM55周年を記念して2024年10月18日に日本で劇場公開される。

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Concerts/Live ShowsNo. 313

#1301 ドミニク・ミラー日本公演 2024
Dominic Miller in Japan 2024

日本公演全体を通して、オープニングのシングルノートを淡々と繰り返す新曲「Rita」から激しい「Rush Hour」や「Truco」まで、非常に多彩な内容で観客を飽きさせない構成だった。初めての人でもドミニク・ミラーがどういうミュージシャンかよく伝わったと思う。

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特集『ECM: 私の1枚』

石井 彰『Keith Jarrett / Standards Live』
『キース・ジャレット・トリオ/星影のステラ』

おばちゃん二人で店をやっていたんだと思う。「ラルフ・タウナーはこっちやで」「アバークロンビーは確かこっちやったかな」「キースの新譜はまだ入ってきてないわ」何を隠そう「ダン」はECM専門店だったのだ!

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特集『ECM: 私の1枚』

芳垣安洋『Jack DeJohnnette New Directions / In Europe』
『ジャック・ディジョネット・ニュー・ディレクションズ/イン・ヨーロッパ』

今だからこそ認識できる、ディジョネットにしかできなかった、その後の彼が創造してきた音楽が、初めてくっきりとその輪郭を現したのがこのNew Directionsだったと思います。

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