JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

即興音楽

CD/DVD DisksNo. 301

#2246 『sara (.es) , Toshiji Mikawa, K2 (Kimihide Kusafuka), Wamei, Seiichi Yamamoto / Utsunomia MIX』
『サラ(ドットエス)、美川俊治、K2(草深公秀)、ワメイ、山本精一 / ウツノミア・ミックス』

Utsunomia MIXで再現されるギャラリーノマルとsara(.es)の無尽蔵の創造性は、聴く人すべてにこれまでの音楽作品とは一味違う豊穣な聴覚体験を与えてくれるに違いない。

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CD/DVD DisksJazz Right NowNo. 277

#2081 『Chris Pitsiokos / Carny Cant』
『クリス・ピッツィオコス / カーニー・カント』

このアルバムに描かれているのは間違いなくクリス・ピッツィオコスというひとりの人間の魂と肉体である。現在のピッツィオコスのありのままの音楽を時間をかけて濃縮することにより、彼自身の未来の音楽と人生の在り方を刷新した。

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CD/DVD DisksNo. 274

#2053 『Toshiyuki Hiraoka / Waterphone II』
『平岡 俊之 / ウォーターフォン2』

メディテーション・ミュージック的であり、環境音楽/アンビエント・ミュージック的であり、フィールド・レコーディング的であるが、本質的には生楽器の即興演奏のドキュメントである。いわば一人の演奏家の意思による“Improvised Meditation Music(即興瞑想音楽)”と呼ぶのが相応しい。

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CD/DVD Disksウェストコースト・アンダーグラウンド通信No. 274

#2051 『ruth weiss / we are sparks in the universe to our own fire』
『ルース・ワイス / 我らは宇宙の火花であり、我ら自身の炎となる』

伝説のビート詩人ルース・ワイスの遍歴と思想を綴ったポエトリーが、ロムスたちのインプロヴィゼーションと見事に絡み合い、二つの異なる視点からアメリカのカウンターカルチャーの歴史を俯瞰する壮大なオーラル・ストーリーが描かれている。

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このパフォーマンス2020No. 273

#02 2020年 不失者コンサート

かつてハードロックの突然変異と呼ばれた不失者は、決して特殊な異端者ではなく、音楽表現の在り方としては正統派に他ならない。それはコロナ禍が完全に収束しない中、演奏するのが待ちきれないとばかりに出演を快諾したゲスト・ミュージシャンの満足そうな笑顔を見れば明らかだ。

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CD/DVD DisksNo. 273

#2043 『.es (Takayuki Hashimoto & sara) / Vessel of Catastrophe』
『ドットエス(橋本孝之&サラ)/ カタストロフの器』

抽象と具象、無意識と有意識、無為と有為、Catastrophe(崩壊)とCreation(創造)。ジャクソン・ポロックが導くドットエスの表現行為はまさしく「アクション・インプロヴァイジング・ミュージック(行為としての即興音楽)」と呼ぶのが相応しい。

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InterviewsNo. 273

#214 .es(橋本孝之&sara)+林聡インタビュー:アートと音楽の未来へ向けて

大きな社会環境の変化が、次々と起こる時代だからこそ、アートの力が、ますます重要になってくると確信しています。既成の価値観や意識を変革することで人を救うことが、アートや文化の大きな役割だと考えるからです。ですので、ドットエスの表現活動を通じて、少しでも世の中に良い影響を与えてゆければと思います。(橋本孝之)

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CD/DVD DisksJazz Right Now特集『クリス・ピッツィオコス』No. 269

#2012 『Chris Pitsiokos / Speak In Tongues』

ジャケットに記された「Speak in tongues and hope for the gift of interpretation(異言を語り、解釈の才能に期待する)」という一文には、影響を受けた偉大な先達へのリスペクトと共に、必ず彼らを乗り越えてやる、というピッツィオコスの強い決意が込められている。

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CD/DVD Disksウェストコースト・アンダーグラウンド通信Jazz Right NowNo. 265

#1978 『Rent Romus, Heikki Koskinen, Life’s Blood Ensemble / Manala』

『Manala』が奏でる豊穣の音楽は、ロムスとコスキネンの個人的なルーツであるだけでなく、遍く人類すべてが生まれてきた原初的記憶をたどる旅路を示している。それこそが音楽の冥界巡りの醍醐味と言えるであろう。

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BooksNo. 259

#096 『フリー・インプロヴィゼーション聴取の手引き』

即興音楽を聴く/聴いてみようと思う人のためのガイド本。ターゲットにしているのは、コアなファンだけではなく、むしろ即興音楽の周辺で入口を見つけられずにいるリスナーや、即興音楽に接したことはあるがどう聴いてよいかわからないでいる人たちだ。著者は聴取行為をバード・ウォッチングに喩えながら、軽快な筆致で即興音楽に馴染みのないリスナーにも聴取のポイントを解き明かし、即興音楽の深い森に入っていく。

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ウェストコースト・アンダーグラウンド通信Jazz Right NowNo. 244

ウェストコースト・アンダーグラウンド通信 第1回:ROVA Saxophone Quartet, Ian Carey, Josh Allen, Philip Everett, etc.

ミュージシャンにしてレーベル・オーナー/イベント・オーガナイザー、レント・ロムスによるアメリカ西海岸即興シーンの今を伝える連載がスタート。結成40周年を迎えたロヴァ・サクソフォン・カルテットなどをフィーチャー。

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Concerts/Live ShowsNo. 230

#954 OPPOSITE 2017 マスキネル・テラピー、ザ・リビング・ルーム feat. 巻上公一、メテ・ラスムセン & クリス・コルサーノ feat. ジム・オルーク & 坂田明

日本・デンマーク外交樹立150周年記念イベントのひとつとして10日間に亘って開催された「オポジット2017」(OPPOSITE 2017)は、未知との遭遇の歓びに溢れ、限りない好奇心に貫かれていた。音響・無国籍音楽・ハードコアジャズ、すべてがデンマークの香りに満ちた極上の体験だった。

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