#4 鈴木浩二(レコーディング・エンジニア)
6、7歳の時に「自分はレコーディング・エンジニアになるんだ!」と決意したまま、今日までまっしぐらです。
続きを読むJazz and Far Beyond
6、7歳の時に「自分はレコーディング・エンジニアになるんだ!」と決意したまま、今日までまっしぐらです。
続きを読むカーラにはサティやモンポウ、あるいはセロニアス・モンクの作品と同じくらいよく練られた作品がたくさんある。(マンフレート・アイヒャー)
続きを読む2023年10月17日に87歳で亡くなったピアニストで作編曲家のカーラ・ブレイを偲んで、カーラを深く敬愛していた大友良英によるふたつのプログラムが放送された。期間限定で配信で聴くことができる。
続きを読む偉大な作編曲家であり、運動家であり、ちょっと怖いけどユーモアたっぷりのCarla Bley (カーラ・ブレイ) が他界してしまった。George Russell (ジョージ・ラッセル) 繋がりで親近感があったのにあまり知らなかったカーラだが、面白いインタビューを見つけたのでそれを含めてユーモアたっぷりのこの1曲を解説してみると、カーラの凄さを改めて思い知った。
続きを読むECMのファンには『真実』、『カタログ』を座右の書としつつ、ECM Records: HomeとJazzTokyo を定点観測的に目配りするスタイルが成立する。
続きを読むECMのこの1枚と言われたらパット・メセニーの『80/81』がまず頭に浮かぶ。その大きな理由はジャケットの目立つところにECMと書いてあるからかも知れない。それにしても何度このアルバムを聴いたことであろう。人に聴かせたくて貸してなくすので4度ほど購入し直しているアルバムでもある。
続きを読む自分の中でのECMのイメージを決定づけたのは、このアンゲロプロスとカラインドルーのタッグに他ならない。
続きを読む結局、そのアルバムを買ってから数年間で999回くらいは聴き直した。
続きを読む静謐な中に鋭く研ぎ澄まされた感性のぶつかり合いが脳に染み込んでいくといった感じのフリーなサウンド
続きを読むアドリブを記憶するほど聴き、ぼろぼろになって買いなおしたのはこれくらいです。
続きを読む“ECM”ではキースとチックもソロ・アルバムを発表しているが、このアルバムを前にしては大分影も薄い。
続きを読む私自身の中ではっきりとした作品のイメージがあり、これだけのラインアップで面白くないわけはないという確信はありました。
続きを読む内外で活躍するピアニスト/コンポーザーの藤井郷子が9/20、NYCでオールスター・バンドのコンサートをライヴ収録、自身の100作目のCDとして12月にリリースする予定。
続きを読む師のヘンリー・グライムスがときに恐竜の足踏みのような轟音をもつ剛の者だとすれば、マーク・ルワンドウスキは柔の者である。きめ細かな和音をもつアディソン・フライのピアノ、目が覚める繊細さと速度をもつクッシュ・アバディのドラムスとともに提示されるサウンドはシンプルでありながら複雑な変化やグラデーションがあり、少なからず陶然とさせられてしまう。
続きを読む編集・批評家・オ−ガナイザー、細田成嗣の顕現、さらなる色違い重版を祈念する、
続きを読む2021年3月17日付けニューヨークタイムスにピアニスト/コンポーザー藤井郷子のインタヴューが掲載れた。
続きを読むこの日3人の中ではいちばん調子がいいゲイリーのプレイは相変わらずカッコ良かったし、モチアンも彼にしかできない独特の間合いでイマジネーションを広げていった。
続きを読む即興演奏家の個性というものは、例えるなら“聴く”という共通・共有な土壌の上に咲いた花だ。その花には色々な種類、色、香りなどあるけど育っている土壌は変わらない。
続きを読むキース・ジャレット、菊地雅章、富樫昌彦、村上寛、佐藤允彦、山本邦山らとの共演で知られるゲイリー・ピーコックが9月4日、自宅で穏やかに息を引き取った。
続きを読むベテラン・トリオが聴衆と即興の醍醐味を共有する巧みさを発揮した秀作。
続きを読む偉大な父、ポール・ブレイの支配から逃れて、封印していたピアノを弾けるようになったヴェネッサだったが。
続きを読むピアニスト ポール・ブレイの次女でミュージシャンのヴァネッサが去る10月25日、自動車事故で即死。享年34。
続きを読む低音部から高音部まで、エッジの効いた透明な音は、まさにマイキングの効果だ。
続きを読むECM創立50周年を象徴するポール・ブレイ・トリオとキース・ジャレットの新譜。
続きを読む録音された1993年当時の録音システムが持っていた分厚いサウンドが懐かしい。
続きを読む彼の伝記のタイトル『ザ・トラベラー』のタイトル通り、音楽に捧げた人生を自由気ままに生きて、生き抜いた人だった。
続きを読むジャズ・プロデューサーにとって自分のレーベルを持つことは夢である。
続きを読むギターのライン収録のエフェクト効果が骨太なので、時に管楽器のアドリブかと、一瞬のサウンド風景が浮かび上がる。
続きを読む繊細で初々しい即興性をもつ弱音の音楽、音への戸惑い。自己が発した音への驚きに触発されてなだらかに増殖されていく。
続きを読むヴァネッサは、3歳の頃からピアノに慣れ親しんでいるとはいうものの、どこかピアノを畏怖するような接し方である。
続きを読む4月17日(火)19:30、渋谷・サラヴァ東京でアルバム・リリース記念デビューライヴが予定されている。
続きを読む4月17日、東京・渋谷、ひとりの才能溢れる若き女性音楽家の翔びたつ姿を僕らは目撃することになる。
続きを読む多分3歳の時だったと思うけど、両親に連れられてNYCに行き、スイート・ベイジルで父(ポール・ブレイ)がジミー・ジュフリーと演奏するのを聴いた時ね。
続きを読む“ジャズ・ピアノのレジェンド” ポール・ブレイの愛娘ヴァネッサ・ブレイと”渋さ知らズ”などで活躍する山口コーイチの一度限りの”ピアノな夜”。
続きを読む「鯉沼さん、プロモーターとしてやり残したことはないでしょう?」「プロモーター? 俺は興行師だよ!」。大興行師・鯉沼利成と音楽人としてのキャリアの一部を共有できたことは光栄かつ名誉なことである。
続きを読む2007年8月22日、富樫雅彦が逝って早くも10回目の夏を迎えようとしている..。
続きを読む2作目のアルバム、ピアノ・トリオ作品『Billows of Blue』のリリースに至るまでに出会うべくして出会った数々の名盤と、ニューヨークの音楽家達。「ジャズ」とは何かという問いの追求について、自身が語る。
続きを読む両者のこの演奏を聴いて、常に作曲者であるインプロヴァイザーと、現代音楽作曲家のスコア作品との明らかな違いがよく分かった。すこぶる興味深かった。
続きを読むtext by Masahiko YUH
続きを読む僕のソロを “作曲” として見て一作選べと問われれば、僕は『ラディエンス』を推す。
続きを読む菊地 雅章(きくち・まさぶみ、1939年
続きを読むカーラ・ブレイはなんとも形容しがたいほどかわいいチャーミングな女性である。そして、ファインダーでみるカーラは天真爛漫で純粋、シャイのかたまりである。
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