From the Editor’s Desk #24 『洋画3本立て』
音楽ヒーローのドラマ化は役者の存在感がモデルに遠く及ばないのが残念だが...。
続きを読むJazz and Far Beyond
音楽ヒーローのドラマ化は役者の存在感がモデルに遠く及ばないのが残念だが...。
続きを読むシュテファン・コイネが長年に亘って培ってきたサックス表現、その即興演奏は、もっと評価されて然るべきだろう。
続きを読む旧友Chris Cheek(クリス・チーク)の新譜が出て急に彼と話したくなった。ポール・モチアンに見い出されて世界に羽ばたいた彼だが、ボストン時代ではしょっちゅう一緒に演奏した仲間だった。彼をフィーチャーした曲を書いたほど好きな彼の演奏を解説。
続きを読むジャズ・ヴァイオリンのマエストロ、ステファン・グラッペリが愛した花柄プリントシャツについて。
続きを読む巡る季節を進むLAL。連載通算500本を射程に収めつつ我が身に起きた骨折入院を経て未だ松葉杖生活の中、今月号では手術前の如月上旬から弥生初旬に巡った充実の現場6本をご紹介。
続きを読む神蔵さんとのデュオは、自分にとって新しい実験ができる場所でもあった。
続きを読む文字は音符であり、その連なりは単語と文章、つまり旋律になる。文章は組み立てられて段落となる。段落ごとに排列されて、楽章ができる。そして一つのテクスト、曲が完成する。
続きを読むあの美しくも優雅で、凛として気風の良い歌い手はもういない。貴女の優しさ、愛らしさなど、忘れられません。
続きを読む式子内親王は斎院として神と感応することにより美しい和歌を次次と紡ぎ出し、キース・ジャレットは即興演奏によりミューズの神々を降臨させ心奥に響く音を奏でる。
続きを読むここに紹介する二人にはもう多言を要しない。が、まだこんな素晴しい演奏が陽の目を見ていなかったことに驚く。
続きを読むその世界観や音楽的なエモーションは一幅の絵巻のごとく連続かつ一貫していて途切れることがない。
続きを読む異色の音楽集団アンサンブル・シッポリィが4年ぶりの第3作となるアルバムを出した。このグループのテーマが「息のかさなり」であることは変わらないが、サウンドとしてのあらわれはずいぶん変わってきている。
続きを読む今回、その場をキーファー作品が占め、その存在が語りかけてくることに存在で返すと、田中泯はパフォーマンスの後に語っていた。
続きを読むこんなピアニストがいたという発見と、その哀惜の念をこんなかたちで映像表現できるという驚嘆に心を持っていかれた。
続きを読む台湾の謝明諺が「大」が付くヴェテラン安田芙充央と初共演。注目度が高かったようで、会場には台湾から日帰りで観に来た猛者もいた。
続きを読むですから、「守・破・離」という能のパラダイムにある、響き、静寂のありよう、を丹念に集めて作り上げています。
続きを読む守屋オケ7作目のテーマは<Tribute>。莫大な制作費用は自分で責任を持ち自主レーベルでリリースする。
続きを読むこのアルバムにある全ての曲は、どれもガーシュインの<I Loves You, Porgy>に通じています。
続きを読む川島誠はソロ演奏を指向する。それは、かれの表現が自身の内奥の声を出すことにほかならないからだ。
続きを読む昨年『Mirror of the Mind』をリリースした長野県安曇野市のベーシスト中島仁が、望月慎一郎(piano)と勘座光(drums)とトリオで、名古屋、京都、神戸を訪れる。
続きを読む現在進行形のジャズの中でヴォーカルを革新的に開拓してきたグレッチェン・パーラト。ハービー・ハンコック・バンドのメンバーとしても来日しているアフリカ・ベナン出身のギタリスト、リオネル・ルエケの珠玉のデュオ来日公演がついに実現する。
続きを読む菊地雅章10周期にちなんだメモリアル・コンサート
続きを読むニューヨークを拠点に活動する作曲家、ヴォーカリスト、三味線奏者の エミ・マカベ(眞壁えみ)の第2作。
続きを読む世界で活躍してきたトランペット奏者エリック・ミヤシロのプロデュースで、レジェンド・トランペット奏者4人が集う新ユニット「4TRP. Legends」を結成。2025年5月に最初の来日公演を行う。
続きを読むロル・コックスヒルとヴェリアン・ウェストンのソロ&デュオ 1979年の秘録がカセットで。
続きを読む『謝明諺 山崎比呂志 大友良英 須川崇志/Punctum Visus -視角-』アルバム・リリースと先行ツアー
続きを読む柳原由佳がフランス・シャモニーにあるアルプスの山々に抱かれたスタジオで録音、ヨーロッパでの旅路や雄大な情景を織り込んだ全編フリー演奏となるソロピアノアルバムをリリースし、リリース記念ソロピアノライヴを行う。
続きを読むリトアニアNoBusiness「ChapChapシリーズ」第22作、第23作。
続きを読むキース・ジャレットが5月8日に80歳を迎えたことを記念して、2016年のヨーロッパ5都市ピアノソロツアーから7月9日ウィーン楽友協会・黄金の間での録音が5月30日にリリースされる。先行トラック<Part V>を公開中。
続きを読む実験音楽、オーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するプラットフォームとして活動中のMODE、2025年第2弾プログラムを発表。
続きを読むレマンチク/ゴリツキー/サルネツキ·トリオが5月中旬に来日。以下の日程でコンサート・ツアーを開催する。
続きを読む『源氏物語』第九帖「葵」の世界を通して、平安時代も今も変わらぬ人間の情念の世界を箏と朗読で描く。
続きを読む今年に入ってから大友良英のアルバムが次々とリリースされている。4月には昨年末の新宿ピットイン年末ライヴ「Old and New Dreams」 4 days 8公演のうち2公演もCD化された。
続きを読む言われてみれば当たり前に「いい演奏をいい音で」捉えられているのです。
続きを読む及川サウンド !! 、これからの音楽界こそど真ん中に置くべき音質です・音楽ファンには身体の真ん中に染み込ませていただきたい。
続きを読む一発勝負のステレオ同時録音の凄技と気迫を目の前で見た。もう神業と言うしかない。
続きを読む僕のBassの師匠である井野信義さんの参加作品として聴いたアルバムの殆どが、及川さんの録音でした。
続きを読む独自のマイキング手法を惜しみなく披露、その自由で独自なアプローチに驚いた。
続きを読む自然で温かみのある録音は、まさに先生のお人柄そのものだと感じた。
続きを読む後ろから届くオーケストラの音の粒立ち、クリアーな各楽器の響き、かつて聴いたことのない素晴らしい音、天にも昇る心地良さ!
続きを読む音の捉え方とその人柄で誰からも愛された及川さんのようなエンジニアを目指し、貴方が私の良いところだとおっしゃっていた、好奇心と探究心、馬力のある精神力を絶やさず歩んでいきます。天国で私達の活躍を暖かく見守ってください。
続きを読む及川さんは空港からリハーサル場所であるペデルセンさんの自宅へ直行し私たちと合流。及川さんが作り出してくれる良い雰囲気がきっかけで、スタジオでの録音もスムーズに進みました。録音だけではなく、ミュージシャンの気持ちにスーっと入って来てくださる実に温かい方でした。
続きを読む大阪万博で武満徹プロデュースの鉄鋼館の音響演出に及川さんが関われていたことを知りすごく嬉しい想いになりました。録音された素晴らしい音源に感謝するとともに、沢田のアルバムにも愛ある評論をいただいて感謝しています。
続きを読むとても嬉しかったのは、「Jazz Tokyo」に自分のアルバムレビューが掲載されると「及川公生の聴きどころチェック」が同時に掲載されることだった。そこから気付かされたことも多く心より感謝している。
続きを読む楽屋はとても和やかで、みんなが笑顔だった。気難しいと勝手に思い込んでいた、初対面の菊地もとても優しかった。
続きを読む5月9日にBlue Noteからデビュー・アルバムがリリースされる若手トランペッター、Brandon Woody(ブランドン・ウディ)の音楽はかなり新鮮だ。ピアノがしっかりとバンドのサウンドを支える中全員が倍のテンポで即興する、そのエキサイティングなサウンドの解説を試みた。
続きを読む及川さんとはチャレンジングな仕事の場をいくつも共有してきたが、いずれも何とかこなすことができた。
続きを読む巡る季節を進むLAL。連載通算500本を射程に収めつつ3月初旬に我が身に起きた転倒・骨折・手術入院による苦渋の初休稿から1か月、まだ現場行脚は叶わぬ中、今月号では事故前の睦月中旬から下旬に巡った充実の現場7本をご紹介。
続きを読むミュンヘンに住むギタリストのカーレ・ラールとのデュオで世界を走り回った1992年のツアー
続きを読むバリー・ハリス・チルドレン三原彩子の女性バッパーらしい、強靭にしてしなやかなプレイ。
続きを読むこの唯一無二の演奏は中牟礼が90歳、渋谷が83歳の時だというから正に至宝同士による希有のパフォーマンス。
続きを読むマッズ・トーリングは、ヴァイオリンにジャズの魂を吹き込む稀有な存在だ。本作『マスター・オブ・ジャズ・ヴァイオリン』は、彼のルーツと敬意を映し出すトリビュート・アルバムである。
続きを読むルォー・ユー・チェン(陳若玗)のピアノトリオがベートーヴェン、チャイコフスキー、プロコフィエフなどのクラシック作品に取り組んだ。それは独自色の高いものであり、シューベルトとモーツァルトに焦点を当てた前作からさらに成熟度を増したようだ。
続きを読む破壊の果てに残された人間の尊厳と儚さを浮き彫りにする一枚である。
続きを読む関西拠点のピアニスト、関谷友加里のセカンド作。優雅なメロディーのすぐそばに、フリージャズや即興音楽への入り口があり、するりと異世界へ抜けていく。
続きを読むポーランドの現代ジャズを紹介するイベント、ライヴ、トークショー、DJの3部構成。
続きを読む元「オルケスタ・デ・ラ・ルス」の創立メンバーを核にした、少し懐かしさのある強力なサルサ・バンド『オルケスタ・デラックス』がデビューした。「デラックス」というだけあり、楽しさもメンバーも超豪華だ。
続きを読むアートのパワーは人々のパワーに通じている。
続きを読む初めて生演奏による今回のケルン・コンサートを観賞した感想の総括としてはやはり生演奏は素直にいいものだ。
続きを読む多彩な経歴の演奏者とNYでのマスタリングが音楽と音に品格をもたらせている
続きを読むアキオ・ジェイムスはパワフルなドラミングをみせる一方で、つねに新たな方法論を模索する独自性をもつ。ひとつの場所に安住しない音楽家である。
続きを読むECMからスカンジナヴィアン・ユニット「Arcanum」がデビュー・アルバムをリリース。
続きを読むチャレンジング精神全開のジョー・ロヴァーノの新作とアルヴォ・ペルト90歳を祝す2枚組限定LP。
続きを読むショパン国際ピアノコンクールのセミファイナリストで、ジャンルを越え世界で活躍するピアニスト角野隼斗と、23歳で京都大学 数理解析研究所 助教になった数学者の山下真由子。東京大学工学部の同級生2人が音楽と数学への想いを語る。
続きを読む