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Jazz and Far Beyond

投稿者: 岡崎凛

InterviewsNo. 310

Interview #279 仲田哲也・奈緒子夫妻に訊く(後半):石井彰氏からのメッセージ+パーキンソン応援ライブ(Vol.7)~’Ten-On’からの発信

大阪市の音楽教室’Ten-On’での「パーキンソン病応援ライブ」には、闘病中だったサックス奏者、赤松二郎氏が参加していた…今回は仲田夫妻インタビュー(後半)の前に、石井彰氏からの応援メッセージを掲載。

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InterviewsNo. 309

Interview #278 仲田哲也・奈緒子夫妻に訊く(前半):〈パーキンソン応援ライブ〉とサックス奏者赤松二郎先生」

大阪音楽大学でクラシック、ジャズ教育に深く携わった赤松二郎氏がTen-On(大阪市旭区)の主催する「パーキンソン応援ライブ」に出演するようになった経緯を、Ten-Onのオーナー、仲田哲也、仲田奈緒子の二人に訊く~(インタビュー前半)

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CD/DVD DisksNo. 307

#2272 『Margaux Oswald and Jesper Zeuthen/Magnetite 』
『マルゴー・オズワルド&イェスパー・ツォイテン/マグネタイト』

原智広、岡崎凛による共同レビューの第3弾は、前回に続いてスイス出身のピアニスト、マルゴー・オズワルドを取り上げる。前回はソロだったが、今回はサックス奏者イェスパー・ツォイテンを迎えたデュオ作品。

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CD/DVD DisksNo. 306

#2264 『Štěpánka Balcarová/Emotions 』
『シュチェパーンカ・バルツァロヴァー / Emotions』

プラハ屈指のビッグバンドの指揮者としても知られるシュチェパーンカ・バルツァロヴァー(tp)の新作。ワンホーン・カルテットの構成で、テーマは心理学者の分類による「人間の8つの感情」。今回も伸びやかなトランペットの音が魅力的だ。

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Concerts/Live ShowsNo. 304

#1267 Bucher-Countryman-Flagio Trio Japan Tour 2023
ブッチャー=カントリーマン=フラギオ・トリオ・ジャパン・ツアー2023

米国ワシントン出身、フィリピン在住のサックス奏者リック・カントリーマンとスイス人ドラマー、クリスティアン・ブッチャーが来日。大阪在住のベーシスト、フラギオとともにトリオで関西ツアーを行った。7月15日、ゲストにジェリー・ゴードン(sax, etc)を迎え、中身の濃い演奏を間近に見た。

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CD/DVD DisksReviewsNo. 303

#2252『Yukari Endo Project / DROP, DROP, SLOW TEARS』
『遠藤ゆかりプロジェクト/DROP, DROP, SLOW TEARS』』

2021年に急逝したヴォーカリスト、遠藤ゆかりへのトリビュート盤。4人の音楽家が故人の思いを継いで創り上げたアルバム(Disc 1)、遠藤ゆかりの未発表音源(Disc 2)を通して、パーソナルな記憶を超え、90年代の音楽文化が現在のジャズへとつながっていく。

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特集『ECM: 私の1枚』

岡崎 凛『Charles Lloyd / Voice in the Night』
『チャールス・ロイド/ヴォイス・イン・ザ・ナイト』

長い月日を経て、やっと真価が分かる作品がある。チャールズ・ロイドの『Voice in the Night』は、彼の新作に刺激されて聴き直した。現在のチャールズ・ロイドの充実ぶりを予見するような〈Dorotea’s Studio〉では、ジョン・アバクロンビーの弾くギターが眩しく美しい。

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Concerts/Live ShowsNo. 300

#1254 藤井郷子 東京トリオ・日本ツアー 2023 大阪公演
Satoko Fujii Tokyo Trio Live at Always Umeda

Satoko Fujii Tokyo Trioは日本ジャズ界で多忙を極める3人によるピアノ・トリオ。その大阪公演で、ピアニスト藤井郷子の充実ぶりをまたも実感する。須川崇志(bass)、竹村一哲(drums)という、個性も実力も傑出した2人との共演は、想像以上のスリルに満ちていた。

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CD/DVD DisksNo. 298

#2231『Margaux Oswald/Dysphotic Zone』
マルゴー・オズワルドのデビュー盤・ピアノソロについて、2つの考察

コペンハーゲン拠点の若手女性ピアニスト、マルゴー・オズワルドがデビュー盤となるソロピアノ作品をリリースした。タイトルの『Dysphotic Zone』とは、深海と呼ばれながら、かろうじて光が届く層・水域を指す。本作が描くものについて、フランス文学・映画に詳しい原智広氏とともに考えてみた。

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Concerts/Live ShowsNo. 298

#1246 Trio SAN〔齊藤易子 (vibraphone) 藤井郷子(piano) 大島祐子 (drums) 〕日本ツアー 2023「神戸公演」

フランス(大島祐子)、ドイツ(齊藤易子)、日本(藤井郷子)と、それぞれ異なる都市に活動拠点を置く女性3人が結成したTrio SANが日本ツアーで神戸を訪れた。2022年6月のトリオ欧州ツアーで、その実力は既に証明済み。さて、神戸では…

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My Pick 2022このパフォーマンス2022(国内編)No. 297

#04 「隠 (onu)~ヴォイスとワンホーンのためのコンポジション」:由中小唄(vo)による曲とプロジェクト ’Onu’: compositions for a project with voices and one horn by Kouta Yunaka (vocalist, poet and composer)』

〈隠(おぬ)〉は鬼の声を聴く神事からインスパイアされ、作られた曲。6人の歌い手が鬱蒼とした森の木々や水滴、またはそこに生きる小動物のように声を発する。サックスも同様である。薄い色を重ねるようなヴォイスとワンホーンが、じっくり描く絵を眺めるような体験があった。

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CD/DVD DisksNo. 296

#2219 『Lukáš Oravec Quartet with Moravian Philharmonic feat. Andy Middleton and Danny Grissett 』
『ルカシュ・オラヴェツ・カルテット with モラヴィア・フィルハーモニック feat. ダニー・グリセット&アンディ・ミドルトン』

スロヴァキアのトランぺッター、ルカシュ・オラヴェツ(Lukáš Oravec)とモラヴィア・フィルハーモニーの共演盤。ダニー・グリセット(p)、アンディ・ミドルトン(ts)参加。中欧のポストバップを継承するオラヴェツの風格あるオリジナル曲を、卓抜なアレンジで、壮麗なストリングスとともに聴くアルバム。

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CD/DVD DisksNo. 295

#2211 『Barre Phillips, György Kurtág jr. / Face à Face』
『バール・フィリップス、ジェルジ・クルターグ・ジュニア /Face à Face(ファス・ア・ファス)』

ベーシスト、バール・フィリップスの新作は、シンセサイザーを駆使するジェルジ・クルターグ・ジュニアとのデュオ・アルバム。溢れるシンセ音の中で、コントラバスの音の輪郭は、いつものようにくっきりと明瞭だ。そして2人は激しさと穏やかさの両極を行き交う。

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R.I.P. ウォルター・ラングNo. 290

Walter Lang 来日トリオ公演(2018年11月)とCD『Pure』(2019年・アトリエ澤野)by 岡崎凛

2018年にウォルター・ラング・トリオ大阪公演に行き、穏やかだが凛としたピアノの音色に触れ、躍動感に満ちたドベースとドラムに出会う。日本と縁の深いウォルター・ラング(p)は、これから何度も来日するだろうと思っていた。アトリエ澤野からのリリースのCD『Pure』が、まさか遺作になってしまうとは…

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CD/DVD DisksNo. 289

#2175 『Tomasz Dąbrowski(トマシュ・ドンブロフスキ)/The Individual Beings』

ポーランド出身のトランぺッター、トマシュ・ドンブロフスキのセプテットによる、トマシュ・スタンコ(tp)へのトリビュート作。うなりをあげる電子音や個性的なツインドラムに、管楽器の美しいハーモニー、荘重な楽曲に満ちるリリシズムがじわじわと心に迫る。

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CD/DVD DisksNo. 286

#2157 『Jazz In Latvia 2021(by Various Artists)』(2CD)
『ジャズ・イン・ラトヴィア 2021』オムニバス盤2枚組

注目のラトヴィア・ミュージシャンの選りすぐり曲を集めた2枚組。リューダス・モツクーナス、アルヴィーダス・カズラウスカスの渋いサックスデュオも、ジャズ最先端を目指す若手も、大御所ライモンズ・パウルスの若き日の演奏も、みんなアツい。

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CD/DVD DisksNo. 283

#2137 『Ayumi Tanaka Trio/ Subaqueous Silence』
『田中鮎美トリオ/ スベイクエアス・サイレンス―水響く―』

「音楽を突き詰めれば突き詰めるほど、静寂の持つ力の凄さに圧倒されるようになりました」ピアニスト、田中鮎美は語る。そして彼女のトリオは、選び抜かれた最小限の音で、リスナーを焦らし、集中させ、魅了していく。

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CD/DVD DisksNo. 278

#2089 『Srdjan Ivanovic Blazin’ Quartet / Sleeping Beauty』
『スルジャン・イヴァノヴィチ・ブレイジン・カルテット / スリーピング・ビューティー』

このアルバムは、穏やかさと静けさを湛えている。森の木々の間へと広がるような、伸びやかなトランペットとギターの音に幾度となく出会う。過去の何気ない日常を思い起こすような、親しみやすさに満ちている。

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CD/DVD DisksNo. 277

#2081 『Raimonds Pauls Trio/The Lost Latvian Radio Studio Sessions 1965 / 1966 』
『ライモンズ・パウルス・トリオ /ロスト・ラトヴィア・ラジオ・スタジオ・セッションズ 1965/1966』

〈百万本のバラ〉の作曲者としても知られるラトヴィアのピアニスト、ライモンズ・パウルス率いるトリオと、「ロシアのコルトレーン」と称されるアレクサンデル・ピシュチコフをゲストに迎えたカルテットの秘蔵音源を、ラトヴィアのレーベルからリリース

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CD/DVD DisksNo. 275

#2064 『Manfred Krug, Uschi Bruning, Klaus Lenz Band – 1971 Live im Deutschen Hygiene-Museum Dresden (2CD)』国内盤:BSMF-7627 『マンフレート・クルーク、ウッシー・ブリューニング、クラウス・レンツ・バンド / 1971 ライブ・イン・ドイツ・ハイジーン・ミュージアム・ドレスデン (2CD)』

1970年ごろの東ドイツに、どれほど米国のジャズ、ロック、ソウルが浸透していたかを伝えるライブ盤2枚組である。

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