JazzTokyo

Jazz and Far Beyond

投稿者: 稲岡邦彌

Concerts/Live ShowsNo. 318

#1329 ~平和を祈って〜Autumn Concert 2024
天満敦子&寺島夕紗子&末松茂敏トリオコンサート

脊椎損傷から再起した天満敦子の<望郷のバラード>と寺島夕紗子の<さとうきび畑>の完唱に胸を熱くした。

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InterviewsNo. 316

#286 Casimir Liberski piano/synthesizer
ツアー直前 カジミール・リベルスキ piano/synthesizer

アートや音楽は抵抗の一種だと僕は信じています。

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥No. 314

#52 「瀬川昌久さん生誕100年記念〜瀬川さんが教えてくれたジャズサウンド」
四谷ジャズ喫茶いーぐる 連続公演 #707

加藤総夫編曲の<Snow Fall>が6/29のコンサートで聴けるかも知れない。

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My Pick 2023このディスク2023(海外編)No. 309

#02 『Peter Brotzmann / Sabu Toyozumi – TRIANGLE, LIVE AT OHM, 1987』
『ペーター・ブロッツマン/ サブ豊住-トライアングル〜ライヴ・アット・オーム』

ブロッツマンの遺作となったリトアニアのインディ NoBusiness Recordsと防府のインディ ChapChap Recordsが手を携えたシリーズ第2期の終盤を飾る1作。

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My Pick 2023このパフォーマンス2023(国内編)My Pick...No. 309

#03 「悠々自適」悠雅彦さん追悼コンサート

それでは、常見登志夫さん撮影の写真で構成されたスライド・ショーで追悼コンサートを振り返っていただこう。

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InterviewsNo. 307

Interview #273 NoBusiness Recordsオーナー/プロデューサー「ダナス・ミカイリオニス」

限られた財源の中で、私たちは真に心に響くセッションだけにこだわっています。

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From the Editor’s Desk 稲岡邦彌ある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥No. 306

From the Editor’s Desk #15『Remember Saison』

次男の堤清二が流通系、異母弟の義明が鉄道+不動産を分担したが、清二はより旗色を鮮明にするためにセゾン・グループを名乗り事業拡大、セゾン文化圏と言われるまでに成長させたが。

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InterviewsNo. 305

Interview #267 sara (.es)

『Utsunomia MIX』の制作を進める中「これはアートの革命である」と熱いものがこみ上げてきて、今もその火は燃え続けています。

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From the Editor’s Desk 稲岡邦彌No. 304

From the editor’s desk #14 「メディアの行方」稲岡邦彌

いずれにしろ、音楽/オーディオ業界における活字媒体の相次ぐ休刊の要因は、デジタル時代のリスニング環境の大いなる変化ということになるのだろう。

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥No. 304

Hear, there & every where #48 高木里代子『The Piano Story』

『The Piano Story』のタイトルが示す通り、リサイタル仕立ての、過剰な感情移入を避けた等身大の高木里代子を反映したアルバムと聴いた。

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R.I.P. ペーター・ブロッツマンある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥No. 303

#57 ダダイスト ペーター・ブロッツマン by 稲岡邦彌

ブロッツマンも現代美術から音楽へ転進してきた。

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InterviewsNo. 302

#260 ジョン・アバークロンビー Part 3
John Abercrombie Part 3

ジャズにはクラブの雰囲気があっているような気がする。

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InterviewsNo. 301

Interview #259 岡本勝壽(仙台ジャズ物語)

これから先、世界に誇れる日本独自の「ジャズ文化」をどうやって保護・継承するのか、行政をどうやって巻き込むことができるかも課題です。

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特集『ECM: 私の1枚』

稲岡邦彌『Keith Jarrett / Sun Bear Concerts』
『キース・ジャレット/サンベア・コンサート』

マンフレート・アイヒャーとキース・ジャレットというふたりの天才が開発した即興ピアノによる画期的な音楽表現の歴史的精華

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥No. 300

Hear, there and everywhere #41 「ECM days in Japan」
ECM 25th Anniversary Concert Seriesから

1994年にECM創立25周年を記念して3回にわたって開催されたコンサート・シリーズのアーカイヴ。

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From the Editor’s Desk 稲岡邦彌No. 298

From the Editor’s Desk #11 「ケイコ・ジョーンズという生き方」

エルヴィンの死を信じられないけい子さんはエルヴィン亡き後も二人分の食事を作り続けていたという。

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BooksNo. 298

#117 佐藤達哉「ジャズアルバム大全」
Tatsuya Sato「The Complete Concepts of Jazz Albums」

巷に溢れる万人向けのガイドブックには飽きたらない中級以上のリスナー向けか?

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My Pick 2022このディスク2022(海外編)No. 297

#03 『キース・ジャレット/ボルドー・コンサート』
『Keith Jarrett / Bordeaux Concert』」

『ミュンヘン2016』『ブダペスト・コンサート』『ボルドー・コンサート』は3部作と言えるキースのヨーロッパ・ツアーのダイアリーだ。

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My Pick 2022このパフォーマンス2022(国内編)No. 297

#02 Beyond ~越境のコンサート・シリーズ Vol.1
Cinema~シネマの情景~

“クラブ” 仕様のクアトロに越境のミュージシャンと越境のオーディエンスを集めた企画は狙い通りの成果を挙げたようだ。

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My Pick 2022このパフォーマンス2022(海外編)My Pick...No. 297

#02 MMBトリオ:R.モツクーナス,A.ミカルケナス,H.ベレ・トリオ
MMB3:Liudas Mockūnas,Arnas Mikalkėnas & Håkon Berre Trio

MMBトリオは非常にコントロールされたしかし豊穣で見通しの良いサウンドスケープを描き出した。

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From the Editor’s Desk 稲岡邦彌No. 296

From the Editor’s Desk #10「生き残りをかけて〜配信」

コロナ禍の余波が続く以上、有効活用することにより配信というメディアが生き残りの手段のひとつとなり得るのではないかと思われるのだ。

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Live Evil 稲岡邦弥No. 296

Live Evil #46 越境のコンサート・シリーズ Beyond Vol.1 「Cinema シネマの情景」

ジャンルを横断して活躍するミュージシャンを集め「映画」という枷をはめて演奏させる興味ある企画イベント。

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥No. 295

Hear, there & everywhere #39「リューダス・モツクーナスが語る」

日本の即興ジャズは非常にブロッツマン的(注:ペーター・ブロッツマンが演奏した過激で攻撃的なフリージャズのこと)、つまり力強さがあることに気づきました。

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InterviewsNo. 295

Interview #253 レコーディング・プロデューサー「Sun Chung:サン・チョン」

リスナーのソウルとスピリットを感動させる音楽を制作したい。

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Monthly EditorialFrom the Editor’s Desk 稲岡邦彌No. 294

From The Editor’s Desk #9 「ジャズ・ミュージアム・トライアングル」

「日本のへそ」と言われる群馬(伊香保)を先頭に西の横浜と東の盛岡を結ぶトライアングルに世界でも初めてのジャズ・ミュージアムが相次いで開館する、これは日本ジャズ史上最大のエポックメイキングな出来事に違いない。

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InterviewsNo. 293

来日直前緊急インタヴュー #251 ホーコン・ベレ(MMBトリオ・ドラマー)

MMBトリオ:モツクーナス=ミカルケナス=ベレ・トリオとして9/30から10/07まで東京と近郊を巡演。

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From the Editor’s Desk 稲岡邦彌Issue NumberNo. 293

From the Editor’s Desk #8「キース・ジャレット  今」

右手一本でピアノに向かうキースを想像するのはファンにとってとても辛いことだろうが、キースのことだ、何らかの形で音楽界に復帰してくれることを静かに待ちたい。

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥No. 290

Hear, there and everywhere #37「内藤忠行トーク・イベント」

マイルスへやっと絞り出した問いが「あなたにとって創造とは何ですか?」。返ってきた答えは「創造とはエゴだ!」のひと言。

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From the Editor’s Desk 稲岡邦彌No. 289

From the Editor’s Desk #6 ワールド・ジャズ・ミュージアム 21 開設の意義

4月15日、伊香保温泉の近く群馬県吉岡町に開館したワールド・ジャズ・ミュージアム21は、年内の通年テーマとして「よみがえれ”栄光の70年代” ジャズ、ブルース、ソウル&レゲエ 観る(写真展)聴く(ライヴ演奏)」として活動を展開していく予定である。

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ある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥No. 289

ある音楽プロデューサーの軌跡 #56 「追悼 AAP 石塚孝夫さん」

オール・アート・プロモーション代表の石塚孝夫さんの訃報が届いた。享年89。ジャズに捧げた後半生の尽力を心から労いたい。

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InterviewsNo. 289

Interview #245 ヒロ 川島 Hiro Kawashima (tp&vo)

自分のバンドはチェットの音楽を「追求する」というよりむしろ「楽しみながら発見して自分も進化する…」という表現があっているかもしれません。

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InterviewsNo. 289

Interview #244 ローリー・ヴァホーミン

私は彼の遺産を支援することに興味があり、そのために本を書き、ビルの膨大な作品群から直接インスピレーションを受けて新鮮な新しい作品を創作している人たちをネットワークし、支援し続けているのです。

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥No. 288

Hear, there & everywhere #36 ヒロ川島と妖精とチェット・ベイカー

ヒロ川島はイギリスのWIRE誌が報じているように晩年のチェットとの親交が厚かった。時にチェットが憑依しているのではと思わせる瞬間さえあった、と言ったら言い過ぎだろうか。

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GUEST COLUMNNo. 288

特別寄稿「ロフト・ジャズとは何だったのか」エド・ヘイゼル

ジャズの歴史上、最も偉大な創造的開花のひとつが、1970年代のニューヨークで起こった。ミュージシャン自身が運営する数多くの小さなスタジオやロフト・スペースで、主にアヴァンギャルド・ジャズと呼ばれる即興音楽が、ジャズの歴史上でも稀なほどの豊かさと多様性をもって生まれたのだ。

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InterviewsNo. 288

Interview #242 土取利行 多楽器奏者
Toshi Tsuchitori multi-instrumentalist

生きることでも、音楽においてでも、根源とは何かということを常に探し求めることです。探究心がなくなれば全てが停止してしまいます。そのためにはやはり旅が必要になってきます。

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InterviewsNo. 288

Interview #241 ローリー・ヴァホーミン by マーク・マイヤース #5(最終回)

最大の贈り物は、彼の死に立ち会えたこと、そしてそれを若くして見ることができたことです。精神的な面で、私にとってポジティブな経験でした。

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Monthly EditorialFrom the Editor’s Desk 稲岡邦彌No. 287

From the Editor’s Desk #5「パンデミックを生きる」
生き残りを図るミュージシャンたち

2年にわたるパンデミックに苦しむ音楽業界の中、生き残りを図るミュージシャンの中からいくつかの術を追う。

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥No. 287

Hear, there & everywhere #35 「カムカムエブリバディ」表彰式

NHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」の制作陣に対し、日本とニューオリンズ、NYのルイ・アームストロング協会から感謝状が贈られた。

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Hear, there and everywhere 稲岡邦弥No. 287

Hear, there & everywhere #34 ジャズ文楽「涅槃に行った猫」
Jazz-Bunraku : The Cat Who Went to Heaven

芝居のテーマは仏陀の慈悲。原作はアメリカ人だが、慈悲(mercy=マーシー)の心は万国共通、人間固有ものである。

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InterviewsNo. 287

Interview #239 Atzko Kohashi & Tony Overwater
小橋敦子&トニー・オーヴァーウォーター

僕らにとってコルトレーンの音楽、とくにアルバム『クレッセント』は慰めと癒しの効果があったんだ。おそらくこの効果は音楽が持つ人間にとってのいちばん大切な効果だと思う

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ある音楽プロデューサーの軌跡 稲岡邦弥No. 286

ある音楽プロデューサーの軌跡 # 55 「エムトゥーメとバダル・ロイの死」

マイルス・バンドの二人のパーカッショニスト、エムトゥーメとバダル・ロイが相次いで亡くなったが、二人が共演したテイクは4枚のアルバムに収録されている。

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InterviewsNo. 286

Interview #236 Live after Live 小野健彦

左上下肢麻痺のリハビリを兼ねた「ハコ」通いの本誌レポートが2年強で200回を超えた。呑んで、聴いて、交わってさあ、これからもLive after Live。

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