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Jazz and Far Beyond

ECM

My Pick 2021このパフォーマンス2021(海外編)No. 285

#03. Shai Maestro Quartet at Nancy Jazz Pulsations
シャイ・マエストロ・カルテット at ナンシー・ジャズ・パルサシオン

シャイ・マエストロが2021年1月にリリースしたECM2作目『Human』のカルテットのライヴ。レギュラートリオに同世代のアメリカ人トランぺッター、フィリップ・ディザックが加わり美しく、ときにダイナミックな演奏を展開する。

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Local(国内)News

11/25-27 福盛進也 presents 「nagalu Festival 2021」
佐藤浩一、林正樹、Remboato、Another Story

福盛進也が2020年に設立したレーベル“nagalu”がコットンクラブでミニフェスティヴァルを開催。“淀みなく流れる水の如く、消えゆく音を景色に変え、懐かしい風景がまるで新しく出逢ったものと思えるような音楽“という「流水不腐」をコンセプトに福盛がプロデュースした4グループが集結する3日間。

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CD/DVD DisksNo. 283

#2137 『Ayumi Tanaka Trio/ Subaqueous Silence』
『田中鮎美トリオ/ スベイクエアス・サイレンス―水響く―』

「音楽を突き詰めれば突き詰めるほど、静寂の持つ力の凄さに圧倒されるようになりました」ピアニスト、田中鮎美は語る。そして彼女のトリオは、選び抜かれた最小限の音で、リスナーを焦らし、集中させ、魅了していく。

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CD/DVD DisksNo. 283

#2136 『田中鮎美/スベイクエアス・サイレンス −水響く−』
『Ayumi Tanaka Trio / Subaqueous Silence』

オスロを拠点に活躍するピアニスト田中鮎美がECM初リーダーアルバムをリリース。三者の音色と響きが美しく、深い沈黙の中から自然が持つ揺らぎやランダムさを伴って音が並んで優しく届く。その瞬間、瞬間に美を見ることができる。

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international(海外)News

10/29 田中鮎美 ECM初リーダーアルバム『スベイクエアス・サイレンス −水響く−』リリース
『Ayumi Tanaka Trio / Subaqueous Silence』

ノルウェー・オスロを拠点に活躍するピアニスト田中鮎美のECM初リーダーアルバム。10月1日に先行トラック「夢の跡 Ⅱ」の配信が開始。10月3日に公式PVがアップされた。田中は「Jazz Tokyo」に「オスロに学ぶ」を連載しており、本記事にバックナンバーへのリンクを掲載した。

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CD/DVD DisksNo. 282

#2129 『望月慎一郎/Trio 2019』feat. ミロスラフ・ヴィトウス&福盛進也 
『Shin-ichiro Mochizuki / Trio 2019』feat. Miroslav Vitous & Shinya Fukumori

ピアニスト望月慎一郎が、2019年に来日したチェコのベーシスト ミロスラフ・ヴィトウスを迎え、ミュンヘンから来日していたドラマー福盛進也とともに録音していた音源が、Unknown Silenceレーベルからリリースされた。

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CD/DVD DisksNo. 282

#2125 『Marc Johnson / Overpass』
『マーク・ジョンソン/オーヴァーパス』

マーク・ジョンソンが初ベースソロアルバムをECMからリリース。ビル・エヴァンス・トリオ当時に、毎晩ソロで演奏された<Nardis>、『Bass Desires』の<Samurai Hee-Haw>から再構築された<Samurai Fly>などを収録。イリアーヌ・イリアスを共同プロデューサーにサンパウロで録音された。

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international(海外)News

9/23 ノーマ・ウィンストン 80歳誕生日へお祝いメッセージ
London Jazz News: Birthday Wishes and Greetings for Norma Winstone at 80

ヴォーカルの新たな可能性を切り拓き、ECMを中心に多数の名作を生み出してきたイギリスのヴォーカリスト、ノーマ・ウィンストン。その80歳誕生日に向けて「London Jazz News」では音楽仲間、友人、ファンからのお祝いのメッセージを特集で掲載している。

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Local(国内)News

児玉 桃によるピアノ協奏曲 9/11 大阪 モーツァルト 第23番
9/18 高崎 シューマン 10/4 東京 細川俊夫「月夜の蓮」

パリを拠点に世界で活躍するピアニスト児玉 桃が来日し、3都市でそれぞれ異なるピアノ協奏曲を演奏する。2021年にリリースされた『児玉桃 小澤征爾指揮 水戸室内管弦楽団 – 細川俊夫/モーツァルト』(ECM2624)の収録曲全てが演奏されることになる。

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[FM] 9/12 アルヴォ・ペルトのティンティナブリ様式
Arvo Pärt – Tintinnabuli

エストニアの作曲家アルヴォ・ペルト(1935年〜)が、自ら確立した「ティンティナブリ様式」によりいかに独特の深いハーモニーを創り出すのか、作曲家の西村 朗が解説し作品を紹介する。ECMニューシリーズはアイヒャーがペルトの響きに衝撃を受けて開始された。

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8/27 ライル・メイズ遺作『Lyle Mays / Eberhard』
『ライル・メイズ/エバーハルト』をリリース

ライル・メイズが、自身が多大な影響を受けてきたベーシスト、エバーハルト・ウェーバーに捧げた<エバーハルト>。亡くなる前年2019年にマリンバソロからミニシンフォニーに拡張し、亡くなる直前に最高の音楽仲間たちとともに録音した音源が2021年8月27日にリリースされる。

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R.I.P. チック・コリアNo. 276

「チックにまつわるエトセトラ」 by drummer みどりん (SOIL&”PIMP”SESSIONS)

アブストラクトなメロディーでも、リズムがハッキリある事からその楽しさを拾う事も出来る。例えば初期のバンド、サークルでもどれだけフリーキーな演奏になってもメンバーによるメロディーというオモチャ箱を使った音遊びという感じにも取れると感じる。

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R.I.P. チック・コリアNo. 275

フルートの開拓者 Chick Corea by flutist 片山士駿

いち早くフルートという楽器の可能性を見出し、圧倒的な存在感と説得力を持って自らの音楽へ昇華させたのがチック・コリアだった。フルート奏者以外の立場から、生涯を通じて自らの音楽表現にフルートを多用し、その可能性を広げた唯一のジャズミュージシャンではないか。

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international(海外)News

3/12 『児玉桃 小澤征爾指揮 水戸室内管弦楽団 
細川俊夫:月夜の蓮 、モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番』をリリース

パリを拠点に活躍するピアニスト児玉桃のECM3作目。2006年、小澤征爾指揮でモーツァルト生誕250周年を記念したプログラムのでのライヴレコーディング。モーツァルトの「ピアノ協奏曲第23番」と、そのオマージュである細川俊夫の「月夜の蓮 」日本初演が収録されている。

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international(海外)NewsR.I.P. デヴィッド・ダーリング

1/08 デヴィッド・ダーリング逝く〜ECM、ニューエイジで活躍したチェリスト

ECMを中心にさまざまなアーティストと共演し、多くの録音を残してきたチェリスト、デヴィッド・ダーリングが、2021年1月8日、米コネチカットの自宅で亡くなった。2009年にはグラミー賞最優秀ニューエイジ・アルバムを受賞している。

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このディスク2020(国内編)No. 273

#05 『福盛進也/アナザー・ストーリー 月・花』
『Shinya Fukumori / Another Story – Moon – Flower』

ECMからデビューしミュンヘンを拠点に活躍するドラマー福盛進也が設立した新レーベル「nagalu」の初リリースとなる2枚組アルバム。藤本一馬、林正樹、佐藤浩一をはじめ個性的なアーティストが集結し、新しい物語が動き始めた。

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1/29 『シャイ・マエストロ/ヒューマン』ECM第2作をリリース

イスラエル出身の33歳、現在最も注目されるピアニスト、シャイ・マエストロが2年ぶりECM2作目となるアルバムをリリース。レギュラートリオに同世代のアメリカ人トランぺッター、フィリップ・ディザックが加わり美しく、ときにダイナミックな演奏を展開する。

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[FM]1/15 [TV]12/1 堀米ゆず子&児玉 桃 ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ
12/5-6 東京交響楽団 鈴木雅明 児玉桃 モーツァルト ピアノ協奏曲

エリザベート王妃国際音楽コンクールで優勝した堀米ゆず子と、ECMからアルバムをリリースする児玉桃が、ベートーヴェン生誕250年を記念して2大ヴァイオリンソナタ<春>と<クロイツェル>に挑む。児玉桃が、鈴木雅明指揮の東京交響楽団とともにモーツァルト<ピアノ協奏曲 第21番>を演奏する。

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R.I.P. ヨン・クリステンセンR.I.P. ヤン・エリック・コングスハウクNo. 263

ヨン・クリステンセンとヤン・エリック・コングスハウクの居る場所 by 太田 剣

ヨン・クリステンセンが空の彼方へ旅立った。一つ年上のヤン・エリック・コングスハウクが旅立った 3ヶ月後に、というのはいくら神の思し召しとしてもいささか出来すぎていやしないか?と思う。

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『キース・ジャレット/ミュンヘン』〜2016年のピアノソロライブを11/1リリース

キース・ジャレットの2016年7月16日 ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニーでのソロコンサートのライブ盤がECMから11月1日にリリースされる。キースは、2017年2月15日ニューヨーク・カーネギーホールでのソロコンサートを最後に活動を休止し、療養中となっており、ミュンヘンはその一つ前の公演であり、最近のキースを知る貴重な記録だ。

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9/22-10/14 高崎音楽祭 ラルフ・タウナー、酒井茜&マルタ・アルゲリッチ、サンチャゴ・バスケス&シシド・カフカ

高崎音楽祭のために、ECMを代表するギタリストであり、オレゴンをはじめ今に至るまで活躍を続けるラルフ・タウナ—が18年ぶりに来日し、一夜だけのソロコンサートを行う。この他、酒井茜&マルタ・アルゲリッチ、シシド・カフカ&サンチャゴ・バスケス、渡辺貞夫、山中千尋などのプログラムも楽しみだ。

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Concerts/Live ShowsNo. 257

#1094 栗林すみれ×福盛進也×黒沢綾

ECMからデビューしたミュンヘン在住のドラマー福盛進也の6月〜8月来日での最終公演となった、栗林すみれ、黒沢綾とのライブ。心を動かすパワーを持つ作品の数々と、繊細さから力強さまでシームレスに表現するこのトリオに、今回の福盛の数ある公演の中でも特に独自の発展性と多くのリスナーを惹き付ける可能性を感じた。

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福盛進也 来日公演 8月 全スケジュール

ECMからデビューしたミュンヘン在住のドラマー福盛進也が、2019年6月より長期来日中だが、8月分のスケジュールを整理して掲載させていただく。伊藤ゴロー、佐藤浩一との「land & quiet」、林正樹&福盛デュオ、山下洋輔&福盛デュオ、オレンジペコの藤本一馬、鈴木孝紀、市野元彦とのカルテットなど、まさにお楽しみはこれからだ。そして今後の展開に期待したい。
今回は、山下洋輔、林正樹、佐藤浩一、藤本一馬をはじめ数々のミュージシャンとの共演が興味深いが、ブッキングと日程が精力的過ぎて来日公演の全貌が掴みにくいところはあり、「JAZZ TOKYO」でスケジュールを調べて掲載していたが、8月になったので、加筆整理して再掲出させていただく。

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9/9-10, 22 カミラ・メサ来日 〜ザ・ネクター・オーケストラ/デュオ with シャイ・マエストロ

チリ出身でニューヨークを拠点に世界で活躍するヴォーカリスト&ギタリストのカミラ・メザが来日。ストリングス・カルテットを擁した自身のザ・ネクター・オーケストラで『Amber』を録音。早速、ブルーノート東京で公演が聴ける嬉しい機会だ。そして、くるりがプロデュースする京都音楽博覧会で、カミラ・メザ & シャイ・マエストロのデュオが演奏される。

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