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Jazz and Far Beyond

梅津和時

特集『私のジャズ事始』

『Phil Woods & his European Rhythm Machine / Alive and Well in Paris』 伏谷佳代

「ジャズ事始」イコール「ジャズのアルバムを買い始めた時期」との認識で記憶をたぐれば、高校2年生、17歳のころに遡る。

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風巻隆「風を歩く」からNo. 309

風巻 隆 「風を歩くから」Vol.22 「HET APOLLOHUIS」~アイントホーフェン(オランダ)

非西洋的なエレメントが多ければ多いほど、また個の表現というものを突き詰めれば突き詰めるほど、ヨーロッパでは「アーティスト」として認めてくれる。

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Local(国内)News

4/22 土取利行、梅津和時、いとうせいこう「フリージャズ&ダブリーディング空海」

空海生誕1250年記念【空海の母の里・特別プロジェクト】として土取利行、梅津和時、いとうせいこうによるフリージャズとダブリーディングによる公演が高松で行われる。

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風巻隆「風を歩く」からNo. 299

風巻 隆「風を歩く」から vol.12「のみ亭」~ ペーター・コヴァルト

「New Music」という音楽潮流は80年代から90年代はじめまで続き、コンピュータやサンプラーとともに新しい音楽を構想していくことになる

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My Pick 2022このパフォーマンス2022(海外編)My Pick...No. 297

#02 MMBトリオ:R.モツクーナス,A.ミカルケナス,H.ベレ・トリオ
MMB3:Liudas Mockūnas,Arnas Mikalkėnas & Håkon Berre Trio

MMBトリオは非常にコントロールされたしかし豊穣で見通しの良いサウンドスケープを描き出した。

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Concerts/Live ShowsNo. 297

#1245 【コンポステラ〜星の広場で(Fiesta de Compostela)vol.2】
~篠田昌已没後30年~ 2days

生活向上委員会、じゃがたら、コンポステラ、東京チンドンなどで活躍したが、1992年に早逝したサックス奏者篠田昌已の命日(12月9日)と誕生日(12月8日)に合わせた30周忌に、協演した楽士と、後から知った若い世代合わせて20数名が、大熊ワタルの呼びかけで集まった。

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Monthly EditorialConcerts/Live ShowsEinen Moment bitte! 横井一江R.I.P. 近藤等則No. 295

#34 追悼するということ
「近藤等則 三回忌追悼コンサート」を見て

そこで聴いたのは、これまでの経験から導き出された幾重にもアップデートされた音表現の現在地である。それでこそ追悼演奏なのだ。

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥No. 295

Hear, there & everywhere #39「リューダス・モツクーナスが語る」

日本の即興ジャズは非常にブロッツマン的(注:ペーター・ブロッツマンが演奏した過激で攻撃的なフリージャズのこと)、つまり力強さがあることに気づきました。

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EventsLocal(国内)NewsNo. 293

9/30~10/08 リューダス・モツクーナスがトリオ(MMB3) で来日
日本から日替わりで多彩なゲストが参加

”東欧最強のサックス奏者”リューダス・モツクーナスがトリオで来日、日本の多彩なゲストを交えて東京および近郊を巡演する。

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Jazz Meets 杉田誠一R.I.P. ミルフォード・グレイヴスNo. 275

Jazz meets 杉田誠一 #112「ミルフォード・グレイブス」

ミルフォードのあのシンプルなスワヒリ語が、「うたう」ことのルーツだとすれば、「間」に重きを置くミルフォードのドラミングは、「うた」そのものである。

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CD/DVD DisksNo. 275

#2063 『Liudas Mockūnas / In Residency at Bitches Brew』
『リューダス・モツクーナス/イン・レジデンシー・アット・ビッチェズ・ブリュー』

リトアニアのサックス奏者リューダス・モツクーナスが2018年末に来日し、Bitches Brew(横浜市)において4日間連続のライヴを行ったときの記録である。迎える音楽家たちは「日本の最強インプロヴァイザー軍団」との宣伝文句に恥じない面々だった。

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このパフォーマンス2020No. 273

#02 2020年 不失者コンサート

かつてハードロックの突然変異と呼ばれた不失者は、決して特殊な異端者ではなく、音楽表現の在り方としては正統派に他ならない。それはコロナ禍が完全に収束しない中、演奏するのが待ちきれないとばかりに出演を快諾したゲスト・ミュージシャンの満足そうな笑顔を見れば明らかだ。

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このパフォーマンス2020No. 273

#12 SAVE THE CLASSICS FOR THE NEW ERA Vol. 1, 2, 3

ピアニストの林正樹は公園通りクラシックスの存続を願い、オンライン・イベントを3回に亘って主催した。コロナ禍で海外ミュージシャンのとの交流がリアルでは難しくなっている昨今ゆえ、出演者は日本在住ミュージシャンがほとんど。プログラムからもわかるようにローカルシーンの豊かさと日常の大切さを改めて気づかせてくれた。

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CD/DVD DisksNo. 271

#2027 『中尾勘二トリオ / Kanji Nakao trio』

自然体のフリースタイルミュージシャン、中尾勘二が生み出す郷愁のアンサンブルが心の自由度を果てしなく広げてくれる。ふと気が付くといつもそこにある風景のような和風フォルクローレ(民俗音楽)である。

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Local(国内)News

9/16〜20 JAZZ ART せんがわ

第13回目を迎えるJAZZ ART せんがわ、調布市せんがわ劇場を会場に9月16日から20日にかけて開催される。今年は「コロナウイルス vs ミュージック」、コロナ対策を徹底した上で観客の上限は50名(定員121名)のみに制限、また会場に足を運べない人のために有料でライヴ配信も行う。

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Local(国内)News

[配信] 9/5 SAVE THE CLASSICS FOR THE NEW ERA vol.2
渋谷・公園通りクラシックス

渋谷「公園通りクラシックス」をサポートするためピアニスト林 正樹が仲間たちとおくるスペシャルな配信プログラム第2弾。

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CD/DVD DisksNo. 256

#1623 『Super Jazz Sandwich / Super Jazz Sandwich plays the Enneagram Vol. 1』

「ジャズ」スタイルの可能性・汎用性をとことん探索し、「ジャズ」で遊ぶ喜びを十二分に謳歌する三人は、前衛のための前衛や、破壊のための破壊とは次元の異なる音楽エンタテインメントの実践者に違いない。

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InterviewsNo. 250

Interview # 180 リューダス・モツクーナス Liudas Mockunas

日本のリスナーは、リトアニアでもそうですが、われわれの演奏しているインプロ系の音楽はリスナーがいてこそ成り立つということを理解しているのですね。

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このパフォーマンス2018(海外編)No. 249

#04 リューダス・モツクーナス 4番勝負

リューダスは4日間を通じ気力、実力ともに充実し切っており胸を借りるつもりの日本勢をインスパイアしつづけ、それに応えた日本勢と素晴らしい演奏を展開した。

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Concerts/Live ShowsNo. 249

#1054 リューダス・モツクーナス×大友良英×梅津和時

Bitches Brewにおけるリューダス・モツクーナスのレジデンシー最終日。イソギンチャクのように多方面に触手を伸ばす梅津、重量を維持しながら連続と断絶とを繰り返すモツクーナス、幅広さと重層的な響きとをもって音のコミュニケーションの形を作る大友。あるいは、大友のポルタメント、梅津のフレージング、モツクーナスの大きな慣性。三者それぞれの個性が展開された。

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CD/DVD DisksNo. 240

#1510 『Rent Romus’ Life’s Blood Ensemble / Rogue Star』

音楽シーンの「はぐれ星」であるレント・ロムスとライフス・ブラッド・アンサンブルの最新作は、「JAZZ」という伝統的なスタイルに秘められた無限の可能性を探索するピュア・ジャズの意欲作である。

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Jazz Right NowInterviewsNo. 238

#168 レント・ロムス Rent Romus〜“奇妙な”音楽とウェストコースト即興シーン

優れたサックス奏者であるだけでなく、プロデューサー/キュレイターとしてウェストコースト即興シーンのキーパーソンでもある鬼才レント・ロムスがユニークな音楽思想を語る。

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このディスク2017(海外編)No. 237

#02 『Rent Romus / Deciduous : Midwestern Edition Vol. 1』

Spotifyのサービスで出会ったサンフランシスコのサックス奏者レント・ロムスが主宰する自主レーベル「エッジトーン・レコーズ」のキャッチフレーズは「My Music Is Weirder Than Yours!(僕の音楽は、君の音楽よりもっと奇妙だよ!)」というもの。ヘンタイ音楽愛好家にとってこれほど心躍るフレーズはない。

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CD/DVD DisksNo. 237

#1473 『Rent Romus’ Lords of Outland / In the darkness we speak a sound brightness and life』

サンフランシスコのサックス奏者レント・ロムスのレギュラー・グループ「Lords of Outland(ガイキチ君主)」の最新作。西海岸の緩やかな共同体は音楽の精神的治外法権を志向する。

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Concerts/Live ShowsInterviewsNo. 237

#994 フローリアン・ヴァルター JAPAN TOUR 2017

エッセンを拠点にジャズ、実験音楽、即興、現代音楽、劇音楽といった幅広い分野で活動する若手サックス奏者フローリアン・ヴァルターの初来日ツアー。日本の個性派ミュージシャンとコラボした2回のライヴ・レポートとインタビューでドイツ即興シーンの現在を探る。

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CD/DVD DisksNo. 236

#1469『Barry Altschul and the 3Dom Factor / Live in Kraków』

三者三様のベストプレイが炸裂するこのアルバムを聴いていると、世界の中心で“ジャズ”と叫びたい気持ちになれる。

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CD/DVD DisksNo. 226

#1369 『山口正顯・渡辺生死 duo / 砂山』

聖地・高円寺グッドマンから現れたリード&ドラム・デュオによる叙情曲集は、パンドラの箱からフリージャズの精霊たちを解放し、ギミック無しの生のジャズのパワーを世に知らしめるパラレル・モーションである。

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このパフォーマンス2016(国内編)No. 225

このライヴ/コンサート(国内アーティスト)#07 生活向上委員会+ドン・モイエ

それぞれの音楽家としての軌跡が脳裏に断片的に浮かび上がりつつも、そこに満ちていたのは颯然と今ここを突き抜けていくサウンドだった。年輪を重ねるというのはこういうことなのか。あるべき出会いはまたとない邂逅となったのである。

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このパフォーマンス2016(国内編)No. 225

このライヴ/コンサート(国内アーティスト)#03 生活向上委員会大管弦楽団2016

過去の振り返りと今ここにある音楽表現を繋ぎ合わせ、更にこれから先の活性化の兆しを予感させて、フリージャズが死んでいないことを宣言する出来事だった。

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Concerts/Live Shows特集 『生活向上委員会2016+ドン・モイエ』No. 223

#922 生活向上委員会大管弦楽団2016

フリージャズは死なない。ついに実現した三者会談でジグソーパズルの音楽のパワー、音楽の享楽、音楽の本質を心から堪能する10月革命だった。

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CD/DVD Disks特集 『生活向上委員会2016+ドン・モイエ』No. 221

#1341 『生活向上委員会ニューヨーク支部 / SEIKATSU KOJO IINKAI』

パンクとフリージャズ、どちらも革命の拠点のニューヨークに赴き直に体験したミュージシャンが持ち帰り、自ら革命戦士となることで、日本の音楽シーンに変革をもたらしたという事実は興味深い。

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CD/DVD Disks特集 『生活向上委員会2016+ドン・モイエ』No. 221

#1340 『生活向上委員会:In NY支部』

ともあれ、祝CDリリース! 待ち望んでいました。おまけに、ドン・モイエまでが来日し、生活向上委員会と共演するとは! 一体どんな演奏が繰り広げられるのか。ぜひともライヴ録音をリリース願います。

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Jazz Meets 杉田誠一特集 『生活向上委員会2016+ドン・モイエ』No. 220

#98 梅津和時と生活向上委員会

 あの最もエキサイティングだった70年代から遠く離れて、はたして「いま、ジャズ十月革命の予感。」なのでせうか?
 時代はさらに寒く...。フリ〜インプロバイズドの燃えさかる「いま」を直視したい。

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CD/DVD Disks特集 『生活向上委員会2016+ドン・モイエ』No. 220

#1333 『原田依幸 with モンドリアン・アレオパディティカ・ストリング・カルテット / 1983』

盟友梅津和時と袂を分かつことになった原田が、『失楽園』を著して有名なイギリスの詩人ミルトンが1644年、当時の言論弾圧に抗して刊行したパンフレットの書名『アレオパジティカ』に倣って「自由な表現」を求めたように、我々リスナーは「自由な妄想」を追求すべきことを提言したい。

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~No. 201音の見える風景 望月由美

Chapter 33 松風鉱一 (マルチ・リード奏者)

松風鉱一は、アルト、テナー、バリトン、クラリネット、バスクラ、そしてフルートにいたるまでそれぞれの楽器の特性にあわせて自らの語り口を変えうる稀有な個性の持ち主であり、ドルフィーと肩を並べるマルチ・リード奏者である。

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Concerts/Live Shows~No. 201

#561 JAZZ ART せんがわ 2013 ~ 野生に還る音 親密な関係 生きる芸術 ~

フェスティバルの大団円は、ジョン・ゾーンが1984年に考案したゲーム理論に基づいた即興演奏スタイル、ジョン・ゾーンズ・コブラ。当時から日本の即興音楽家を魅了し、数々の日本人演奏家により実践されてきた。現在も巻上公一を中心に継承されている。

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~No. 201特集 『生活向上委員会2016+ドン・モイエ』音の見える風景 望月由美

Chapter 15.ダンケ:梅津和時・原田依幸

 1980年10月18日、ドナウエッシンゲンの会場での一音は原田の<Bitte>から始った。透徹した原田のピアノ・ソロから始まり、やがて梅津がアルトで絡む。二人のヴォルテージは異様に高かった。二人の緊張が高みに達した時、二人は突然唄を歌い始める。完全な即興による<Danke>である。ここで持ち時間は終了するが興奮した会場からは口笛がなり、アンコールの拍手が鳴り止まなかった。

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