JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

投稿者: 神野秀雄

Local(国内)News

7/13 エリック・ミヤシロ 60歳 記念ライヴ
ブルーノート東京・オールスター・ジャズ・オーケストラ

ハワイ出身でアメリカの数々の名門ビッグバンドでの活躍を経て、日本でファーストコールのトランペッターとして君臨しながら、作編曲でも素晴らしい音楽を世に送り出しているエリック・ミヤシロが60歳の誕生日を迎えて、記念ライヴで還暦を祝う。

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CD/DVD DisksNo. 302

#2250 映画『TAR/ター』〜トッド・フィールド監督、
ケイト・ブランシェット主演、ヒドゥル・グドナドッティル音楽

クラシック音楽へのリスペクトの上に作り込まれた緻密なストーリー構成、主演ケイト・ブランシェットの怪演に圧倒される。張り巡らされた伏線から衝撃の結末へ、音楽と人生にとって大切なものは何か観る者に問いかける。

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Local(国内)News

6/12-13 マイク・デル・フェロー “トゥーツ・シールマンス 生誕100周年”
at ブルーノート東京/コットンクラブ

ハーモニカの巨匠トゥーツ・シールマンスの生誕100周年を記念して、長く共演してきた”旅するピアニスト”マイク・デル・フェローが記念プログラムを構成。インドネシア出身のハーモニカ・プレイヤー、レガ・ダウナをゲストに迎える。

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Local(国内)News

6/4-8 アントニオ・サンチェス&バッド・オンブレ アジア・ツアー
特別インタビュー公開。ブルーノートNYの公演動画を公開中

パット・メセニーとの共演でも知られる現代最高のドラマーの一人アントニオ・サンチェスの最新プロジェクト。BIGYUKI 、タナ・アレクサ、レックス・サドラーと共に来日する。インタビュー、ブルーノートNYの演奏動画も参照されたい。

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Local(国内)News

5/30, 6/5 Remboato (福盛進也、藤本一馬、栗林すみれ、西嶋徹) feat. Tim Collins
森下周央彌ストリングストリオ with 清野拓巳

福盛進也が主宰するnagaluのコンセプト「流水不腐」を体現するカルテットRemboatoにミュンヘンを拠点に活躍するヴィブラフォン奏者ティム・コリンズが加わる。大阪では森下周央彌ストリングストリオfeat清野拓巳も出演する。

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Local(国内)News

6/9-21 浅利史花『Thanks For Emily』リリース・ツアー
at 東京コットンクラブ、静岡、名古屋、松坂、大阪

浅利史花のセカンドアルバム、伝説の女性ギタリスト エミリー・レムラーへのトリビュート作品『Thanks For Emily』リリースを記念して5都市へのツアーを行い、6/21コットンクラブでは録音メンバー全員が揃いツアーファイナルを迎える。

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international(海外)News

[配信] 5/1 国際ジャズデイ・グローバル・コンサート
International Jazz Day Global Concert

4月30日はUNESCOとHerbie Hancock Institute of Jazzの提唱で制定された国際ジャズデイ。世界13都市を結んだヴァーチャル・コンサートを全世界に配信する。日本と日本のミュージシャンにフォーカスされていないことには危機感を持つべきだろう。

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このディスク2022(国内編)My Pick 2022No. 297

#03 『soraya/BAKU – 耳を澄ませて』〜壷阪健登&石川紅奈

壷阪健登と石川紅奈が2022年に結成した「soraya」は、ゲストミュージシャンを交えて緻密で楽しいサウンドとリズムを探求する旅に歩み出したばかり。<BAKU>でも石川と壷阪、KANが鮮やかな夢の世界を描き出し、J-Popサイドからも注目されている。また『Remboato/星を漕ぐもの』 (nagalu)にも触れる。

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My Pick 2022このパフォーマンス2022(国内編)No. 297

#03 魚返明未&井上 銘 『サイクリングロード』リリースライヴ at KIWA
Ami Ogaeri & May Inoue “Cycling Road” Live at KIWA

透明で美しく洗練された響きの中に微かに感じる”夏の草の匂い”や”汗の匂い”のような感覚が、聴く者を懐かしく爽やかな不思議な時空へと誘う。映像作品を観ているかのような楽曲のストーリー性とクオリティの高さ、音色の美しさと拘り、ダイナミックレンジの広さに驚ろかされた。低音量域から美しく表現し、音量差を的確に駆使できるユニットは意外に少ないが、それを完璧に実現している理想のデュオだ

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My Pick 2022このパフォーマンス2022(海外編)No. 297

#03 デトロイト・ジャズ・フェスティヴァル 2022
Detroit Jazz Festival 2022

世界最大の”無料”ジャズ・フェスティヴァルであるデトロイト・ジャズ・フェスティヴァル。2022年は3年ぶりのリアル開催となり、Artist-in-Residenceにキューバ出身のピアニスト、チューチョ・ヴァルデスを迎えながら、4日間、4ステージで熱狂のパフォーマンスが繰り広げられた。

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Local(国内)News

12/20 アキラ・イシグロ NY-Japan Group featuring 黒田卓也 at コットンクラブ

アキラ・イシグロ(石黒 晃)はニューヨーク在住で、最前線で活躍するギタリスト。12月20日のコットンクラブ公演では、同じくニューヨーク在住の盟友たち、トランペットの黒田卓也、シンセサイザーの加藤真亜沙も加わり、日本の若手精鋭を要するバンドで出演する。

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Local(国内)News

12/23-25 サラ・ガザレク at コットンクラブ
Special Christmas Evening with Sara Gazarek

カリフォルニアを拠点に活躍し、2019年の『Thirsty Ghost』でグラミー賞最優秀ジャズ・ボーカル・アルバムにノミネート、2022年リリースの『Vanity』も注目を浴びるサラ・ガザレク。ホリデーシーズンの公演で最近の代表曲やクリスマスソングを楽しみたい。

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Concerts/Live ShowsNo. 296

#1240 デトロイト・ジャズ・フェスティヴァル 2022
Detroit Jazz Festival 2022

世界最大の”無料”ジャズ・フェスティヴァルであるデトロイト・ジャズ・フェスティヴァル。2022年は3年ぶりのリアル開催となり、Artist-in-Residenceにキューバ出身のピアニスト、チューチョ・ヴァルデスを迎えながら、4日間、4ステージで熱狂のパフォーマンスが繰り広げられた。

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Concerts/Live ShowsNo. 295

#1235 オーブリー・ジョンソン&ランディ・イングラム
Aubrey Johnson & Randy Ingram at 新宿PIT INN

透明なのに暖かく低音から高音まで正確に美しく響くオーブリーのヴォイス。そして英語が日本人の耳に確実に届くという現象にも驚かされ、ランディの丁寧なコードワークの中で、その類い稀な才能を見せつけた。叔父ライル・メイズ作曲<Close to Home (Quem é Você?)>を涙を浮かべながら感動的に歌い上げるなど、観客と一つになる特別な夜となった。

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Local(国内)News

5/4-6 ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2023〜ベートーヴェン
La Folle Journée TOKYO 2023 – Beethoven 開催決定

東京・丸の内でGWに開催されてきたクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」の2023年開催が決定した。有料公演約50と規模を縮小し、テーマは2020年に予定していた「ベートーヴェン」。ナント2023年のテーマ「夜の抒情詩」からの影響にも注目したい。

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CD/DVD DisksNo. 294

#2200 『大友良英スペシャルビッグバンド/Stone Stone Stone』
『Otomo Yoshihide Special Big Band / Stone Stone Stone』

「あまちゃん」をきっかけに結成され約10年を経てバンド名義の初スタジオ録音盤。COVID-19下の2020年6月に制作を開始、メンバーが集い、遠く離れた仲間たちとリモート録音を行なったため、異なる彩りや賑やかさが生まれそれがこのアルバムの魅力となっている。COVID-19の困難な状況と想いがあったからこその緊張感がポジティヴに作用し素晴らしいアルバムに仕上がった。

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Local(国内)News

[Radio] 9/22-30 ヒロ・ホンシュク&城戸夕果「テイスト・オブ・ジャズ」出演

ボストン・NY拠点のヒロ・ホンシュクと、ブラジルでも活躍する城戸夕果のフルーティストがラジオNikkei「テイスト・オブ・ジャズ」にゲスト出演。現在、ヒロ・ホンシュクが来日中で、9/28渋谷、9/29鎌倉で「Love to Brasil」を、六本木では安部潤との即興プロジェクトを行う。

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--Local(国内)News

11/10 RINA Trio featuring 佐藤潤一&小田桐和寛
at 丸の内・コットンクラブ

アメリカでも高い評価を受けながらCOVID-19のために帰国中のピアニストRINAを中心に気鋭の3人が集結、透明感があるのに分厚い暖かいサウンドが持ち味のピアノトリオ。数々のピアノトリオが名演を魅せてきた丸の内「コットンクラブ」での初ライヴを楽しみたい。

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Local(国内)News

9/21-10/1 ヒロ・ホンシュク&城戸夕果 Love To Brasil Project /
+沢田穣治、望月慎一郎、沼直也 / +安部潤セッション

ボストン・NY拠点のヒロ・ホンシュクと、ブラジルでも活躍する城戸夕果のフルーティストによる待望の公演。渋谷・鎌倉では「Love to Brasil」を、京都・神戸では鬼才 沢田穣治とのマジック・ユニット、六本木では安部潤との即興プロジェクトを行う。

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Concerts/Live ShowsNo. 292

#1228 角野隼斗&エリック・ミヤシロ
〜ブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラ

ビッグバンド初挑戦にして、角野はピアノとビッグバンドのバランスを掴み、輝きのある歓喜のサウンドを生み出していた。角野の幅広い感性に加え、ピアノ・コンチェルトを鳴らしきる力とクラシックピアノのタッチがポジティヴに効いているように思えた。

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Local(国内)News

7/15-16 ボンクリ・フェス 2022 / Born Creative Festival 2022
〜藤倉 大プロデュース 東京芸術劇場

ロンドンを拠点に活躍する作曲家 藤倉 大が贈る『ボンクリ・フェス』。スペシャルコンサートを中心にさまざまなワークショップや無料プログラムで楽しむことができる。COVID-19の状況が落ち着いて、藤倉 大、ヤン・バング、アイヴィン・オールセット、エリック・オノレ、アン・レイレフア・ランツィロッティ、アンサンブル・スリーなどの来日も実現する。

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Local(国内)News

[Live/配信] 6/3-5 日比谷音楽祭 2022
〜音楽の新しい循環をつくる、フリーでボーダーレスな音楽祭

日比谷公園で開催される「日比谷音楽祭」は、亀田誠治をプロデューサーに都心の公園で無料の音楽フェスティバルを実現する試み。日比谷音楽祭は、ニューヨーク・セントラルパークのサマーステージにインスパイアされていることに注目したい。

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Concerts/Live ShowsNo. 289

#1209 魚返明未&井上 銘 『サイクリングロード』リリースライヴ at KIWA

映像作品を観ているかのような楽曲のストーリー性とクオリティの高さ、音色の美しさと拘り、ダイナミックレンジの広さに驚ろかされた。低音量域から美しく表現し、音量差を的確に駆使できるユニットは意外に少ないが、それを完璧に実現している理想のデュオで、今後の進化が楽しみだ。

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Concerts/Live ShowsNo. 289

#1208 塩谷 哲 スペシャルデュオ with 小沼ようすけ at ブルーノート東京

ジャズからJ-Popsまで幅広く活躍し「コレナンデ商会」音楽監督として6年間全力投球してきた塩谷哲と、カリビアン・グルーヴとジャズの融合“Jam Ka”プロジェクトでも高い評価を得て、ヨーロッパをはじめ海外での演奏の機会も多い 小沼ようすけのデュオプロジェクトが帰ってくる。

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Local(国内)News

5/3-5 丸の内ミュージックフェス メインコンサート
中川英二郎、本田雅人、エリック・ミヤシロ、鈴木大介、藤本一馬、林正樹、広瀬悦子 他

三菱地所は、GW期間、東京国際フォーラム ホールCでクラシック音楽コンサートを計6公演行う。ジャズ、ワールドミュージックに繋がるプログラムで、中川英二郎、エリック・ミヤシロ、本田雅人、林正樹、藤本一馬、鈴木大介、北村聡、芳垣安洋らも出演。子供料金も低く設定されている。

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Local(国内)News

[配信] 4/29-30 Jazz Auditoria Online 2022
〜国際ジャズデイ記念 無料生配信

4月30日の国際ジャズデイを記念し、神田淡路町WATERRASで毎年開催されてきた「Jazz Auditoria」が、2020年、21年に続き無料オンライン・ジャズ・フェスティバルとして開催される。ブルーノート東京、コットンクラブを含め世界からのさまざまなプログラムを届ける。

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Concerts/Live ShowsNo. 288

#1201 沢田穣治『Contra Banda』リリース記念ライヴ
with 望月慎一郎、馬場孝喜、石川智、城戸夕果

ショーロ・クラブでの活動や作曲家、プロデューサーとして活躍し、自己のレーベルUnknown Silenceからも精力的なリリースを続けてきた沢田穣治は2021年半ばに悪性リンパ腫が見つかり闘病療養を続けてきたが、今回、復帰後の初めての上京ライヴを行った。

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Local(国内)News

4/8-9, 21, 23 塩谷哲 Special Duo Live with 小沼ようすけ

ジャズからJ-Popsまで幅広く活躍し「コレナンデ商会」音楽監督として6年間全力投球してきた塩谷哲と、カリビアン・グルーヴとジャズの融合“Jam Ka”プロジェクトでも高い評価を得て、ヨーロッパをはじめ海外での演奏の機会も多い 小沼ようすけのデュオプロジェクトが帰ってくる。

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3/31-4/1 小曽根真、壷阪健登、武本和大 at ブルーノート東京 
“From OZONE Till Dawn in Club” Part 5 THE PIANO

小曽根 真が次世代を担う若き才能たちを紹介するプロジェクト”From OZONE till Dawn”の第5弾はピアニストにフォーカスする。「JAZZ TOKYO」でも早くから注目してきた二人、武本和大と壷阪健登を迎えて、デュオ演奏、トリオ演奏も行う。

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【時間変更】2/25, 3/4 el tempo directed by シシド・カフカ at ビルボードライブ
[TV] 2/19, 26 前川國男「東京文化会館」×シシド・カフカ

ヴォーカル・ドラマーとして活躍するシシド・カフカがディレクションするプロジェクト「el tempo」。芳垣安洋、岡部洋一らを擁するパーカッション・アンサンブルで、サンティアゴ・バスケスが考案したハンドサインによる即興演奏を行う。

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[TV] 2/18 星野 源のおんがくこうろん
ジョージ・ガーシュウィン with VTRゲスト 角野隼斗

星野 源がパペットの「かいせついん」(高橋芳朗と大和田俊之)たちと歴史を変えた音楽家にスポットを当てる「星野 源のおんがくこうろん」。角野隼斗をVTRゲストにジョージ・ガーシュウィンを取り上げる。本記事では「星野 源のオールナイトニッポン」でキース・ジャレットについて語ったことも併せて紹介する。

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RINA Trio featuring 佐藤潤一&小田桐和寛
2/6 神戸カントコトロ 2/26 渋谷ボディ&ソウル

アメリカでも高い評価を受けながらCOVID-19のために帰国中のRINAを中心に気鋭の3人が集結、透明感があるのに分厚い暖かいサウンドが持ち味のピアノトリオ。渋谷ボディ&ソウルと神戸カントコトロ、初めてのハコでどんなサウンドを聴かせるのか楽しみだ。

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藤倉 大 [Book] 初の自伝『どうしてこうなっちゃったか』1/26発売
[配信] 1/28-2/28 新国立劇場オペラ公演『アルマゲドンの夢』無料映像配信

イギリスを拠点に世界で活躍する現代音楽作曲家 藤倉大が初の自伝を出版。また、H. G.ウェルズのSF短編が原作となる藤倉作曲のオペラ『アルマゲドンの夢』を「新国デジタル劇場」より2/28まで無料配信する。

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Local(国内)News

2/8-10 望月慎一郎、沢田穣治、福盛進也〜Three Visions of a Secret
2/4 柳原由佳、甲斐正樹、福盛進也〜Flowing sounds note

望月慎一郎、福盛進也がミロスラフ・ヴィトウスとともに録音した『Trio 2019』の発売の記念も兼ね、沢田穣治が参加したトリオで京都、神戸、大阪でのツアーを行う。福盛は同時期に、柳原由佳、甲斐正樹とのトリオ「Flowing sounds note」の公演を神戸で行う。いずれも東京での公演を期待したい。

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Local(国内)News

[TV] 1/29 世界ふしぎ発見〜ニューヨーク・ブロードウェイ
ヒロ・イイダ(エレクトロニック・ミュージック・デザイナー)

ブロードウェイ・ミュージカルを中心に世界で活躍するエレクトロニック・ミュージック・デザイナーのヒロ・イイダ。ブロードウェイの現場やヒロのスタジオを訪れて、ヒロの仕事とブロードウェイ規模のエンタテイメントがどういう仕組みで行われているかを紹介する。

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Local(国内)News

1/26-30 沢田穣治 復帰後 東京ライヴ『Contra Banda』
『Quiet Answer Trio』『Nowhere Chamber Ensemble』『u・ku・lu』

ショーロ・クラブでの活動や作曲家、プロデューサーとして活躍し、自己のレーベルUnknown Silenceからも精力的なリリースを続けてきた沢田穣治は2021年半ばに悪性リンパ腫が見つかり闘病療養を続けてきたが、今回、復帰後の初めての上京ライヴを行う。

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