JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

高木元輝

InterviewsNo. 307

Interview #273 NoBusiness Recordsオーナー/プロデューサー「ダナス・ミカイリオニス」

限られた財源の中で、私たちは真に心に響くセッションだけにこだわっています。

続きを読む
R.I.P. 坂本龍一No. 301

『ディスアポイントメントーハテルマ』の季節
竹田賢一のライナーノートに呼応する形で by 土取利行

あまりにも多くのことが展開した70年代、間章の死を契機に彼のもとに集まっていた個々の者たちは、80年代に入り独自の道を歩みだしていた。

続きを読む
特集『ECM: 私の1枚』

杉田誠一 『Dino Saluzzi,Gidon Kremer,Andrei Pushkarev/Giya Kancheli:Themes From The Songbook』
『ディノ・サルーシ、ギドン・クレーメル、アンドレイ・プシュカレフ/ギヤ・カンチェリ:ソングブックのテーマ』

ギドン・クレーメルは、殿山泰司、高柳昌行と同じく、激しく、熱情に生きる。

続きを読む
風巻隆「風を歩く」からNo. 298

風巻 隆「風を歩く」から vol.11 LP『ATMOSPHERE』~ダニー・デイビス

「音楽は自分の魂と体から出てくるもので、聴く人の体と心に働きかけるものだ。」

続きを読む
EventsLocal(国内)NewsNo. 291

7/8~8/8 三大写真展と鈴木良雄The Blend 館内コンサート
サックス・レジェンド/高木元輝/阿部薫写真展

サックス・レジェンド展、高木元輝展、阿部薫展の3大写真展が7/8から1ヶ月にわたって開催、鈴木良雄The Blendが館内コンサートを行う。

続きを読む
From the Editor’s Desk 稲岡邦彌No. 289

From the Editor’s Desk #6 ワールド・ジャズ・ミュージアム 21 開設の意義

4月15日、伊香保温泉の近く群馬県吉岡町に開館したワールド・ジャズ・ミュージアム21は、年内の通年テーマとして「よみがえれ”栄光の70年代” ジャズ、ブルース、ソウル&レゲエ 観る(写真展)聴く(ライヴ演奏)」として活動を展開していく予定である。

続きを読む
Reflection of Music 横井一江No. 289

Reflection of Music Vol. 84 高木元輝

昨年から今年にかけて、高木元輝のCDが国内外のレーベルから数多くリリースされた。彼の奇跡を辿るよい機会だろう。奇しくも今年は没後20年に当たる。

続きを読む
CD/DVD DisksNo. 288

#2168 『高木元輝|吉沢元治/Duo&Solo〜Live at 伝 1987・1989』

高木のサックスの音色の美しさは特筆ものだ。吉沢が加わることで演奏の空間をぐっと広げ、演奏の密度を一気に濃密にしている。

続きを読む
InterviewsNo. 288

Interview #242 土取利行 多楽器奏者
Toshi Tsuchitori multi-instrumentalist

生きることでも、音楽においてでも、根源とは何かということを常に探し求めることです。探究心がなくなれば全てが停止してしまいます。そのためにはやはり旅が必要になってきます。

続きを読む
Monthly EditorialFrom the Editor’s Desk 稲岡邦彌No. 287

From the Editor’s Desk #5「パンデミックを生きる」
生き残りを図るミュージシャンたち

2年にわたるパンデミックに苦しむ音楽業界の中、生き残りを図るミュージシャンの中からいくつかの術を追う。

続きを読む
CD/DVD DisksNo. 284

#2148 『小杉武久&高木元輝/薫的遊無有』

高木が小杉の音に野心的に近づいた。高木のソプラノサックスが管を共鳴させる息を感じさせる形勢もあるのだが、それ以上に、ヴァイオリンの擦音に憑依し、あるいはエレクトロニクスと化し、高木の並々ならぬ力量をもって小杉の音領域で重なってみせていることは驚きである。

続きを読む
CD/DVD DisksNo. 284

#2146 『高木元輝/Love Dance~Live at Galerie de Café 伝 1987/1997』

この時期の高木さんには「歌・メロディーへの回帰」が見られ、このCDでも「アリラン」、「小さな花」、「家路」、「不屈の民」、「バラ色の人生」等々が聴ける。

続きを読む
InterviewsNo. 280

Interview #225 豊住芳三郎(続編)

生きる伝説的ドラマー・豊住芳三郎へのインタビュー第2弾。おもに1970年代までの音楽活動を中心とした初回に続き、欧米やアジアのインプロヴァイザーたちとの共演などに焦点を当てた。

続きを読む
international(海外)R.I.P. ミルフォード・グレイヴス

2/12 ミルフォード・グレイヴス逝く

とくに、インド、アジア、アフリカのの音楽に興味を示し、それらの要素を取り入れた独自のソロ演奏を確立した。

続きを読む
CD/DVD DisksNo. 274

#2054 『Derek Bailey & Mototeru Takagi / Live at FarOut, Atsugi 1987』
『デレク・ベイリー&高木元輝/ライヴ・アット・厚木FarOut 1987』

ベイリーと高木の相性の良さを存分に味わうことのできる作品。80年代の高木のソプラノをじっくりと聴けるという意味でも、他に類を見ない、非常に貴重な記録と言えるだろう。

続きを読む
international(海外)

NoBusiness=ChapChapシリーズ第2期スタート 第1回リリース3タイトル

リトアニアのNoBusinessレコードと防府のCjapChapレコードのジョイント・プロジェクト第2期がスタート、第1回リリースは3タイトル。

続きを読む
R.I.P. 近藤等則No. 271

BANZAI E.E.U. trumpeter 近藤等則

E.E.U.は、こうして、今、グループとしての活動を終える時期に来た、と僕は思う。

続きを読む
Hear, there and everywhere 稲岡邦弥R.I.P. 沖至No. 270

#24 追悼 沖 至 producer 稲岡邦彌

沖さんは時と場所、相手にかかわらずいつでもどこでも沖至でいられる稀有な音楽家だった。おそらく体幹にしっかりとメインストリームを蓄えているからだろう。スピリットはつねにフリーであったとしても。

続きを読む
河村写真事務所No. 261

河村写真事務所 #002「高柳昌行|富樫雅彦」

共に東京生まれのふたりの異能のジャズ・ミュージシャン、高柳昌行(g)と富樫雅彦(ds) の共演の記録はいくつか残されている。

続きを読む
InterviewsNo. 257

INTERVIEW #191 豊住芳三郎

日本フリージャズの勃興時から活躍したドラマー/パーカッショニスト、豊住芳三郎(通称サブ)。その活動領域は日本にとどまらない。若き日から世界を旅し、シカゴではAACMと行動を共にし、またヨーロッパ即興シーンの猛者たちと国内外で共演を積み重ねてきている。2019年7月20日、埼玉県の山猫軒において照内央晴(ピアノ)、庄子勝治(アルトサックス)との演奏を行う前に、豊住にインタビューを行った。

続きを読む
Columnある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥No. 244

ある音楽プロデューサーの軌跡 #45「NADJAレーベル」

結局、Nadjaレーベルは内外のアーチストの音源を中心に40タイトル以上の作品をリリースし、アーチスト自身によるいわゆるインディ・レーベルの台頭とともにその役目を終えたのだった。

続きを読む
Concerts/Live ShowsInterviewsNo. 239

#1002 1971年新宿~2018年札幌。阿部辰也の過去と現在、2つの「フリージャズ最前線」をめぐって

1970年代初頭、伝説の新宿ピットイン・ニュージャズ・ホールで若き日を過ごした阿部辰也。2018年、吉田野乃子らとともに「札幌 Free Jazz 最前線」と題したイベントに出演した彼の現在の演奏と、フリージャズへの思いをきいた。

続きを読む
No. 210Interviews

# 140 末冨健夫 Suetomi Takeo (Producer/Label Owner)

この歳と身体になると、「猫達よりは長生きして、全員看取ってやらないと。」とかが夢になります。これ、冗談ではなく...。音楽では、ちゃぷちゃぷレコードを出来るだけ長く維持し、たくさんの世に眠る文化遺産としての音源を一枚でも多くリリースし、できるだけ多くの人の耳に届けたい。

続きを読む
Interviews~No. 201

Extra デレク・ベイリー〜古い思い出と新しい音

SJ: 思うに実入りはかなり良かったのでは?
DB: そうだね。帰国してから自分の車を買ったからね。そう、たしかに実入りは良かった。だけど、あの国が本来負担すべき内容からいうとそれほどでもなかったと思う。

続きを読む