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Jazz and Far Beyond

喜多直毅

Local(国内)News

7/13 (土) 「FUJIN / RAIJIN」リリース記念LIVE「Island」
sara(.es) &神田綾子 +喜多直毅 @大阪Gallery Nomart

”Utsunomia MIX”シリーズ第5弾sara.es(piano)と神田綾子(voice)のアルバム「FUJIN/RAIJIN(風神/雷神)」リリース記念LIVEにヴァイオリニスト喜多直毅が参加。

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Concerts/Live ShowsReviewsNo. 302

#1260 喜多直毅クァルテット『難民』~沈黙と咆哮の音楽ドラマ~

ふだん押さえつけているエモーションが、際から際まで刺激される。曲が進むにつれて床へ落とされるスコア同様、様々な澱(おり)が剥がれおち、気がつけば鎧なき寄る辺なさ。容赦ないひりつき具合が、現実を串刺しにする。

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My Pick 2022このパフォーマンス2022(国内編)No. 297

#02 Beyond ~越境のコンサート・シリーズ Vol.1
Cinema~シネマの情景~

“クラブ” 仕様のクアトロに越境のミュージシャンと越境のオーディエンスを集めた企画は狙い通りの成果を挙げたようだ。

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Live Evil 稲岡邦弥No. 296

Live Evil #46 越境のコンサート・シリーズ Beyond Vol.1 「Cinema シネマの情景」

ジャンルを横断して活躍するミュージシャンを集め「映画」という枷をはめて演奏させる興味ある企画イベント。

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Local(国内)News

11.14/12.01/12.12 越境のコンサート・シリーズ Beyond
渋谷クラブ・クアトロ 3 DAYs

越境のコンサート・シリーズ Beyond様々なボーダーを越えて、世界を巡る音楽の旅(サウンド・トリップ)。

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Concerts/Live ShowsNo. 294

#1233 喜多直毅クァルテット+ジャン・サスポータス+ベネディクト・ビリエ『舞曲』

表現者が表現手段を超えるーあらゆる”Beyond”の境地を体現していた。

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Concerts/Live ShowsNo. 290

#1218 喜多直毅クァルテット/狼の夜~沈黙の咆哮の音楽ドラマ

こぼれでる多様な音の変遷に動揺しつつ、次第に音の遠近が攪拌されてくる。それらの音がスコアへと収斂されていくさまが幻視され、逆方向のベクトルに絡めとられてゆくのだ。磁場としてのコンポジション。制御不能なものが還りゆく場所。その見果てぬうねり。

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Concerts/Live ShowsNo. 287

#1196 「喜多直毅クァルテット/沈黙と咆哮の音楽ドラマ」

各々の実験的な経験値は、遠くから忍び寄るメロディにそこはかとなく宿る。「聴かせる」のではなく「聞こえてくる」のだ。

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Concerts/Live ShowsNo. 276

#1161 喜多直毅クァルテット/池袋ネガフィルム

音楽はしばしば特定の記憶を結びついて懐かしさを増すが、生きえなかった過去を想像力し喚起することによってもまた、今を揺さぶり未来を幻視する力をもつ。

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このパフォーマンス2020No. 273

#01 喜多直毅クァルテット『異土』

深層から絞り出されるメロディの儚(はかな)さはリアリティへの絶望を映す鏡だ。なぜ沈黙や郷愁の残滓に心震えるのか。それを意識して改めて気づく薄ら寒い現況がある。

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このパフォーマンス2020No. 273

#12 SAVE THE CLASSICS FOR THE NEW ERA Vol. 1, 2, 3

ピアニストの林正樹は公園通りクラシックスの存続を願い、オンライン・イベントを3回に亘って主催した。コロナ禍で海外ミュージシャンのとの交流がリアルでは難しくなっている昨今ゆえ、出演者は日本在住ミュージシャンがほとんど。プログラムからもわかるようにローカルシーンの豊かさと日常の大切さを改めて気づかせてくれた。

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Concerts/Live ShowsNo. 269

#1140 喜多直毅クァルテット~沈黙と咆哮の音楽ドラマ

肯定の音楽、そこへ至るまでの危機感 (クライシス=境界)の数々が回想され、収斂されてゆく整合性。喜多クァルテットのステージは毎回、まさにドラマである。

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Monthly EditorialEinen Moment bitte! 横井一江No. 268

#20 不確実性の中で
〜”SAVE THE CLASSICS FOR THE NEW ERA”を見ながら

公園通りクラシックスのような小規模なヴェニューが実は音楽活動の現場では重要な役割を果たしてきていることは中々認識されていない。しかし、ライヴ・ミュージシャンにとっては演奏する場があってこその音楽なのである。この状況下、苦境に立たされているところも少なくないと思う。事情が許すのなら、出来るだけライヴに足を運ぶということ、それはヴェニューにとってもミュージシャンにとっても助けになるということだけは確かである。

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Local(国内)News

[配信] 7/26 公園通りクラシックス
SAVE THE CLASSICS FOR THE NEW ERA vol.1

渋谷のジャズクラブ「公園通りクラシックス」を支援する配信イベントが、ピアニスト・作編曲家の林正樹の提唱で、10組のアーティストの賛同して開催される。

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Concerts/Live ShowsNo. 263

#1122 喜多直毅クァルテット2日連続公演第2日

この4人でなければ成立しない物語世界だ。表現とは代替の効かぬものなのだ、という峻厳だが疎かにされがちな事実—それが刃のように突きささってくる。

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このディスク2019(国内編)No. 261

#01 『喜多直毅&黒田京子/残された空』

表現の可能性に果敢に挑みつづけながらも、単なるインパクトに終始せず、必ずやその先にある薫り高い音楽性にまで到達する二人の音楽の気概—その実像を堪能できる一枚

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Local(国内)News

12/01〜21 ロジャー・ターナー来日

即興音楽を中心に幅広い活動を続けているイギリスのドラマー/パーカッショニスト、ロジャー・ターナーが再び来日。12月1日から21日にかけて国内をツアー、各地で大友良英、佐藤允彦などを始めとするベテランから若手まで幅広い面々と共演する予定。

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Local(国内)News

10/5~10/18 ハインツ・ガイザー・アンサンブル5 ジャパンツアー2019

スイス人パーカッショニスト/作曲家ハインツ・ガイザーが再び来日。今回はアンサンブル5を率いて10月5日から18日にかけてツアーを行う。10月6日と8日は加藤崇之、10月11日は類家心平、 10月18日は喜多直毅がゲスト参加。アンサンブル5は『The Collective Mind Vol.1 & Vol.2』を今年英国Leo Recordsからリリース、高評価を得ている。

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Concerts/Live ShowsNo. 257

#1093 喜多直毅クァルテット『青春の立像』—沈黙と咆哮の音楽ドラマ—

多層をなす奇抜な構造に度肝を抜かれると同時に、流れ落ちるピュアなパッションに心洗われる—こうした相克的体験はそのまま生の矛盾そのものだ。

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CD/DVD DisksNo. 256

#1624 『喜多直毅+西嶋徹 / L’Esprit de l’Enka』

激して震える声、耐えしのんで絞り出す声、むせび泣き、嗚咽、絶望の吐露、裏返しの喜悦。ベタとも思える歌謡と民謡の通俗的音世界が、カバーを超えてこのようにまで昇華され、一周して再び情念の世界に戻ってきている。とても面白いことではないか。

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Local(国内)News

7/15〜27 ドイツの鬼才サックス奏者、フローリアン・ヴァルターの3回目の日本ツアーが決定!
7/15〜27 Florian Walter Japan Tour 2019

フローリアン・ヴァルターの、3回目となる今回のツアーは、国境・ジャンル・スタイルを超えた音楽の交感と即興演奏の進化形を体験できる絶好の機会

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Concerts/Live ShowsNo. 252

#1069 3/3 喜多直毅クァルテット二日連続公演『詩篇』ー沈黙と咆哮の音楽ドラマー』

宗教的な特性と安易に結びつけるべきではないが、その厳しさや直線的で刃のような立ち昇り、切り返しの激しさに、仏教的なループの緩やかさはない。

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このパフォーマンス2018(国内編)No. 249

#01 喜多直毅クァルテット二日間連続公演『文豪』—沈黙と咆哮の音楽ドラマ—第二日

国内屈指といえる4人のアーティストのもつ高度かつ個性的な技倆(ぎりょう)が見事に開花。

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Concerts/Live ShowsNo. 248

#1045『Off/String(喜多直毅/セバスチャン・グラムス/ハラルド・キミッヒ)+黒田京子/久田舜一郎/松本泰子』 『Off/String (Naoki Kita/Sebastian Gramss/Harald Kimmig) featuring Kyoko Kuroda/Shunichiro Hisada/Taiko Matsumoto』

自然発生的ながら、張り詰めたテンションはいかなる時も健在。自らを知り抜いていることが他者への自然な配慮となって現れる。/Their interplay is spontaneous, but never loose intensity of tension at any time. The fact that they thoroughly know their own music is emerged as tolerance to others.

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Concerts/Live ShowsNo. 247

#1037『喜多直毅クァルテット二日間連続公演『文豪』—沈黙と咆哮の音楽ドラマ—第二日』
『 Naoki Kita Quartette two days consecutive concert “Literary Legend” –The Music of Silence and Roaring—Second day』

清濁併せ呑む風格、血の通った威厳。昨今失われた、或いは生き様の根源に関わりながらも捉えられないものだからこそ追わずにはおれない。音によって畳みかけられた60分の余韻には、若干痛みも伴う。痕跡を超えた、音楽の爪痕である。

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Local(国内)News

11/04~11/14 セバスチャン・グラムス+ハラルド・キミッグ+喜多直毅
OFF/STRING ツアー

世界各国で活躍中のベース奏者セバスチャン・グラムス、その抜群の身体性を活かしたヴァイオリン演奏のハラルド・キミッグがドイツから来日し、ヴァイオリンの喜多直毅とともに、OFF/STRINGツアーが実施される。

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Local(国内)News

10/13〜11/03 ロジャー・ターナー来日

イギリスのドラマー・パーカッショニスト、ロジャー・ターナーが今年も来日。10月13日から11月3日にかけて国内をツアー。各地で高橋悠治、佐藤允彦、坂田明、近藤等則、齋藤徹、巻上公一、大友良英、今井和雄などと共演する予定。

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Concerts/Live ShowsNo. 245

#1023 喜多直毅クァルテット 二日間連続公演『厳父』-沈黙と咆哮の音楽ドラマ-第一日/ Naoki Kita Quartette/two days consecutive concerts: Strict Father— A Music Drama of Silence and Roaring-1st day

境界音楽の騎手として、このクァルテットはどこまで疾走し続けるのだろうか。今後も目が離せない/As cutting-edge of transborder music, just how far will this quartette keep ranging? We cannot take our eyes off them.

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Concerts/Live ShowsNo. 240

#1004 『喜多直毅クアルテット:呪詛〜沈黙と咆哮の音楽ドラマ/Naoki Kita Quartette: Curse—A Music Drama of Silence and Roaring』

うたかたの酔い、澄みゆく空気の推移から氷塊のクラッシュまで、組んず解れつ切り替わるシーンの連結。個々の演奏家のエッジィな部分が共振しては勃興する音の気配、香気。彼らの音楽は全員の総和でなく相乗で成り立っている。/From the intoxication of effervescent bubbles, the quiet shift of crisp air, to the crash of a heavy block of ice, we experience the dramatic interconnection of changing scenes locked in a fierce and powerful struggle. Each musician’s edgy parts resonate and rise to power, hinting at the signs and fragrances within the sound. Their music is a synergy, rather than the simple sum total of all members.

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このパフォーマンス2017(国内編)No. 237

#02 喜多直毅クアルテット『Winter in a Vision 2』リリース記念コンサート

圧倒的な演奏力と物語構成力で、期待を裏切らない進化をみせるクアルテット。無音の部分にこそひた寄せる鬼気がある。人間の業や人生の割り切れなさが照射され、鮮烈なイメージ喚起力とともに変転していく。

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Local(国内)News

10/07~10/31 ロジャー・ターナー来日

イギリスのドラマー・パーカッショニスト、ロジャー・ターナーが10月にかけて再び来日。今回も高橋悠治、佐藤允彦、坂田明、大友良英を始めとするミュージシャンの他、ダンサーの田中泯と各地で共演。

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CD/DVD DisksNo. 232

#1429 『Naoki Kita & Nobumasa Tanaka: Contigo en La Distancia〜遠く離れていても』

土着の音楽の憚らぬ喜怒哀楽と、同時に追求される「表現すること」の究極形—その軌道が高次元で交わるトータル・ミュージックの一つの到達点。刹那の振動をも決して逃さぬレコーディングの技倆はもとより、制作サイドの澄み切った感性も結実している。/ We find the unhindered human emotions of indigenous music and the ultimate form of the necessity “to express” concurrently sought; this work is a height of total music in which these orbits intersect in higher dimension. The recording techniques, which never miss a single nuanced moment, and the perfectly clear sensitivity of the production-side completes the successful fruition of this album.

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Concerts/Live ShowsNo. 232

#965 喜多直毅&田中信正 “Contigo en La Distancia” ニューアルバム完成記念コンサート
Naoki Kita & Nobumasa Tanaka: Celebrating concert of the release “Contigo en La Distancia”

巷の民族音楽ブームを尻目に、エキゾチズムを超えた遥か彼岸から喜多の「これまで」が想起される—-そんな感慨すら滲んだ一夜。独創性の錬磨と熟成、それに勝る衝撃はないことを突きつけた。/ With scarcely a sidelong glance at the ethnic music boom on the street, Kita’s trajectories were recalled as if from a distant shore surpassing exoticism, and in this one evening such deep emotions revealed themselves. Outstanding performance, the fruit of original practice and maturity, was thrust into the heart of an appreciative audience, and the impact could not possibly be bettered.

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Concerts/Live ShowsNo. 231

#960 喜多直毅クアルテット〜”Winter In A Vision 2”リリース記念コンサート』
Naoki Kita Quartette: celebrating concert of the release “Winter In A Vision 2”

高い演奏力を要するスコアがもたらすストイシズム、それに練達し破ることでのみ拓けてくる突き抜けた自由、静謐なパノラマ。脱領域的な音楽だが、ふとした瞬間にふわりと舞うペーソスは、まさに日本人のDNAが呼応せずにはおれない原風景。超現実的でありながら強烈に懐かしい。/ Scores requiring high-level performance resulting in stoicism; only mastery and breaking through them can lead to absolute freedom; and a tranquil panorama. This is extra-territorial music, but the pathos gently fluttering in unexpected moments is certainly an archetypal image that the DNA of the Japanese cannot help but respond to. It may be hyper-realistic, but it is at the same time intensely nostalgic.

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このパフォーマンス2016(国内編)No. 225

このライブ/このコンサート2016(国内アーティスト)#02 喜多直毅クアルテット 無言歌〜沈黙と咆哮の音楽ドラマ〜

積極的にヨーロッパ各地での公演を重ねているだけあり、喜多直毅の演奏には経験値と凄みがある。

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Concerts/Live ShowsNo. 225

#932 喜多直毅クアルテット 無言歌〜沈黙と咆哮の音楽ドラマ〜

自然発生的な音で時空を満たしてゆくというインプロの事例には事欠かない昨今、ミクロレヴェルまで徹底して考察され、弾き尽くされ、かつ一音単位でも濃密に息吹く喜多直毅クアルテットの音楽づくりは、正統派のラディカルとして群を抜く。

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Local(国内)

9/07~10/07 ロジャー・ターナー来日ツアー

1970年代から即興音楽を始めとして、音楽家だけではなく様々な分野のアーティストとの共演も含めた幅広い活動を続けているイギリスのドラマー・パーカッショニスト、ロジャー・ターナーが9月から10月にかけて再び来日。各地でさまざまなミュージシャン、ダンサーと共演。

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CD/DVD DisksNo. 217

#1294 『齋藤徹+かみむら泰一/Choros & Improvisations Live』、『齋藤徹+喜多直毅/Six trios improvisations with Tetsu & Naoki』、『ダンスとであって/矢萩竜太郎10番勝負!』

齋藤徹による春の刺激、3作品

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