JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

富樫雅彦

BooksNo. 317

#134 『小沼純一/リフレクションズ』

ジャズ・アルバムを肴に聴いた当時を振り返る半自伝的な切り貼りスナップショット集で、主題と変奏と混乱と逆転と結末をうまくつけて一冊の作品としている。

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥No. 304

Hear, there & every where #48 高木里代子『The Piano Story』

『The Piano Story』のタイトルが示す通り、リサイタル仕立ての、過剰な感情移入を避けた等身大の高木里代子を反映したアルバムと聴いた。

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Reflection of Music 横井一江No. 289

Reflection of Music Vol. 84 高木元輝

昨年から今年にかけて、高木元輝のCDが国内外のレーベルから数多くリリースされた。彼の奇跡を辿るよい機会だろう。奇しくも今年は没後20年に当たる。

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CD/DVD DisksNo. 281

#2112 『沖至カルテット/ライヴ・アット・ジャズ・スポット・コンボ 1975』
『Itaru Oki Quartet “Live At Jazz Spot Combo 1975”』

私は、本アルバムにおいて、ドラムのパワーとビート感の専制としての「魔」を有する<日本のジャズ>が頂点を極めたことを確認した。

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InterviewsNo. 280

Interview #225 豊住芳三郎(続編)

生きる伝説的ドラマー・豊住芳三郎へのインタビュー第2弾。おもに1970年代までの音楽活動を中心とした初回に続き、欧米やアジアのインプロヴァイザーたちとの共演などに焦点を当てた。

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”稀代の興行師” 鯉沼利成の世界No. 278

”稀代の興行師” 鯉沼利成さんの思い出 #5『ドン・チェリー・ファミリー 1974』

まるでチベット仏教の寺院の中の様なカラフルな幕(モキ・チェリー夫人のキルト作品)が背景に下げられていて、その前で子供や奥さんも参加してのファミリーバンドだったのだ!

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Jazz Meets 杉田誠一R.I.P. ミルフォード・グレイヴスNo. 275

Jazz meets 杉田誠一 #112「ミルフォード・グレイブス」

ミルフォードのあのシンプルなスワヒリ語が、「うたう」ことのルーツだとすれば、「間」に重きを置くミルフォードのドラミングは、「うた」そのものである。

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このディスク2020(国内編)No. 273

#04 『Great 3:菊地雅章|ゲイリー・ピーコック|富樫雅彦/コンプリート・セッションズ1994』
『Great 3:Masabumi Kikuchi|Gary peacock|Masahiko Togashi/Complete Sessions 1994』

絶頂期にあった3者がテーマから予断を許さない展開を見せるスリルと傑出した内容に何度聴いても惹き込まれるのだ。

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このディスク2020(国内編)No. 273

#07 『Great 3:菊地雅章|ゲイリー・ピーコック|富樫雅彦/完全版 セッションズ 1994』
『Great 3: Masabumi Kikuchi|Gary Peacock|Masahiko Togashi / Complete Sessions 1994』

(ライヴ盤)キレのいいピアノのサウンドと、ベースが音像を固める。パーカッションはやや音像を引いている。ここは私の判断で、かぶりを避けた。

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Local(国内)

12/25 Great 3(菊地雅章 ゲイリー・ピーコック 富樫雅彦)の1994年録音が26年ぶりに全貌公開

「フリーにしてフリーに非ず」ハイサンプリング高音質録音が捉えたGreat 3の白熱の演奏の全貌が26年ぶりに完全公開。

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ある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥No. 272

ある音楽プロデューサーの軌跡 #53 「Great 3:菊地雅章・ゲイリー・ピーコック・富樫雅彦」

僕の長いジャズとの関わりのなかでも知り得たジャズ・トリオの演奏としては5指に入るのではと自負している。

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CD/DVD DisksNo. 272

#2040 『Great 3:菊地雅章|ゲイリー・ピーコック|富樫雅彦/コンプリート・セッションズ1994』
『Great 3:Masabumi Kikuchi|Gary peacock|Masahiko Togashi/Complete Sessions 1994』

この『コンプリート・セッションズ1994』は文字通りジャズ史における「世界遺産」に認定をされて然るべきだとまで、私は考えている。

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及川公生の聴きどころチェックNo. 272

#637 『Great 3:菊地雅章|ゲイリー・ピーコック|富樫雅彦/完全版 セッションズ 1994』
『Great 3: Masabumi Kikuchi|Gary Peacock|Masahiko Togashi / Complete Sessions 1994』

2曲のベースのソロ、センターにドスの効いた効果で表現される。エンジニアとして、仕掛けたサウンドである。

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥R.I.P. 沖至No. 270

#24 追悼 沖 至 producer 稲岡邦彌

沖さんは時と場所、相手にかかわらずいつでもどこでも沖至でいられる稀有な音楽家だった。おそらく体幹にしっかりとメインストリームを蓄えているからだろう。スピリットはつねにフリーであったとしても。

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R.I.P. ゲイリー・ピーコックNo. 270

追悼:ゲイリー・ピーコック pianist/scientist 須藤伸義

「即興の基本は耳を使うこと」、「 “体験” しないとノイズが音楽へ変わるプロセス、サムシングは、理解し難い」、「(自分の)チョイスは、スタンダードであろうと、フリーであろうと、何でもプレイする事さ」

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R.I.P. ゲイリー・ピーコックNo. 270

ゲイリー・ピーコックと菊地雅章の「スペース」 music people 上原基章

プーは私と一緒に音楽を通じて、菊地雅章とは誰かということを証明したがっていた。一緒にやることによって、自分自身を証明し、同時にプーは“ゲイリー・ピーコックは誰か”をも音楽を通じて見抜こう、探り出そうとしていた。(ゲイリー・ピーコック)

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R.I.P. ゲイリー・ピーコックNo. 270

「ゲイリー・ピーコックを探せ」〜半世紀前のラジオ番組より〜 musical director 河内 紀

つまり、日本の伝統的な文化を学びたいからです。西洋と東洋の...精神は、相反するものです。私は、日本の精神の中からたくさん学ぶことがあると思っています。

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R.I.P. ゲイリー・ピーコックNo. 270

In memory of Gary Peacock jazz record producer 伊藤 潔

Garyは Be-Bop の影響があまり聴こえないベーシストですが、4/4 でスイングする時のグルーブは強力です。また、こんなにスペースを感じられるベーシストは稀だと思います。

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R.I.P. ゲイリー・ピーコックNo. 270

ゲイリーさんとの思い出 ドラマー 村上 寛

その頃ゲイリーさんは太極拳やマクロビオティックをやっていて 小さな玄米のおにぎり持ってきて食べていたのを覚えてます。

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥R.I.P. ゲイリー・ピーコックNo. 270

#25 追悼 ゲイリー・ピーコック producer 稲岡邦彌

ゲイリー・ピーコックにつながる僕個人の最大の軌跡は、1994年の菊地雅章、ゲイリー・ピーコック、富樫雅彦のトリオによる「Great 3」である。

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InterviewsR.I.P. ゲイリー・ピーコックNo. 270

Interview #211 (アーカイヴ)ゲイリー・ピーコック

即興演奏家の個性というものは、例えるなら“聴く”という共通・共有な土壌の上に咲いた花だ。その花には色々な種類、色、香りなどあるけど育っている土壌は変わらない。

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international(海外)NewsR.I.P. ゲイリー・ピーコック

追悼 ゲイリー・ピーコック(1935.5.15 – 2020.9.4)
〜キース・ジャレット、菊地雅章、ポール・ブレイ、ポール・モチアン、ビル・エヴァンスらと共演

キース・ジャレット、菊地雅章、富樫昌彦、村上寛、佐藤允彦、山本邦山らとの共演で知られるゲイリー・ピーコックが9月4日、自宅で穏やかに息を引き取った。

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international(海外)NewsR.I.P. 沖至

8/25 トランペッター沖至、パリに死す

日本のフリージャズのパイオニアでパリ在住の沖至が入院先の病院で8月25日に亡くなった。享年78。

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河村写真事務所No. 261

河村写真事務所 #002「高柳昌行|富樫雅彦」

共に東京生まれのふたりの異能のジャズ・ミュージシャン、高柳昌行(g)と富樫雅彦(ds) の共演の記録はいくつか残されている。

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Local(国内)News

11/2&3 あれから50年~ ニュージャズホールを知ってるか?

New Jazz Hallは、副島輝人の

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InterviewsNo. 257

INTERVIEW #191 豊住芳三郎

日本フリージャズの勃興時から活躍したドラマー/パーカッショニスト、豊住芳三郎(通称サブ)。その活動領域は日本にとどまらない。若き日から世界を旅し、シカゴではAACMと行動を共にし、またヨーロッパ即興シーンの猛者たちと国内外で共演を積み重ねてきている。2019年7月20日、埼玉県の山猫軒において照内央晴(ピアノ)、庄子勝治(アルトサックス)との演奏を行う前に、豊住にインタビューを行った。

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ある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥No. 248

ある音楽プロデューサーの軌跡 #46「Transheart トランスハート・レーベル」

ジャズ・プロデューサーにとって自分のレーベルを持つことは夢である。

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No. 241R.I.P. セシル・テイラー

精霊たちの祭り「白州」~セシル・テイラーTOKYO FMスペシャル・ライヴ

セシルも富樫さんももうこの世にはいないけれど、地球の自然に捧げた祈りは、続いていかなければ。

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InterviewsNo. 241R.I.P. セシル・テイラー

#170 能楽一噌流笛方15代目 一噌幸弘

70年代のセシルの音楽には、都節(みやこぶし)音階という日本の音階がふんだんにでてきます。(中略)あれだけ強烈に自在に弾き倒しておいて、最後が能楽の「音取り」のようになって終わる。おおっ!と思いましたね。

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Concerts/Live ShowsInterviewsNo. 239

#1002 1971年新宿~2018年札幌。阿部辰也の過去と現在、2つの「フリージャズ最前線」をめぐって

1970年代初頭、伝説の新宿ピットイン・ニュージャズ・ホールで若き日を過ごした阿部辰也。2018年、吉田野乃子らとともに「札幌 Free Jazz 最前線」と題したイベントに出演した彼の現在の演奏と、フリージャズへの思いをきいた。

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Interviews~No. 201

#114 アレックス・クライン Alex Cline

僕は、自分自身の音楽的成果に対し、すごく満足しているし、ロスに留まっていたからこその成果だと思っている。ロス在住のミュージシャンが、東海岸中心のジャズ・メディアに軽んじられているのは事実だと思う。

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Interviews~No. 201

#30 佐藤允彦 ~富樫雅彦作品を語る~

富樫さんの音楽は、書いたものとして確定している部分はすごく少ないんですよ。しかもそれだけじゃわからない。だから、こうなんだよみたいな原型を残したかった。これから先はどうぞご自由に、ということで。これは富樫さんに信頼されていないと出来ない。その意味では、ひとつの仕事ができたと思っている。

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CD/DVD Disks~No. 201

#94 『佐藤允彦/佐藤允彦プレイズ富樫雅彦 #3』

Masahiko Plays Masahiko三作目は、フリー・インプロヴィゼーションの余白がたっぷりある作品群。作品にあるモチーフを一種のマテリアルとして、さらなる創造的空間を構築する鮮やかな手腕は佐藤ならではのもの。しかし、この空間の捉え方、音色に対する美学は、富樫の世界でもある。

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